じゃがいもを猿に取られてしまったけど、既にポットで育苗してあったとうもろこしをめげずに定植をする。 これまた、猿の好物なので、今度はどうやって対策をするかが悩ましい。 なんだか、今年は かぼちゃも順調に花がさいて、実が着いてきているので、バラ線とネットで上部まで囲ってしまうしかないかも。 しかし、ほんとうに高くつく。
代表を務めるNPO楽っ子は、3月に障害者自立支援法に基づく指定障害福祉サービス事業者として、地域生活援助と短期入所の各指定を受けた。 これに伴って、支援費の請求などの事務手続きを進めるのだけど、これが電子請求システムとなっていて、そのソフトの導入などで、結構手間がかかった。 こちらも、週末くらいしかこういうことに時間が避けなかったのだけど、それ以前に、あまりに縦割りの支援体制で、必要以上に手間がかかった。 関係する相手は、県=事業の許認可機関、国保連=請求の受け取り口で、全ての自治体の請求を一箇所でまとめている、サポートセンタ=電子請求システムのソフトや使い方に対するサポート、自治体=利用者さんの支援をする自治体で、最終的にはここが支援費を負担する、という4つの機関がある。 実際に自治体は、利用者さんによって異なるので、複数となる。
電子請求システムというのは、基本的に従来の紙ベースで行っていた帳票の作成を、エクセルベースで行い、PKIを使ってネット送信できるというものだが、単なる帳票作成機でしかない。 例えば、利用日数などは、明細書に入力したら、自動的に他の帳票に計算値が参照されるなんてことはなく、他の帳票では、またしても同じ情報を手入力する。 サポートセンタは、このソフトの使い方だけをサポートするので、その中味の適正(どういう算定が適切なのかなど)については、自治体や県に問い合わせる。 どこかに、記載要領などがあればよいのだが、マニュアルはあくまでシステム/ソフトの使い方であり、内容に踏み込んでいない。 でっ、この辺りは、各都道府県の独自裁量のようで、都道府県によっては、丁寧な資料を作っているところがあったりして、時には他県の資料を見て下さいなんて、平気で当該の県職員に言われる始末だ。 つまり、どこの窓口に問い合わせしても、誰一人、全体の把握ができないし、その組織の管轄のことでも、即答できないことが多い。 地方分権で、各自治体に裁量権を渡すのは結構だけど、それによって差異の出る必要のない部分というのは、効率を考えれば一箇所にまとめて欲しいものだ。 システム設計でも、ソフトでも、こういう組織体制でも、まとめる部分とそうでない部分を、きちんと整理できない事が、世の中には氾濫しているようだ。 物事の因数分解をちゃんとできないというのは、本当に痛い。
知り合いの会社では、もう15年くらい前から、ウェーザーウィザードという電子百葉箱の輸入販売をしている。 今日、久しぶりにその会社を訪問して、現代農業という雑誌に広告を出しているということを知った。 確かに、気温、湿度、雨量などを監視するシステムは、農家にとって土壌管理や農作物の管理ではとても有効だろう。 これに、猿対策のIPカメラと威嚇ようの花火の発射装置とか付いてたら完璧なんだけどなぁ...
