今年度、東北総合通信局のSCOPEで採択された二つのディジタルデバイドの解消を、WiMAXと地域内FTTHで行う研究の実証実験の為に、岩手県立大学へ行く。 この実験は、エントランス回線にWiMAXを使って、20世帯などの小さな集落の中を、自営の光で接続するという手法を検討している。 先にも書いた上野原のように、山間部まで基盤整備が出来ない地域での課題解消のための研究テーマなのだが、実用化には、まだ相当課題が残る。 やはり、通信を利用したTV放送は、残念ながら現時点では、それなりの帯域が必要だし、制度的な制約もあるので、TV放送とブロードバンドを、全てIPで行うのは、ビジネススケールのある都心部に限られる。 一芯線であれ二芯であれ、TVはTV、IPはIPというのは、やはりメンテナンスも含めて、最も実用的だと再確認する。
それにしても、蕁麻疹がなおらない....