午前中にBフレッツの工事が行われた。 もっとも、現地調査時に既に光回線の引き込みはされていて、分電盤のところにコードが巻き置きされていたので、ONUをつないで、疎通確認するだけで、あっという間に完了。 朝一番で移動させておいたルータを接続すると、問題なくあっさりとネットワークも引越し完了。 今度の住まいも借家なのだけど、築年数が浅いので、いろいろと近代化されている。 分電盤は、電気のブレーカーだけでなく、電話の引き込みも集線されていて、中に端子盤があって、各部屋のモジュラ端子へのパッチが出来るようになっている。 さらには、各部屋の端子盤は、電話、TV、電源に加えてLANも備え付けられているのだけど、分電盤のなかに組みこのL2−SWがあって、ここにCAT5で集線されている。 屋外からの光の引き込みは、電話と同じ管路を使うので、そのまま分電盤に出てくるのだけど、分電盤の中にONUを置くスペースなんて当然あるわけもなく、結局分電盤の近くにONUの設置場所を確保しないとならないし、その場所は洗面所なので、湿気がでる場所だ。 しかも、AC電源のコンセントも盤の中には無い。(ブレーカの端子から取ろうと思えばとれるけど...) というわけで、結局光コードは、分電盤から近くの棚の上に置いたONUまで引き回され、ONUのイーサ側をもういちどCAT5で分電盤にもどして、中のL2−SWに接続する。 これだと、ONUのイーサ側が各部屋の情報コンセントに配信されるだけなので、今度は自室の情報コンセントにルータを接続する。 この状態で、ルータのLAN側をもう一度情報コンセント戻せば、各部屋には有線でLANが配信されるのだけど、そのためにHUBを間に入れる必要があるのと、論理的には問題ないけど、物理的には気持ち悪いので、結局はLAN側は無線LANで配信することにした。 一通り使いそうな場所で速度などを測定したけど、特に問題もないので、こでネットの引越しも完了。 こういう分電盤を用意してくれるなら、せめてACのサービスコンセントや近くに終端機器が適切に設置できるような構造にして欲しいというのは、贅沢な悩みかな...
長男の学校の同窓生らとの集いで、メンバの人の実家であるかんつくり荘という民宿にいく。 山梨の家からは、中央高速の上野原ICから峠を越えて武甲トンネルを抜けると、桧原村にでれるので、一時間半くらいでいける。 夕方前に皆到着したので、歩いてすぐ近くの数馬の湯に行って、まずは一風呂。 週末なので、登山客などでけっこう賑わっている。 泉質は、アルカリ性単純温泉ということで、あまり癖のない(ある意味温泉ぽさに欠ける)お湯だけど、サウナや露天も一応揃っている。 夜は、地元で取れた野菜や虹鱒の塩焼き、お母さんが手打ちした蕎麦などを堪能。 とても、東京都とは思えない山間で、夜が更けるのか早い。
今日の朝刊に無線LANを外部の人に無断で悪意のある行為に利用される事の可能性や、その場合の責任範囲に関する記事が載っていた。 もう、7年くらい前から、この踏み台に関する問題について、いろいろなところで提起していたが、いわゆるデータの盗聴などに対するセキュリティ(自分の通信が盗み見されること)に対する認識にくらべ、その危険性について理解してもらう事が少なかった。 この背景には、ベンダーやSIという無線LANを提供する側(そういうトレンドを報道するメディアも含む)が、自ら解決するのにはいささかハードルの高い事(コストのかかる事)に対して、ビジネスの優先順位をあげて対応していなかった事も大きな要因だろう。 結果として、広く普及した現在は、その危険が及ぼす影響範囲が拡大した事から、この問題への対応を行わないことのビジネスリスクの方が大きくなる可能性が出てきたのだろう。 文明や科学技術の普及は、常に正しく完璧なものが先行するのではなく、ある程度の危険を含みながら、フィードバックされていく事は仕方がないのだろう。 しかし、技術者や科学者はやはり真理の追究と危険に対する警鐘には、ビジネスに左右されずにもっと積極的で良いのではないだろうか、ここ数年に不幸にも発生してしまったセキュリティの事故などは、その発生時点で既知であり、解決策が存在していたものが多いのではないだろうか。
引越しによって、通勤路線が西武池袋線から中央線に変わった。 朝の通勤ラッシュは相当なものだろうと覚悟していたのだが、どうも西武池袋線よりは空いてる感じがする。 特快ではなく快速なので、本数が多いことも空いてる要因かもしれないし、途中の三鷹や吉祥寺などで降りる人も結構いる。 ただ、中央線の場合、人身事故などによる遅延が頻発しているのが難点で、今朝もいきなり車内で乗客同士のトラブルがあって、駅に4分くらい停車して遅延していた。 ドアtoドアの勤務時間は、以前とほとんど変わらないのだけど、新宿駅で山手線に乗り換えるのもそんなに手間じゃないので、気分的には大分楽になった感じだ。