開発中の無線ルータが、特定のPCと接続出来ないという現象があり、その切り分けを担当のエンジニアと行う。 特定のPCというのは、メジャーなノートPCなのだけど、たまたまそれを使っているのは、僕だけなので一緒にデバック。 問題はSSID以外のコンフィグ、ファーム、ブートローダーがまったく同じなのに、個体によって接続可能なものと、そうでない物があるということだ。 パケットをキャプチャしていたら、接続出来ない時には、プローブリクエストに含まれるSSIDの値がNULLになっているということが判明。 まさかと思って、SSIDを変えたら、なんと問題なく接続できてしまった。
つまり、特定のSSIDの場合に、問題が発生するということだ。 しかも、特定のPCの特定のチップセットの場合という、極めてレアな状況だ。 とりあえず、問題のSSIDがどういうパターンなのかの絞込みは必要だけど、それ以前にPC側の問題なのかを切り分ける必要がある。 こんどは、違う無線LAN機器で、同様の実験をしてみよう。
明日の上野原市情報通信シンポジウムでパネルディスカッションに参加いただく旧秋山村在住の方を訪問する。 この旧秋山村が旧上野原町と合併し、いまの上野原市となった。 そして、当然ながら市の第3セクタとして立ち上がったUBCのサービスエリアだ。 上野原市内から車で30分以上かかる、中山間地域で、谷沿いの道に沿って集落が点在している。 Kさんは、この村の最も奥に住まわれていたそうだけど、市の事業はそこまでFTTHを敷設していた。 もう、十年以上地域情報化に関わってきたけれど、典型的な条件不利地域で、NTT局も無人RTまた岐線点RTで、光どころかADSLさえも、民間によるサービスは期待できないところだろう。 そんな集落の中の、最も奥で、最近課題となっているラスト1ホームそのものなのだけど、そこでFTTHが出来るというのは、本当に羨ましい。 僕の山梨の家は、もう少し町に近いので、幸いADSLがサービスエリアだけど、その為に逆に今後何年経っても光は来ないだろうし、地デジも県内波しか見れないだうろ。 しかも、CATVが高い。
実は、このKさん、FTTHが敷設されていた家が、土砂崩れの影響で、定住できなくなり、もう少し集落の中心部に近いところに転居されたのだが、行政の移転対応策の遅れに加え、土地所有者の理解が得られずに、なんと光の引き込みが出来ない状況だそうだ。 つまり、一番の奥地ではFTTHが使えたのに、こんどは使えなくなってしまったということで、関係者としては、とても申し訳ないと思う。 折角、市内全域FTTHという行政の社会基盤整備がある場所なのに、一部の人的な事情で、その恩恵を得られないという格差がでるのは、なんとかしてほしいものだ。
今日は、上野原市情報通信シンポジウムで、パネルディスカッションを行った。 シンポジウムは、総務省の放送課長による地デジとブロードバンドゼロの施策についての基調講演、市の情報通信事業の説明、市内在住の帝京科学大学の谷口名誉教授による基調講演があり、最後に僕がモデレータとして、パネルを行った。 市内の関係者をはじめ、一般市民の方も沢山参加していただき、ますまずの盛況であったし、改めて上野原市の情報通信政策が社会ニーズに合致するだけでなく、地域財政の面でも各種制度をうまく取り組んでいることが浮き彫りになった。
これに対して、北杜市では、二つの指定管理者制度の破綻や課題が、今朝ニュースになっていた。 一つは、旧高根、大泉、小淵沢のCATVが、合併後に指定管理者制度で民間に移管されたのだけど、ここが値上げするというものだ。 北杜合併前の旧3町 CATV料金値上げの報道によると、1.8倍に値上がりするそうだ。 まぁ、私の住んでいる須玉町では、CATVで県内波だけなのに、加入金は108,000円、月額3,150円も払っていて、それに近くなるということだ。
もうひとつは、明野にある旧フラワーセンターが指定管理者制度で地元の菓子大手に委譲されて、コスプレ大会などの企画で、黒字化しつつあったのに、人気コスプレ大会、県に苦言の電話1本で中止…山梨・ハイジの村 ということだ。 こういうニュースをみると、地方自治体の行政手腕には、随分と差がある事を実感する。 しかも、あまり旨くいっていないパターンの原因は、その行政者の凝り固まった固定概念や原理主義に根ざしているようだ。
猿対策についてネットで調べていたら、奈良県農林部農業振興課の考案した猿落君という、猿対策方法がみつかった。 僕の張っていたネットは、普通に支柱間にピーンと張っていたし、高さも1.5mだったので、猿がネットに飛びついて、一番上の張り糸が切れて弛みが出たところから侵入された。 これに対して、この猿落君の場合には、弾性のあるファイバーを支柱に使い、猿が登ろうとするとしなって落ちてしまうようになっている。 さらには、テグス系のネットは、猿の手足に絡みつくので、猿が嫌がるそうだ。 ということで、やはり何事も、事前調査が重要だという事を、再認識。 やはり、”まずはクグル”を実践するべきだった。 とりあえず、トウモロコシなどが育つ前に、この猿落君を設置しようと思い、今日はホームセンターをはしごする。 肝となる弾性ポールや適当な長さの鋼管などが、近くの店にはなくて、結局は白根まで遠出して、なんとか調達できた。 それでも、テグス系の長尺のネットは見つからず、こちらはネットで調達。 これで、なんとか来週にはネット張りができそうだ。 しかし、本当に高い野菜になる....
