公的な研究資金の助成を受ける場合、その使途や計画を明確にすることは、当然のことで、今年も予算計画を提出している。 電波やネットに絡んだ研究をしていると、IEEEやIETFなどの標準化会議へ参加し、提案したり情報収集したりすることが必要になるのだが、その必要性を財務畑の人達に的確に伝えるのは、なかなか難しい。 国の技術政策としては、国際競争力の強化が大きな御旗として掲げられていので、当然ながらそういう国際標準化会議への提案活動などは推奨されるものかと思うのだが、そういう大きな方向性と個別の予算審査とはリンクしていないらしい。