総務省主催のワイヤレスブロードバンド全国セミナ2007に出席し、事例発表とパネルディスカッションに参加する。 午前中は、地方の総合通信局の調査研究会などの報告があり、午後は民間企業やNPOなどの取り組み事例の紹介とパネルディスカッションとなった。 定員を大幅に超える申し込みがあったとのことで、会場は満席で、世間の注目度合いがわかる。 技術的には、Wi−MaxとWi−Fiメッシュなどが中心だけれど、特段目から鱗というようなものではなく、まぁそうだよなという感じ。 それにしても、これらの実証実験の多くは、きちとん論理的につめてあれば、最終的なフィールドでの確認、つまり実証というに過ぎないのだけど、聞いているとやってみたら判った的な話が多いのには、いささか???だ。 今回発表されたWi−Maxは、やはり2km程度で、10Mbps以下というもので、ようやく実態が現れたかなと思う。 これで、無線で光並の速度なんというキャッチな報道をするメディアは、さすがに減るだろう。 メッシュにしても、フルメッシュでどこまでもじゃないことも、ある程度理解されたのかもしれない。(こちらは、あいかわらず、プロパガンダ的だけど..) ワイヤレスシティの計画を発表!!! 調査研究をスタートなんていうのは、いくらでもあるんだけど...実際に事業として持続的に行われているものは、なかなかないので、今後のビジネスモデルに注目したい。
コムスンの介護事業などにおける不正、水増し請求問題が大きな波紋を投げている。 医療保険の水増し請求も、頻繁に発生する問題だ。 介護保険や診療報酬などは、実際の原価をベースにしたものではなく、ある程度の予定原価を元に算定された報酬額から、受益者負担部分を差し引いた額が支払われるのだけれど、これは相応な利益率が認められているので、不正をしなくても十分に収益性が高いはずなのに、水増し請求などの不正が後を絶たない。 外部で決められて、書類を書いて請求するというようなものは、原価低減努力とかによる利益改善のような自己完結型のフローが存在しにくいので、そういう努力による達成感などを知らずに、こういう行為に走るのではないだろうか?
印鑑登録と運転免許の住所変更を行う。 いづれも、時間にしたら15分くらいで、スムーズに進む。 それにしても、僕の場合長いこと、住民票と免許の名前の漢字表記がずっと異なっている。 住民票は、眞野という表記なのだけど、運転免許はなぜか冠がヒではなくて十なのだ。 日常的には真という字を使っているのだけど、運転免許は、"真"でも"眞"でもないのだ。 でっ、配偶者の場合は、なぜか運転免許は、"真"だった。 今回住所の変更に際して、配偶者が書き換えをしにいったら、警察所の担当官が免許の表記も住民票にあわせるよに変えましょうといって、裏書処理をしてくれたそうだけど、僕がいった時の担当官はそんな提案はしてくれなかった。(後で聞いたので、先に聞いてればリクエストしたのにな...) この辺りは、多分に昔の活字の名残の影響なのだろうな。 大学時代に、学内のいろいろな文書は、和文タイプでつくっていて、修正液と紙を巧みにつかって、複数の活字を重ね打ちして、標準にない字をタイプしている後輩がいたことを、思い出してしまった。
昨夜からの雨が昼頃には止んだので、白根にサクランボ狩に出かける。 予約はしてないのて、適当に道路沿いののぼりの出ていた川手農園というところに飛び込みで入って申し込み、料金は、\2,000円/40分/人。 農園の人の案内で、車で2,3分のところにある畑に移動して、いざサクランボの樹のある巨大なハウス(といっても、天井部分だけビニールで側面はネット)に入ると、見事にたわわに実ったサクランボが頭上にびっしり。 ちょうど、入れ違いに一組お客さんが出て来て、なんと我が家の貸切状態。 実を取る時の注意を聞いて、あとはひたすら食べまくり。 高砂という早生品種の樹もあるのだけど、なんといっても佐藤錦が甘くて最高。 サクランボ狩りなんて、どうせ大して食べれないから割高だなどと思っていたのだけど、苺狩のようにミルクをつけるとか、葡萄狩のように皮を剥いたりとかがないので、どんどん食べれてしまう。 それでも、さすがに30分すると、お腹いっぱいという感じで、まぁ果物屋さんで売ってる1パック以上は、十分に山田錦を堪能してしまいました。