NPO楽っ子で行っている知的障害者の共同生活援助サービスに伴う支援費の請求がようやく終わった。 今、入居している利用者の支援自治体は二つあるのだが、この二つの自治体での支援には大きな差がある。 S町は、国の規定により算出される支援額だけなのに、M市の場合には国の規定の2倍近い算定額を基準として、国保からの支援額との差額を独自に支給してくれる。 もちろん、自治体によって財政状況も違うし、生活物価も異なるのだから、均一である必要は無いかもしれない。 ところが、共同生活援助(グルプホーム)の場合には、そのグループホームのある場所の自治体が支援するのではなく、利用者の入居前の居住地の自治体が支援する。 つまり、グループホームの運営コストには関連無く、支援自治体により差が出る。 地方自治体への財源や裁量委譲というのは理解できるが、このケースの場合には、なんか違う気がしてしまう。 不思議だ。
ソフトバンクのホワイトコールの新しい猫が出ているCMホワイトコール24(私の予感編)なんだけど、最後の上戸彩のセリフが「携帯と犬の電話との通話料が無料!」って聞こえてしまった。 えっ?と思ったけど、今までのCMの流れから言っても、有り得るかとおもって聞き流したんだけど、やはり”犬の電話”じゃなくて、”家の電話”でした。
開発中の製品で、CFのインタフェイスが思ったように動かずに困っている。 ソフトの担当者がいろいろと調べていたのだけど、ついにロジアナでのハードの解析に着手した。 昔は、マイコンシステムとか言っても、ソフトもハードも設計者が一通り見ていたのだけど、いまは複雑さが増したのと、ハード、ソフトの分業が進んだので、なかなか両方を追いかける機会が少ない。 担当者には、なんで自分が此処までやるのかという気もあるけど、こういうことを一度くらいは経験しておく事は、今後にいろいろと役立つ。 最近は、メーカーといっても、その工場のラインやものづくりを直に見る機会も少なく、ソフト、ハード、機構などの設計者が、製品のできるまでの基礎を知らないケースが多い。 というわけで、今回の一連の作業を乗り切ると、担当者には、大きな経験スキルになると期待。
(財)海外通信・放送コンサルティング協会/JTECで、「持続的発展をもたらすICTシステムの構築と普及」というテーマの講演会に参加する。 以前、日本で無線ルータによる地域情報化を盛んに行っていたころに、途上国でもインフラとしての利用期待が多く、ITU−D/FG7やAPTなどの会合に参加したり、講演も行っていた。 今日の主催者であるJTECの依頼でも、カンボジアで、無線ルータの実証実験をしたことがあるが、ここ数年はすっかり国際貢献関係からは遠ざかっていた。 今回は、知り合いのKさんがJTECの専務理事になられて、そのご依頼で講演をした。 講演では、日本のインターネットの第一人者で旧知のFさんも一緒だったので、久しぶりにインターネットな話をさせていただいた。 かつて、ODAによる国際貢献は、日本がとても力を入れていたのだけど、最近はとてもお寒い状況にある。 通信機器も無線もネットワークも、日本のメーカーは、国際貢献などする余裕が無くなってしまったようだ。 Telecomなどでも、大きなブースで盛大なのは、中国の企業だったりする。 しかし、パラダイス鎖国が解けて、グローバルに戦わなくてはならない時代なのに、国際貢献の面でのプレゼンスの低下というのは、とても残念だ。 こういう時代の流れを反映して、参加者は総じて高齢で、若い現役バリバリの人がいなかったことが、とても気になる。 青年海外協力隊なども、あまり人気がないのだろうか...
