韮崎の近くに今年の春出来たショッピングモールに、はじめて行ってみた。 アメリカなどでよくあよるショッピングモールのように、一角にスーパーが有り,専門店が並びフードコートがある。 いくかつかのメジャーチェーンは、ファストフード等では入っているが、それ以外の小売店は、あまり知らない店が多い。 アメリカでは、どのショッピングモールにも、有名ファッションブティックだけでなく、鞄屋、文房具、キャンディショッブとかまでが、一様にフランチャイズのメジャーなのに、日本ではせいぜいコーヒーショップとドラッグストアくらいだ。 これは、空港とか駅とかでもそんな傾向が見られる。 日本の場合、地元の古くからの商店とか地元企業への配慮とかで、メジャーが出店しないとか、小売店のフランチャイズシステムが、まだまだハードルが高いとかで、こういう傾向になるのだろうか。 どうも、このあたりが不思議で、郊外型のモールのどこもが、いまひとつに感じてしまう。 ここも、グランドオープン当時の騒ぎからすると、かなり空いていた。
今日は、隣の町の明野のダイコン祭りだったので、朝 ダイコンだけ買いに行く。 1000円でビニール袋を買い、畑で自分で抜いて詰め放題という企画が有名。 でも、実際にこのビニール袋は小さくて、ダイコンはしっかり太く大きいので、真面目に品よくやると、せいぜい五本くらいしか入りません。 そこで、ほとんどの人は、ビニール袋の底を切って筒状にして、両側から詰め込んでる。 それでも、よほどうまくやっても、10本入れるの難しい。 もっとも、畑の中には、ビニール袋以外は持ち込み禁止なんだけど、一歩出れば、持参のビニールひもやらコンテナに入れて運べるというルール。 そこで、とにかく畑の中から外に出すまで、どうにかビニール袋が耐えてくれれば良いという感じて、子供と大人とで、ダイコンの両端を抑えて、かろうじて真ん中辺りに、ビリビリに破けたビニール袋が付着しているような状態で、大量Getの人もいたりする。 こんなに努力しなくても、周辺の畑とか産直では、一本70円くらいで売ってるので、そっで買った方が安い。 もっぱら、子供連れとかは、畑でダイコンを抜くという体験料だと思って楽しんでいるようだ。
というわけで、僕も長男と二人で、2袋で15本とちょっと割高なダイコンをGetしてきたので、早速10本ばかりを洗って、軒下に吊るしてたくあんの仕込みの開始。 これからは、漬け物とか生ハムとかの仕込みが忙しい。
発注していた次男のDELLのPCが届いた。 結局、当初のアナウンスより早く納入された。 このPCは、ディスプレイに本体が一体化しているタイプなので、なかなかにおしゃれだ。 OSは、Windows7なのだが、自分で使う訳じゃないので、あまり興味が無い。 とりあえず、さっそく使いまくっている次男に感想をきいたら、問題なく快適だよとのこと。 ビジネスアプリがあるわけでもなく、ネットとメイルだけだったら、そんなもんだろう。 一方で、おそらくは使用頻度は、次男より少ない家人がNPOの事務局で使ってるPCは、さすがにそろそろクリーンアップしないと、やたらと重くなっている。 使ってるうちに、重くなるってのが、どうも腑に落ちないけど、それがWindowsなのだ。
かつての部下からいくつかのM&A案件で相談を受けることが最近多い。 そんななか、新興市場の上場企業の財務基盤の弱さが散見される。 はっきりていって、上場基準にかろじて引っかかってるところが多い。 ネットベンチャーブームの頃に上場した企業も、結局は直接金融で市場から資金調達が出来たとこはほとんどない。 実際は、投資家にとって魅力的な資金使途とROIを示して成長するよりも、上場時の業態を維持するのに必死というところが多いようだ。 もちろん、経済全体の成長が鈍化しているのだから、当然と言えば当然だ。 しかし、なかには放漫経営というか、オーナー企業の悲惨さ故の資金難とか事業継続難というのも多く、意外とこの企業がこんな実態なのかと驚かされる事も多い。 四季報とかみても、こういうのはなかなか判らないんだから、株式投資なんていのうは簡単じゃない。
今日は、NPO楽っ子の定例総会と味噌の蔵出し、干し柿作り。 総会は、お陰様で特段の疑義も無く終了。 新しく正会員になった人も参加してくれたので、自己紹介などをする。
