電波ネタなニュースにGoogleの名前が踊っている。 一つは、700MHzのオークションで一つも落札できなかったというニュース。 そして、もう一つは空き周波数(White Space)を使って、無線LANのようなサービスを展開するという話。 前者は、まぁ結果なんだけど、だいたい落札して何やる気だったのか、未だ理解できない。 後者は、Androidのプラットフォームの上にWi-Fi的な無線インタフェイスを載せるという構想だ。 前にも書いたけど、Wi-Fiの普及成功要因の一つは、世界中でほとんど同じ周波数が使えたことで、これはそもそもISMバンドとして使われていたところを通信に使うという発想が最大のブレークスルーだった。 そういう意味では、White Spaceとかコグニティブ無線などのように、適応的に空き周波数を使って、アンダーレイするというのは、世界的に共通で使える仕組みなので、ブレイクするかもしれない。 今日は、某社と地デジ波のアンダーレイシステムの打ち合わせをしていたのだけど、これからの電波利用のキーワードは、共用であることに間違いはないな。