今年も確定申告の時期が来て、国税庁はe-Taxによる電子申告の利用を控除措置をつけるなどして推奨している。 参加しているMLで知り合いが電子申告の煩雑さを嘆いていたけど、彼は最終的に電子申告が出来ただけ凄い。 僕の場合は、いつも途中でめげて、結局申告書作成のホームページで申告書作成だけをして、郵送送付している。
ネットバンキング、証券取引にしてもクレジットカードにしても、ネット決済がこれまで普及していて、そのセキュリティや個人認証のレベルは、十分に社会的に許容されている。 これに対して、e-Taxでは、PKIから住基カードやらで、ひたすら複雑な仕組みを用意しているけれど、前者に比べてどれほど堅牢かつ効果的なのだろうか? クレジットカードや銀行などが導入しているシステムとe−Taxのシステムで、システム構築コスト、導入コスト、普及促進コストなどのコストと、それによって得られる安全性、利便性、想定されるリスクなとの比較検証をきちんとすべきではないだろうか。