サクランボでお腹が一杯になったので、帰りがけに明野に新しくオープンした古民家を使ったカフェ くじらぐもに寄って、一休み。 ここは、長男がお世話になっているSさんの知り合いみたいで、Blogとか見て、ランチに来たいなと思っていたのだけど、とりあえずは、場所の確認もかねてよってみました。 本当に手作り感いっぱいのカフェなんだけど、とても一見では来れないようなところなのと、目の前まで来ても営業中なのかどうかがわからんのが面白い。 店の前庭と窓から見える葡萄畑も、季節ごとにいろいろと楽しめそう、手作りのケーキやパンもおいしそうなので、今度はランチにぜひ。
NICTが中心となって進めているAKARIプロジェクトの新世代ネットワークワークショップに参加する。 これは、いま世間で話題のNGN = Next Generation Network = 次世代ネットワークとは異なり、NGN = New Generation Network = 新世代ネットワークの設計と実現を目指すものだ。 午前中に別な打ち合わせがあった関係から、午後からの参加となったのだが、End to End 原理が本当に必要なのかと言った意見などもあり、今日のインターネットに潜む問題を各分野の人が、認識していることが鮮明となった。 しかし、今日のインターネットの多くの課題や問題は、インターネットそのものの根幹ではなく、この30年間に積み上げられた、諸々な機能やパッチに起因していることが多いように思える。 つまり、インターネットの目指したものを、もう一度再認識し、なぜ崩壊したのか、あるいはなぜ変化しなくてはならなかったのかを分析することも重要かもしれない。 こういう過去に起こった事の分析から体系だった方式やテクニックを導出するという点では、経済学や経営学に多くの有用な事例があるように思えるので、このワークショップにも、そういう社会科学的な分野からの参加もあると良いのではと思った。
社団法人電波産業会の高度無線通信研究委員会に出席する。 会合では、IMT-2000,3GPP,3GPP2,IMT-Advanced、ITU-R WP8Fなどの活動状況に加え、BWA部会としてWi-MAXなどのBWA関連の活動報告があった。 BWA以外の部分は、いわゆる携帯電話の世界で、ITUによる標準化、勧告という歴史のあるプロセスにのっている。 とはいえ、IETFとの連携という事が、活動報告のなかに散見するようになってきたところが、とても興味を引いた。 昨日のAKARIのワークショップでは、次世代ではなく新世代をという発想だったのだけど、こちらのほうはやはり産業界であり、オペレーターが多いので、内容的にはどうしても、次世代という視点になる。 しかし、電波資源については、あきらかに需給バランスも崩れているので、新世代的アーキテクチャへの転換が必要なはずなんだけれど、そういう危機感や機運はまったく感じられない。 V・UHFの再編も、根本的な転換は結局は見られなかったので、あと30年は、なにも変わらないかもしれない。
ドイツで代理店をしてくれていた会社の社長が来日し、久しぶりに再開した。 彼は、長年光ファイバや接続機器などの販売事業を行っていたのだが、二年前に事業を清算して、いまはベンチャ支援を中心に活動しているそうだ。 起業家がある程度の年齢になって、自らの事業を辞めたり、後任に譲って、次は若い世代の起業を助けるという人は結構多い。 自分も起業した頃から今日に至るまで、実に多くの先輩諸兄から支援、指導してもらっている。 いわゆる、エンジェルといわれる人たちだけど、見返りよりは自己のナレッジの再配というところに、喜びを感じている人は、とてもスマートに見える。 たまたま、夜はいま起業を考えている人と会食で、自分の創業時の事を思い出しながら、いろいろと話をさせてもらっていたら、なんだか羨ましく思えてしまった。
夕飯の後、区費の集金のために、ご近所の家を回って帰ってくる途中、家のすぐ近くの水路のところで、ホタルが光っているのを発見。 この辺りには、ホタルがいると村の人から聞いてたけど、夜外を歩くことは少ないので、見たのは初めてだ。
ちいさいけど、今年最初のきゅうりを収穫、今年はネットをはったのだけど、まだネットに絡むほど伸びていないので、これからが楽しみだ。
ブルーベリーと柿を植えてある畑も、一月半くらい草を刈っていないので、気になっていて見に行ったら案の上、すっかり草だらけ。 それでも、ブルーベリーは、収穫できるくらい熟しているのもあって、とりあえず今年初のブルーベリーを一粒つまみ食い。
春先に最初に植えたバジルは、寒さのためにうまく育たなかったのだけど、連休のあとに鉢植えしたバジルはしっかりと元気に伸びたので、今年最初のバジルソースを家内が作る。 また、パケットを焼かなくては....