某キャリアで、WiFiビジネスを進めている人と、情報交換。 確かに、いまや街中でのWiFiアクセスは、有料、無料を問わず膨大な数になった。 しかも、端末はiPhoneやDSなど実に多種、多様となっているので、公衆無線LANは、もう認知、普及されたものとなりつつある。 しかし、そのビジネスモデルは、相変わらず厳しいものがあり、単独事業としてコンシュマーから通信料を得て成立させることは、まず無理だろう。 機器やサービス業の販促ツールとして無料のサービスをするか、他の通信サービスの付加価値とするかなどが主流のようで、このあたりは、結局のところあまり変わらないのかもしれない。
朝6時から8時までは、区の草刈で地域内の道路の草刈を行う。 その後、一旦朝食に戻ったあと、9:30から電柵(獣避けの高圧ストロボを流す電気柵)の委員、役員によって、電柵の補修と点検を行う。 さすがに、一年経つとボロボロなので、途中昼をはさんで、16時近くまでの長作業となった。 集落の周辺に三つの電柵が設置されていて、3km近くはあるらしいので、この維持管理もそこそこに大変。 今回みたいに、ある程度全体の修繕などを行う場合には、中山間管理補助事業として、行政予算で労務費が支弁されるそうで、時給700円x5時間=3,500円也が、来年の春頃払われるそうだ。 この柵は、夜間だけ通電するので、鹿、猪が主なターゲットで、残念ながら個人的な最大の課題となっている猿には効果がない。 中山間地域では、生活道路を維持管理するための草刈などは、地域住民の共同作業で賄われているし、こういう電柵も被害は田畑だけに限らないので、耕作者だけですれば良いということではなくて、住民全体でシェアしている。 国土の維持管理というのは、なかなか都会でわからないけれど、こういう細部まで、それなりのコストが発生していることを再認識させられる。 結局 朝6時から夕方4時まで、出労していたので、果樹畑の草刈は、今日もできなかった...来週が怖い。
総務省が地域WiMAXに係る無線局の免許・予備免許の交付を行った。 全国で42者に対する免許または予備免許が交付されたわけだが、一社を除いて、41者はCATV事業者となっている。 今回の地域WiMAXは、条件不利地域におけるブロードバンド回線としての利用を想定して検討がはじまったが、今回の事業者の多くは、どちらかという中心市街地などで利用で、モバイルサービスなどが中心ではないだろうか? 報道資料によると” これにより、全国で約63万世帯が地域WiMAXによる地域の特性に応じた多様なサービスを受けられるようになります。”とあるけれど、この63万世帯というのは、申請した各社が示した事業計画の加入回線利用の総和なのだろうか? だとしたら、単純計算で、一者平均1.5万世帯のサービスエリアとなるのだけど、本当だろうか?
今日は、上野原ブロードバンドコミュニケーションズも免許の交付を受けたので、その交付式に出席した。 交付後の説明では、免許申請の内容の変更は、サービスエリアの変更を伴わない事を条件として、ある程度認めるようだ。 逆に、申請したサービスエリアは、きちんと確保しなさいということだけど、非見通し伝播の評価などもふくめて、どの程度各社が達成するのだろうか? また、アイピーモバイルの前例に見るように、免許を取得すれば事業が成り立つわけではないので、今後は各社のビジネスモデルに注目が集まるだろう。 都市部でのサービスって、どうやってROIを考えているのか、本当に不思議だけど、まぁしばらく様子見だ。