その後、今年の味噌の蔵出し。 今年の一月、二月に仕込んで、八月に天地返しをした味噌を、樽からだしてパック詰めをする。 ここ数年、お陰様でリピーターからの予約が多かったので、今年は6樽仕込んだ。 出来上がりは、357パック。 900g/パツクなので、総重量的には、321kgくらいになる。 今年は、飴の量が最適だったのか、溜まりもほとんどなくて、とても良い感じに仕上がって、旨味成分の甘さがしっかりと出ている。 1パック=900g入りを\650-で、集落の人、NPOの会員や知人に販売しているのだが、今年も集落の人の分は,即日完売となった。 それでも、さすがに去年の1.5倍仕込んだので、まだいくつかはあるので、ご希望の方はメイルでもくださいませ。m(___)m
後半は、柿の収穫と干し柿つくり、今日は参加者が沢山いたので、200個近くの柿の皮むき、湯通し、紐での吊るしが無事に終了。 百目も結構あるので、出来上がりが楽しみだ。
仕事で関与しているCATVのある山梨県上野原市では、市が関与した情報通信事業が政争の具となり、地デジ対応について、一部の心ない人達の政治活動により、大きな混乱を生じている。 その内容については、ここでは書かないけれど、根本的に著作権法と有線テレビジョン放送法の関係などを、まったく理解していない人が実に多い。
放送局の放送(番組)を受信して、それを再送信するためには、元の放送(番組)の著作権者・著作隣接権者の同意(再送信同意)が必要で、これは放送法の範疇ではなく、著作権法によるものだ。 つまり、音楽や映画のコンテンツの著作権の話と同じなわけだ。 放送を受信して再送する再送信権利は、著作権法の99条の2にある。
一方で、有線テレビジョン放送法では、難視対策の共同聴組合などで、50端子(世帯)を超える場合には、設置の届け出義務があり、再送信同意を取得していることが求められている。
この二つの話を混同して、50端子以下ならば、届け出義務がないから、再送信同意は必要ないという人がいるが、これはまったくもって間違いだ。
単子数に限らず、再送信をする場合には、元の放送局の再送信同意を取得することは、著作権により明確な権利として確立されていて、これは放送法とは関係ない話なのだ。
こういう、法律のもっとも基本的なところも理解せずに、50端子以下なら良いとか、圏域内なら良いとかの勝手な解釈をして、違法行為を行なったり、推奨したりする輩が跋扈しているのをみるのは、とても悲しい。
ましてや、この解釈から、組合を50端子(世帯)以下に分割すれば良いとか、助成金取得時は圏内波に合わせて、アンテナなどを整備し、後でアンテナの向きを変えれば良いなどという、脱法、違法行為を推奨したりする人がいて、さらには某政党の機関誌の記者さえも、こんな基礎もわからずに市民を混乱に陥れているのを見ると,コンプライアンスや情報リテラシーというのは、地方に根付かないのではと不安になる。
広告収入が減り、事業収支が厳しい放送局は、貴重な財産であるコンテンツ資産の保全を強化するのは当然であり、このような悪質な行為には、これから厳しい態度で望むだろ。 その時、共聴組合とかが損害賠償を求められたら、違法、脱法行為を先導した理事会とか役員だけでなく、一般の構成員にも賠償責任は及ぶのだから、各個人も最低限の正しい法知識を身につけることが求められるのかもしれない。
今週の月曜日から広島でIETF(Internet Engineering Task Force)76が開催されている。 日本での開催は、2002年の横浜でのIETF54以来の二回目になる。 今回は国内のIT系なニュースサイトでさえも、あまりニュースとして取り上げられていないし、一般紙では、まったく話題になっていないように感じる。 2002年の時は、日本で初めての開催ということもあったが、なによりもネットバブルの頃で、またまだ盛り上がっていた。 Networld + Interopも年々寂しくなっていて、完全にインターネット技術がコモディティ化したということだろう。 End to End 、Stupid Networkなインターネットの素顔は、もうみんな忘れてしまった感があり、いまやその上ではPPPやコミュニケーションサイト配下での囲い込みなどが全盛というのも、不思議なものだ。 結局は,End to Endは、Userに一定のリテラシーを求めるので、大衆化して行く段階では、薄れて行くものなんだろう。
