某、老舗商用プロバイダと打ち合わせをする。 ちょうど、今日は彼らがHSDPAとWiFiの融合端末をプレースリリースしたので、比較的近い話題になる。 ここのところの、HSDPAのビジネスシーンは、とにかくMVNOだらけで、ある意味とても楽しくなってきた。 携帯電話のサービスと、データー通信に特化したHSDPAのビジネスは、うまく棲み分けが進みつつ有るようだ。 プロバイダビジネスも、これにともない徐々に縦割り型から、横割り型になりつつあるようで、成長にかげりのあるADSLなどは、アクセス網については、さらなる統合が進みそうな予感がする。
こうなると、あとはドライカッパー、ダークファィバーと同様な考えで、クリアスペクトラムとでも言うのか、電波資源の水平分離、事業政策と電波政策の分離が、大きな課題として積み残されることになる。 僕が、日経エレクトロニクスにこの趣旨の記事を寄稿してから、既に10年近い月日が過ぎているが、ようやくその兆しが見えつつ有る気がする。