開業した東京メトロの副都心線の運行障害が続いてる。 相互乗り入れしている各線間の遅延時の連携がうまく出来なかったとか、ピーク電力に対して発電量が足りなかったとか、停車駅を通過したとか、不可抗力とは言いがたいミスの連鎖なのが信じられない。 特にピーク電力に対応できずに停電したなんていうのは、従来の鉄道システムなどでは、信じがたい設計ミスだ。 ニュースによると、小竹向原の駅は、朝のピーク時には、一時間に41本も電車が通るくらいの過密ダイヤだそうだ。 これは、中央線快速よりも多いと思うので、本当に緻密な設計を要しているのだろうが、人的ミスであっさりと崩れているわけだ。 規制緩和により重厚長大なお役所仕事的な発想が減った分、システムの堅牢さが失われているのだろうか? だとすると、大きな事故を起す前に徹底して検証するべきだろう。 報道をみていたら、東京メトロの責任者は、開業直後で慣れていないので、熟練した人を配置するとか、今後の修練で改善されるというような発言をしていたけど、一歩間違えば人命を奪うものなのに、そんなフェイルセーフの無いシステムでは、困ったものだ。
上野原ブロードバンドコミュニケーションズの定期株主総会が開催され、取締役としてひな壇側に出席。 株主数は少ないのだが、市もふくめて、全株主が出席。 営業報告、決算承認、取締役改選、定款変更などの各議案が承認された。 各議案そのものは、全会一致で承認されたが、今年度から営業開始した事を受けて、株主からは今後の営業への叱咤激励があった。 普通この規模の株主数の会社では、名ばかりの取締役会や株主総会が多いのたげど、ここの場合には、取締役会も総会も互いがきちんと意見を述べて、とても民主的に運営されていて、経営の末席にいる者として、当たり前のことだけど大変に誇らしい。 ガバナンスとかコンプライアンスとかについては、パパ、ママ商店的な経営には限界があり、やはりこういう社外取締役や第三者による監視か利く会社が健全なのだろう。 こういう事を、システマティックに作り上げてきた欧米人の企業経営に対する仕組み作りというのは、くやしいけれど先進性が高いと再認識させられる。
今年度もいくつかの研究については、競争的資金制度と言われる公募の研究資金に採択されている。 今年から、これらの研究開発制度では、e−RAD府省共通研究開発管理システムというものが利用されている。 研究者や研究機関は、これによりインターネットから登録、申請などをするのだけど、立ち上げ年度ということで、各公募制度毎に利用範囲が異なっている。 ある省の場合は、年初の申請案件だったので、結局のところIDの登録だけを利用したが、いま書いてる公募案件では、申請から全てこのシステムを利用する。 まぁ、こうやって府、省に関わらず統一したシステムで、研究資金の助成や公募が一元的に行われ、かつネットで諸々手続きできるのは便利なのだけど、どうもシステムだけ統一して、基本的な考え方がまったくバラバラなのには困惑させられる。 例えば労務費単価の算定根拠は、省の委託研究と同じ省の外郭からの助成研究では、ともに社会保険の料率表を利用しているのだけど、微妙に価格が違うし、異なる省の場合には単価算定自体が申請者の裁量判断になっている。 また、間接費の支弁についても、きちとん間接費の算定根拠を示すものもあれば、そうでないものもある。 今までは、研究資金の支出元の府、省の裁量判断だったのだが、会計監査院の監査が強化されることによって、会計規則も徐々に統一されようということなのだろうが、縦割りの綱引きの成果、スパッと統一されずに、結局は複雑さと余計な手間が増えているのが現状のようだ。 まぁ、これもグローバルスタンダートへの試練の一つかな。
梅雨の隙間に、辛うじて夕方まで雨が降らなかったので、果樹畑の草刈を終わらせた。 草の間に埋もれていたブルーベリーだけど、少しは実がなっていて収穫出来そうなのもある。 来年は、マルチか防草シートを張っておくことにしよう。
野菜のほうは、きゅうりがいよいよ収穫出来始めたし、かぼちゃも結実し始めたので、なんとか部材が集まった猿害防止ネット猿落君を張ってみた。 どうも、コーナーに当る部分が、内側にテンションがかかるので、猿が飛びつくとそのまま内側にしなりそう。 これは、もう少し張り方を工夫する必要がありそうだ。 何とか、次の襲撃までに改良が間に合えばいいのだが....
