大学時代の知人らと会食をするため、午後から横浜へでかける。 学生時代の昔話を肴に、久し振りに早い時間から一献となった。 横浜在住の知人のアレンジで伊勢佐木町の奥にある、東北料理の店での会食だったのだが、さすがにこの時期にきりたんぽというわけではなく、キンメの煮付けや、平貝の煽り、かつおのたたき長芋あえなどをいただくが、どれもしっかりと美味しい。 横浜は、昔から好きな街のひとつで、学生時代には、なぜか石川町の英会話学校に通った時期もあったし、中華街などにはよく足を運んだ。 週末ニューグランドの旧館に泊まってのんびりしたこともあり、関内や石川町から元町などを散策したものだが、いまはみなとみらい線ができて、大きく人の流れが変わったようだ。 根岸線の海側と伊勢佐木町の商店街のある反対側は、だいぶ景色がちがうけど、商店街はあいかわらず賑やかで、地方都市の中心市街地が直面している空洞化現象は、ここには及んでいないような気がする。