インターネット上の掲示板の類いは、多々有るけれど非匿名のサイト以外は、有名なものを除き定期的に見ることはなかった。 最近は、仕事の関係で、いくつかの匿名掲示板をウォッチしているのだけど、いくつかの掲示板は、インターネットのコアな人達というよりは、むしろまだネット社会に馴染みの薄い人達が投稿しているようだ。 こういう掲示板を見ていると、ネット上の議論の仕方の未熟さのようなものが、とても良くわかる。 メイリングリストやかつてのパソコン通信などで、ネット上の議論や合意形成をしてきた人達とは明らかに違う。 まぁ、巨大匿名掲示板的な表現を借りれば、厨房が多く、反論ではなく、誹謗中傷、感情的逃げ口上で終わりというパターンが多い。 「反論なきは合意」「代案無き批判は却下」なんていう事を書く人も少ない。 一言で言えば、リテラシーが足りないというのだろうか。 そろそろ、Robert's Rulesのような、ネット議論のスタイルの確立とその啓蒙があっても良いのではないだろうか。 ただ、匿名のモノは、所詮便所の落書きで、落書きにはルールは無いというならば、それまでだけど。