ちょっとしたシステムの仕様策定の打合せをする。 相手の技術屋さんは、基本的に箱づくり系なので、単体の製品の仕様策定などの経験はある。 しかし、ネットワーク等を介して、複数のシステムや資源が連携するようなシステムの構築や設計は、経験が無い。 基本的には、単体ものの製品でも、その内部ではブロック毎に資源が有り、バスなどでの通信をしているのだから一緒なんだけど、対象物がネットワークの先にあるとかなると、なかなかイメージが掴み難いようだ。 こういう機械に、システム資源の明確化、その間での情報の明確化、時系列的な流れなどを整理することを覚えてもらうと、このプロジェクトも助かるので、いろいろと伝授したい。 とくに、リレーショナルなDBの設計のような仕事(SQLとか)と組み込み系って、なかなか接点がないので、この両方を知っている技術屋がでてくると頼もしい。
今日は、午前と午後に外部の人との打合せが三つ、社内が一つあったのたが、どれもとてもスムーズに進行した。 いわゆる、話が早いというやつだ。 いづれも、そんなに簡単な話ではなかったのだが、参加者の事案に対する理解度、モチベーションの高さがしっかりあるという事が全てに共通している。 仕事に対する積極性があれば、不得手だったり理解していない事について質問もでるし、その場で理解度は上がるのだから、重要なのはモチベーションだろう。 技術とかネットワーク運用とかでは、仕事を好きで選んだ人間と、仕事だからやっているという人間では、もうあきらかにスキルが違ってくる。 技術開発なんかは、やはりオタク系のほうが良い事が多い。 昔、ある先輩から、一番好きな事は趣味にし、二番目くらいに好きな事を仕事に選ぶのが良いと言われた事があるけど、最近は二番目でもなくて、ただ仕事があったからという人が多いけど、これも景況の影響だろうか。
今日は、上野原市で情報通信基盤事業に関する専門委員の会合というのが開催された。 直接的に関与している事業に関わることであるが、市民の感心が高い事案なので、地元の自主放送を担う報道者の立場で取材の申込をしていた。 しかし、事前に示された回答は、非公開というものだった。 ところが、開催当日の今朝になって、いきなり公開するという連絡があった。 わざわざ連絡をもらったので、急遽取材スタッフを派遣したのだが、結局のところ冒頭の挨拶部分を公開しただけで、会議そのものは非公開となった。
一方で、民主党による政府予算の事業仕訳は、連日ネットでも配信されるような完全な公開で行なわれている。 これは、これで賛否もあるようだが、やはり公開の場では、出席者も責任ある発言をすることが求められているし、結果だけでなくプロセスが見える点は大きく行政への理解を助ける。
選挙でマニュフェストを訴える時と、政権後の為政者となった場合とでは、当然ながら全てに矛盾がないなんてことはない。 そこで、為政者として、現状を正しく認識し、是々非々な合理的な判断と行動をし、素直に前言でも訂正すべきは訂正するという対応は、民主党支持者ではないが好感を持つ。
これにくらべて、地方政治の限界なのか、原理主義的な暴走を繰り返し、都合の悪い事には耳を塞いだり公開したりしないという、現上野原市の首長の対応には、疑問を抱かざるを得ない。
毎年、修善寺で開催される大学時代のOB会に出席するため、韮崎から修善寺に向う。 韮崎から行くのは初めてで、ネットで経路を調べたら韮崎-甲府-富士-三島-修善寺という経路が出た。 甲府-富士間は、身延線になる。 この身延線、甲府から富士まで各駅だと2時間半近くもかかる。 ちょうど、適当な特急ワイドビューふじかわがあったので、これを使ったけど、それでも1時間40分。 身延線は、少なくとももの心ついてから乗った記憶はないので、はじめてかもしれない。 三両編成の特急というのも、なかなか珍しいし、しかもガラガラ。 車窓から見る紅葉が綺麗で、これはこれで味のある旅だった。 このあと、三島から修善寺に行く伊豆急からは、雨上がりで、真っ赤な夕焼けがなかなか見応えが合った。
