丁度、昼ちょい前に、九段下から神保町に向かっていたら、目の前に今荘という、古い鰻屋に出くわす。 前から、何度も前を通って気になっていたのだけど、いつも営業時間ではなかったので、なかなか入るチャンスがなかった。 昨夜、某Barで鰻屋の話をしていたら、しっかり鰻食べたい病が発病していたので、すかさず暖簾をくぐってしまった。 メニューは、肝吸い付きの鰻重2,000円のみ、カウンタと大部屋にテーブルが5つくらいの店で、かなりの年季なので、お世辞にも綺麗と言えない店構え。(まぁ、鰻屋はそんなもんだ)
肝心の鰻は、炭火でがばっと焼いた感じ。 蒸しもしっかりしているので、中はジューシー&ふっくらではある。 好み的には、もう少し表面がパリッとした焼具合がいいなぁと思う。 ビジネス街の大量消費型鰻屋のなかでは、価格もお高めなので、全体の出来としては、割高感が否めない。 そういえば、話題の偽装鰻は、どのくらい市場侵食しているのだろうかと気になってしまった。