庭の手入れも、朝から知り合いの造園屋のTさんが来てくれて、夕方の雨までに、垣根の剪定や芝周りの雑草処理などを、一通りしてくれた。 あとは、家の周りの草刈をすれば、すこし落ち着く。
昨夜からひたすら雨が降り続いてるので、畑仕事も一休み。 雨か降ってもハウスなら大丈夫と期待して、さくらんぼ狩にでかける。 お目当てのヤモト農園さんは、今年は不作でさくらんぼ狩はお休み中ということなので、白根までいったのだが、この辺りはもうシーズンが終ってしまっていた。 しかたがないので、高根まで戻って家の近くの農園に行ったら、こちらは営業中。 40分2000円也で、佐藤錦と高砂の実るハウスへ。 高砂は、酸味があって味がしっかりしていて、まぁまぁなのだけど、佐藤錦は、白根のものと比べると小粒で淡白な感じがする。 やはり、お勧めは白根かな..来年は6月初旬までに行くようにしよう。
殺人予告:無線LANただ乗りし書き込み 高校生書類送検という事件があったそうだ。 暗号化などの対策がされていない、いわゆる野良APを踏み台にした事件は、以前にも解雇された会社に脅迫メイルを送りつけた元社員が逮捕されたケースがあった。 昔、無線LAN関係のキャリアビジネスを手がけたときに、野良APや成りすましAPの話は、いろいろなところで話題にしたのだけど、実際に起きたことのない危機に対する警告は、あまり評価されないものだった。 しかし、いよいよこういう事件が増えてくると、少しは設置する人も気を遣うようになるかもしれない。 以前の事件は、怨恨の線からの捜査で、今回のケースでは、周辺の聞き込み捜査による目撃情報で犯人が特定されたそうだが、発信元のAPの設置者は、いづれの場合にも、なんらかの捜査対象にはなったのだうろ。 いまのところ、踏み台事件は、このような事例がでてきているけれど、成りすましAPの話は、まだ聞かない。 しかし、WEB認証の公衆無線LANでは、簡単に正規のサービスと同じ顔をした成りすましログインサイトはいくらでも作れるので、もしかしたら既に多くのアカウントが盗まれているかもしれない。 最近は、某大手 民生向けネットワーク機器メーカー製ブロードバンドルータなどの管理者ログインがハックされて、そこからのSPAMが大量に飛び交っているようなので、無線APのWEP鍵に限らず、ブロードバンドルータなども、工場出荷時の管理者用パスワードをデフォルトでランダム設定するなどが必要になるのだろう。
e−RAD府省共通研究開発管理システムによるネット経由での研究開発助成の申請をどうにか終わらせた。 当初、別な制度での申請に必要ということで、研究者個人の登録は終わっていたのだが、民間企業も含めて研究を組織に所属して行う場合には、所属機関を登録し、そこに研究者登録をする必要かあり、そのような手続きをした。 この場合、元々の登録している研究者番号は、そのまま継続されるのだけど、このシステムへのアクセスは、この番号とは異なるIDとパスワードというのが、別に発行される。 このため、個人登録した時点でのパスワードとアカウントでログインしても、その情報が研究機関に伝達されないということが、手続きが旨く出来い不具合の解析中に判明した。 さらに追い討ちをかけるように、研究機関側から通知された新しいIDとパスワードの印刷物は、”0”と”O”の区別が判読できないフォントが使われていたため、ここからまた余計な時間がかかった。 動揺の電子手続きで、最近難儀を強いられた、障害者福祉の支援費請求システムの場合には、書面で発行されるパワードなどの通知書の場合には、丁寧にカタカナによるルビも振ってある。 いまどき、ちょっとしたプロバイダや銀行などのシステムでも数字とアルファベッドの区別、大文字と小文字の区別がつきやすいように、IDやパスワードの付番をするのが当たり前なのに、府省共通で研究費の偏りや無駄を無くそうというシステムが、こういう基本的な設計ができてなく、それによって研究者に無駄な時間を費やさているというのは、本当に情けない。