昨夜から宿泊している伊豆の船原館は、もう毎年のOB会の常宿で、今年で25回目。 僕も半分くらいは参加しているので、15回くらいは宿泊している。 ここは、バブルの頃に過剰な設備投資はしないで、昔からのコツコツと小さな改装などをしながら経営を続けているみたい。 それでも、一昨年来た時には、立ち湯というのが出来ていて、これがこの25年の中では、いちばんの改修。 今日は、朝食の後に、この立ち湯に入った。 水深1.2mのお風呂で、フロートがあるので、それを使ってひたすら浮かんで,脱力。 久しぶりに、すっかりリラックスできた。 そのあと、先輩の車で東京までのせてもらい、昼過ぎには帰宅。 ここのところ続いている背中の張りが少し和らいだ気がする。
今回のIEEE802.11WGでも、前回に引き続きWireless Next Generation SCで、Mobile 対応の提案を行なった。 今回は、我々とは別に、ベルリン工科大から同様の趣旨の提案があった。 彼は、以前にも同じように、我々に同期して提案をしており、互いにうまく同期している。 ここは本当に政治な世界なので、どう仲間を増やすかとその戦略が重要なので、なかなか一気呵成に進まない。 しかし,逆にいえば大手企業で、人数を動員すれば、比較的恣意的に標準化をリードする事が出来る一面がある。 実際に、IEEE802.11をリードしているのは、限られた数社だ。 残念ながら,日本の企業はいない。
アトランタと言えば、Coca ColaとCNNの本社があることが有名だ。 空港やホテルでは、ひねるとコーラのでる蛇口があるし、何処の家庭やオフィスにもCNN専用のモニターが置かれている......なんて事はない。 しかし、さすがに地元なので、会議中のコーヒーブレイクでも、決してペプシは出てこないと思っていたら、なんと今日の午後の休憩は、ペプシも並んでいた。 日本人には、ちょっとピンと来ないかもしれないけど、アメリカでは、本当にペプシが長いこと強かった。 最近は、少しコカコーラに負けてるらしいが、他の都市では、二大勢力という構成が成り立っている。 そんなわけで、やはりホテルのサービスとしては、地元とはいえ客の好みを考慮して、両方並べるんだろう。
昼前の便で、アトランタからダラス経由でサンフランシスコに移動。 アトランタのホテルから空港までは、来る時とおなじで地下鉄。 この地下鉄のチケットは、紙のカードでそんなに厚くないのだけど、ゲートの読み取り器に近づける非接触型。 光にかざしてみると、中にアンテナとかがあるのがわかるので、パッシブ型のRFタグのようだ。 出札するときも回収されないので、あとで中を開けてみる予定。
ダラスからサンフランシスコへのアメリカンでは、機内でWi-Fiが使える。 Gogo inflight internetというサービスで$7.95。 日本までのRTTは、250〜400mSecくらいで、安定している。 というわけで、この記事は,このフライト中に投稿しててみました。 コネクションボーイングが無くなって、国際線では使えなくなったけど、使う人はに嬉しいサービス。
昨夜は、1人だったので、ホテルでピザのケイタリングを注文し、ついでにシャルドネを一本頼んだ。 良く冷えたやつをデリバリーしてくれたのだけど、なんとフロントにもオープナーが無いと言う...orz なんとか、開かないかと思ったけど、他に適当な道具もないので、飲むのを止めた。 しかし、ケイタリングの安ワイン(しかも、南ア産)とはいえ、捨てるのは勿体ないし、ちょうどスーツケースがガラ空きなので持ち帰ることにした。 しかし、これを持ち帰るには、荷物はチェックインしないといけないのだが、普段機内持ち込みしかしない僕には、とても稀な機会だ。
というわけで、それなら折角だから、たまにはカリフォルニアワインでも買って帰るかなと思い、Santana Rowにあるワイン屋さんに寄って見た。 映画のサイドウェイズじゃないけど、日本人の女性が働いていて、いろいろと聞きながら、二本ばかり購入。 Dunn vineyardsの1993年のカベルネは、1993年モノが欲しいというだけの理由で選択。 ほんとうに、1993年は、ワインはハズレみたいで、なかなか無い。 もう一本は、Kistler Vineyard 2007年のピノで、こちらはまあ新酒。 両方ともカリフォルニアワインでは、そこそこに名の通ってるワインかな。 海外で、お酒を買うなんていうのは、実に何年ぶりだろう。 機内販売で、限定品の焼酎とかは、良く買うんだけど....洋酒とかワインなんて、いまは国内で買った方が品揃えも価格も優位な時代だから、とんとこんなことはしてなかった。
