今日で退職する同僚の送別会と新たに部門に配属された人の歓迎会をかねた歓送会に参加。 新たに配属されたUさんは、チャレンジポストという制度により他の部門から配転となった。 この制度は、野球のFAのようなもので、一定期間部門に配属されていた者が、他の部門の募集に応じることができる。 この時、現行所属部門の部門長は、転出を拒否することが出来ない仕組みとなっている。 チャレンジの名の通り、それまでの職歴と異なる新しい分野に挑戦することを推奨するもので、同一の職務部門間の配転には適用されない。 こういう制度は、従業員のスキルアップの上でも、職場での人材登用の活性化にも良い効果があるが、わざわざ人材を未経験の部門に配置し、再び職能教育をするわけだから、一時的に生産性が悪くなるというデメリットもある。 欧米のような個々人の職務と職能が明確に示される雇用習慣では、こういう制度はないのかもしれなから、ある意味終身雇用的習慣のある日本ならではの制度なのかもしれない。