中国在住の友人が来日したので一献。 時間が流動的だったので店も決めずにいたのだけど、彼が偶然みつけたスペイン料理alalaに入る。 見た目に、テーブルは空いていたのだけど、予約で埋まってたようだが、幸いふたりだったのでカウンタに座れた。 定番のイベリコの生ハムやらパチノスやらを数品たのんで、ワインで一献。 どの料理もタパスという小皿があるので、二人くらいだと、いろいろ食べれてありがたい。 ちょうど、この友人は先月仕事でバルセロナに行ってたのだげと、空港で鞄を置き引きされたそうだ。 スペインは、未だ行った事が無いけれど、いちどゆっくりと行ってみたいといつも思ってる国の一つ。 まぁ、いつか行ける日が来るまでは東京にあるバールで我慢。
上野原から山梨の家に行くのに、家族に高速のバス停でピックアップしてもらった。 高速を通る時に、バス停で自家用車で乗り降りしている人を見た事はあるけれど、自分で利用したのは初めて。 高速が通っているところは、、どうしても街中から離れているので、バス停も不便なところにあるし、バス停もベンチがポツンとあるだけで、なんともいえず寂れた感じ。 欧米などでは、バス停には大型のディスプレイ広告があったりして、結構派手なのだけど、日本の場合にはバス停は、公道の一部を借りており、その利用目的が限定されていることから、広告塔などの設置は規制されているそうだ。 ただ、最近は規制緩和の一環で一部の都市などでは、電子仕掛けの広告などが導入がされつつあるようだ。 もっとも、街中のバス停と違って、高速バスのバス停なんて広告媒体としての魅力は格段に低いから、今後もあまり景色は変わらないかもしれない。 しかし、低料金の高速バスの需要はそれなりに増えているそうなので、Park & Rideのような仕組みをうまく作ればもっと利用者が増えるかもしれない。
長男の母校の同窓生や先生との親睦会の旅行で、館山まででかける。 山梨からだと、韮崎−新宿が特急で1時間40分、新宿から中央線快速で東京に行き、そこから特急で館山までが、さらに1時間50分ということで、そこそこに長旅になってしまった。 館山は、数年前に関東総合通信局の調査研究会で、もう少し南の地域のブロードバンド整備に関する研究会に参加して依頼だ。 この研究会当時は、この辺りでもブロードバンドが未整備な地域が多かったのだが、いまは大分改善されたのではと思う。 今回の宿は、館山駅近くで創業100年という古い旅館で、何度も増改築を続けた典型的なパターンで、かなりお疲れな佇まいなのだけど、なんと各部屋にイーサネットが配線されていた。 CAT5が露配で古い壁や梁の上を走ってるのは、なかなかご愛嬌だ。 今回は、珍しくPCを持っていなかったので、速度とか上流とかも当然わからずであったけど、リーズナブルな価格の宿なので、学生の合宿とかにはいいかも。今回は、11家族31名だったのだけど、宴会場は貸切だし、二次会用の飲み部屋も用意してくれていたのはありがたかった。
朝から予想どうりの雨。 とりあえず、船形漁港のふれあい市場に行く。 鮮魚も貝類も大好きなんだけど、今回は電車なので、干物でがまん。 その後、ここの店員さんに教わった富浦近くの枇杷農家に行く。 一軒普通の農家なだげど、庭の奥に選別所があり、直販をしている。 箱入りの4Lサイズからハネモノの袋入りまで、いろいろと取り揃えてあるのだけど、試食だけで満足してしまった。 こちらも、結構かさばるので、とりあえず自宅用に一袋購入。 山梨は、フルーツ王国なのだけど、あまり枇杷の話は聞かない。 普通に、民家の軒先とかでも枇杷はあるのだけど、生産農業をするには、やはり気候とかが適してないのかもしれない。 ここの枇杷は、とにかく肉厚、ジューシーで、さすがに名物なだけあるなぁと感心。
ガソリンの価格高騰が止らない。 我が家の場合、僕は基本的に畑に行く軽トラくらいしか車を運転しないのだけど、家族は毎週山梨と東京の往復をしているし、定常的にそこそこの走行距離を使っている。 いまの車も、そろそろ買い換える時期なのだけど、こうなってくるとやはりハイブリッドが気になる。 周りにも最近は、ハイブリッドの利用者が増えてきている。 週末に、一緒に館山にいった知人がシビックのハイブリッドで来ていたのだけど、燃費が24km/リッターくらいとのことだ。 単純に考えると、倍くらいの燃費効率があるという事だ。 実際に、15,000km/年くらい利用しているので、車両価格の差があっても、5年くらいの償却期間だと、そこそこに元は取れるようだ。 とはいっても、まだ製品のラインアップは少ないので、そのあたりが悩ましいところかも。