昼は去年作ったトマトの水煮が残っていたので、アンチョビとポルチーニを入れてトマトベースのパスタソースを作ったのだけど、鉢植えしたオレガノが成長盛んなので、これも初物で細かく刻んで加える。 オレガノは、乾燥もののほうが、香りがいいということなので、こんどはドライを作ってみよう。
多年草のハープ類は、去年は夏過ぎにもらったりしたので、いまひとつ成長を見れなかったのだけど、今年はとにかくよく育っている。 ミントは去年もそうだけど、とにかく凄い生命力で、もっこり山のようになっている。 セイジは、紫の花が沢山咲いて、茎の部分は草というよりは、木という感じだ。 ワイルドベリーも、しっかりとランナーが広がって、実か沢山付いてるので、毎週熟したものから収穫して冷凍しいるけど、この分だとジャムで一瓶くらいは作れそうだ。 その他、ラベンダやローズマリーもしっかりと成長している。
庭のシャラや石榴も開花して、これから百日紅やナナカマドと順に咲いてくるのが楽しみだ。
今年は、我が家の軒下にもツバメが巣作りをして、ちいさな雛が顔を出している。 元気に巣立ってくれるといいなぁ。
東電は、IP電話のフュージョンの事業を楽天に売却するそうだ。 これにより、東電は完全に通信事業から撤退という形になる。 かつて、東電とMS、SBが合弁で立ち上げた、スピードネットには、いろいろと仕事で関係したことがあるので、いささか寂しさを感じる。 当時、インターネット事業をいよいよ立ち上げようという時に、東海村の原発事故などがあり、本業回帰へと舵がきられた記憶がある。 また、関連する事業を切り崩して他社に売却をはじめた結果、あれよあれよと弱体化したのではないだろうか。 いま、屋外で使える4.9GHzの無線局などは、当時のスピードネットが無線に固執したことによる遺産かもしれない。 かつては、横並び意識の強かった電力各社だけど、通信事業に関して、これから各社がどのように舵取りをするのかは見所だろう。 関西電力系のK−OPTは、電力系通信事業者のなかでも、とても地道かつ的を得た展開をしているように思えるので、彼らの動向が今後の電力系通信事業の方向を示すのだろう。 いづれにしても、電柱などのライトオブウェイに対する支配権だけでは、多様化する通信事業で勝ち残れないわけだ。
政府の知的財産戦略本部が公開した「知的財産推進計画2006の見直しに関する意見募集に寄せられた意見」にあるアップルジャパン(株)のパブコメがなりすましではないかと話題になっている。 僕も、電波関係などではパブコメを提出することがあるが、確かに提出にあたり本人確認などの仕組みはとくにない。 ワードやPDFの文書データをメイルで提出すれば良く、ペーパーマテリアルに印鑑というものでもない。 従って、悪意をもった誰かが成りすましで、パブコメを提出することに対して、現状特段の対策はされていない。 パブコメは、これを受けた役所側が、全てに対して精査し、回答案をつくり、審議会などに諮るので、受け取る側も相当な事務処理が必要となる。 かつて、某通信キャリアが新聞でパブコメを提出するように一般に呼びかけたことがあったけど、あの時などは相当な数が出されたはずだ。 当然、記名意見とはいえ、その提出者の認証機能がないので、中にはまったく関係ない事や、誹謗中傷もあるかもしれない。 つまり、雑音が多いわけだ、これが増えてくると受け取る側の処理負担は増加し、この制度自体が崩壊する恐れもある。 だからといって、電子納税のような複雑怪奇な相互認証システムなどを導入されたら、一気に意見提出の手間が増えるのは困りものだ。
総務省が、ネットの混雑緩和、通信制限を容認する方向で、検討をはじめるそうだ。 ヘビーユーザによる帯域消費が深刻な問題となっており、それに対する規制というよな報道だ。 しかし、一部のISPなどでは、最初から月間のダウンロードデータ量を規制していた例もあるし、インターネットに接続する前のイントラ内では、QoSのような処理も採用されている。 今回の話は、エッジのエンドユーザに対する規制というよりは、ISP間のトラフィック規制のような話しではないだろうか。 去年一部で騒がれた、インターネットただ乗り論の延長のような気がする。 You tubeやGyaoをアクセスするユーザが多いと、自社のネットワークの帯域消費が、自社の利益につながらないという事で、一部からただ乗り論的な議論が出たわけだ。 しかし、制限を容認したところで、実際に何をどうするのだろうか? 接続網を提供する会社が、インターネットの向こう側にある特定のサービスに対するアクセス制限をしたら、自ずからの回線価値を下げることにしかならないと思うのだが....
