総務省主催のワイヤレスブロードバンド全国セミナ2007に出席し、事例発表とパネルディスカッションに参加する。 午前中は、地方の総合通信局の調査研究会などの報告があり、午後は民間企業やNPOなどの取り組み事例の紹介とパネルディスカッションとなった。 定員を大幅に超える申し込みがあったとのことで、会場は満席で、世間の注目度合いがわかる。 技術的には、Wi−MaxとWi−Fiメッシュなどが中心だけれど、特段目から鱗というようなものではなく、まぁそうだよなという感じ。 それにしても、これらの実証実験の多くは、きちとん論理的につめてあれば、最終的なフィールドでの確認、つまり実証というに過ぎないのだけど、聞いているとやってみたら判った的な話が多いのには、いささか???だ。 今回発表されたWi−Maxは、やはり2km程度で、10Mbps以下というもので、ようやく実態が現れたかなと思う。 これで、無線で光並の速度なんというキャッチな報道をするメディアは、さすがに減るだろう。 メッシュにしても、フルメッシュでどこまでもじゃないことも、ある程度理解されたのかもしれない。(こちらは、あいかわらず、プロパガンダ的だけど..) ワイヤレスシティの計画を発表!!! 調査研究をスタートなんていうのは、いくらでもあるんだけど...実際に事業として持続的に行われているものは、なかなかないので、今後のビジネスモデルに注目したい。