ミートコロッケの偽装事件ニュースが世間を騒がしている。 もう、何年も前から偽装していたというのだから、かなり悪質だ。 それにしても、この前の不二家事件といい、中国製歯磨き粉の有害物質混入といい、食べ物などの安全性は、まったく信用できなくなりつつある。 おそらく、いままでの前例と同様に、来週あたりから新聞各紙には、同様の加工食品の混入などに関する謝罪広告などが、増えるのではないだろうか。 いつも、最初の一件が発覚して事件になった後、しらっーと同業他社が謝罪&回収広告をだしたりするのだ。 もう、こなってくると、自給自足しか信用できないなんて思っても、今度は苗や肥料がまた怪しい... 一方、山梨県内の高速道路SAやみやげ物店などでは、"フルーツ王国からのおくりもの" なんていうキャッチコピーのついた、ブルーベリーやぶどうのドライフルーツか売られているのだけど、これらは生産国は、アメリカやアフリカ、中国などと表記されている。 表記されていれば、許されるのかというと、微妙な気がする。 すくなくとも、生産地などの表記をしているけれど、あきらかに山梨県がフルーツ王国であり、その地名にあやかった商法で、消費者の隙に付込む商スタイルなわけだ。 折角、地産の良いフルーツなども売っているのに、その横にこういうものを陳列してしまうと、結局は消費者の信頼を失うのではないだろうか?
先週の土曜日に草刈をした時に、毛虫でかぶれてしまった。 三年くらい前にも毛虫にやられたんだけど、毛虫の場合直ぐに腫れないで、翌朝くらいに蕁麻疹のようにでてくるので、最初は蕁麻疹なのか虫さされなのかわからなかった。 その時は、あまりにひどかったのと、海外出張にでる直前だったので、皮膚科の医者に観て貰ったら、速攻で毛虫だねと判断された。 今年は、三週間前くらにやはり毛虫に被れて、やっと治ってきたところで、またやられてしまった... というわけで、かゆみどめパッチとかで対処しているのだけど、もう三日経っているのに、いままで何でもなかったところに症状が出てきたりする。 これって、飛び火するのか、それとももともと被れていたところを掻いたりして大きく目立ったのかが判らない。 四日目にしてようやく落ち着いてきたのだけど、また週末は草刈だし....今年は、免疫が出来ないのだろうか..
昨日、今日とつづけて、任意団体、財団法人の年次総会があったため、これらに出席する。 企業に限らず、日本の場合この類の団体の会計年度も4月〜3月のため6月に集中して総会がある。 任意団体や財団法人の会計は、企業のそれと比べるとずいぶんと自由度が高いというか、団体により確度が異なる。 公益法人会計というのはあるのだけど、まぁ企業の減損会計などとは厳しさが違う。 しかも、多くの場合、事務局が専任職でないこともあり、その表記や用語もまちまちだ。 しかし、いわゆる中央官庁関連の外郭団体というのは、天下り規制ア含めて、今後その運営にはかなり厳しい監視の目が向けられるだろう。 実際に会計そのものというよりは、運営そのものの透明さにおいては、一般の企業や民間人には???なところもかなり多いような気もする。 仕事の関係から、いくつかの団体に所属しているし、自分もNPOを運営していたりするけれど、こういう団体の透明さの担保のひとつは、情報発信力をつけて、ひろく説明責任を全うしていくということなのではと思う。
バジルの季節になり、ジュノベーゼが作れるようになったので、バッケットを焼く機会が増える。 ということで、フランスパン粉のリスドオルを注文しておいたのが届いたので、早速バケットを焼いてみる。 粉を捏ねているときから、いつもよりちょっと柔らかい感じがすると思っていたのだけど、発酵、成型しても、その感じが変わらない。 いささか、不安を感じながらも、もしかして中身ふんわりになるかなと期待をして焼いてみた。 いままでやいたバケットに比べると、圧倒的に中がやわらかくて、気泡も大きく不ぞろいで感じがでていて、大満足。 同時にハルユタカ100で、食パンも焼いたのでだけど、こちらもちょっとレシピを変えてみたら、やはり全体的に柔らかめで、仕上がりもふっくら、いままでは、どちらかというとモチっとした感じだったのだけど、ずいぶんとソフトになった。 石窯でパンを焼きはじめてから約一年、ようやくちょっと進歩の兆しが見えたかも。