今日は、午前中にHaywardにある会社で打合せ、この会社に来たのは実に16年ぶりくらい。 San Mateo-Hayward Bridgeを、初めて渡ったのは、たぶんその時だったけど、あの頃はもっと海面に近かった記憶がある。 いつの間にか、車線も増えたので、なんか景色がちょっと変わったかな。 訪問した会社は、前に来た時と変わらないけど、いまでもこの場所で、センサー系な製品を生産していて、工場を見せてもらったけど、やはりアメリカって土地が安いんだろうな....とてもスペースに余裕がある。
午後は、親会社の事務所に顔を出してから、これまた15年来の付き合いの某チップベンダーに努める中国人の友人の家で打合せ。 彼とはじめてあったのは、スペクトラム拡散のLSIを販売していた会社に、彼が努めていた時で、その会社とは僕のほうが先に取引していて,彼が途中から転職で入って来て、こっちが客なのにその会社のLSIの事を教えたりした。 元々軍用の通信機器会社だったのだけど、ビタビとかディシタルシンセサイザーとか、I・Q掛算器とか、マッチドフィルタといった、いまのディジタル通信の基礎になる要素部分をLSIにして民生に販売展開をしていた。 そんなわけど、その頃は、とても基礎的な要素を一つ一つ部品として動かしていたので、通信の原理を理解するに役立った。 いまは、こういうものは、全て一つのSOCの中に入ってるので、それを使うエンジニアは、個々のプリミティブを知らなくなっている。 そんなわけで、その後転職して、今は無線LANやパケットスイッチの大手チップベンダーにいる彼は、若い人達からみると先生のような存在らしい。 シリコンバレーに、よく来ていた頃から16年以上たつのだけど、その頃に知り合ったこちらの連中とは、こうして今でも交流できるのか嬉しいものだ。
今は、現地時間で土曜日の早朝。 今日はこれからSFO-LAX-NRTと言う経路で帰国するのだが、日本に着くのは日曜日の夕方になる。 といわけで、土曜日があったようなないような事になる。 いつも、時差の大きな地域に移動すると、このような短い一日と、逆に往路の長い一日があるわけで、その時のこのページの更新タイミングというのが、またややこしい。 幸いこのページは、書き込む日時と記事の日時は別に設定できる(未来の日付では書けないけど)。 そうじゃなくても、結構バッチ処理的に更新しているので、僕みたいなズポラな人間には、とても便利。 もっとも、RSSは、絶対的な更新日時で送られるので、それを使ってる人には???かもしれないけど、まぁそこはご愛嬌です。
てなわけで、今日は貴重な、日米ともに土曜日であるうち、ちょっと更新してみた。
民主党政権での事業仕訳の話題は、先週参加してたIEEE802の会議に来ている研究者の中でも話題になった。 確かに、この仕訳で明らかになる無駄使いや天下り団体の実態というのは、驚愕に値する。 このなかで、自ずと僕らの周辺ではロケット開発やスパコンの話になるのだが、これも簡単に論評できるものではない。 しかし、技術や研究開発に対して、まったくの門外漢が「世界二位じゃだめなんですか?」という質問というか発言は、さすがにいただけない。 どうも、みていると発想が、短期的すぎて、中長期の視点が無い。 研究開発も、ここ数年成果主義を唱って、比較的短期の成果が見えるものが重点を置かれているけれど、短期間に開発投資が回収できるような応用研究は、民間がやればいいし、実際に携帯電話の開発やインターネット関係の研究開発なんて、今や圧倒的に民間優位だ。 逆に、その時々では評価出来ないというか、先が見えないような研究こそ、税金を投じて、長期的に行なうべきだと思う。 WWWだって、欧州原子核研究機構 (CERN) で生まれたわけで、この当時に素人が短期的な経済的効果で判断していたら、きっと廃止たったろうな。(もっとも、WWW研究そのものに、当時予算がついていたとは思わないけど) 国際競争力を強めようなんて言ってる時代に、基礎研究や長期研究の芽を、特定の人の浅慮な価値観で摘み取ってしまうのは、後々大きな後悔になるんじゃないかと心配してしまう。 苦しい時こそ、教育なんだという、米百俵な話は、もう通じないのだろうか...
先々週に漬けた白菜は、出張でちよっと間をおきすぎたら、若干漬かり過ぎ。 とりあえず、かるく水洗いしてジップロックに避難。 家で食べる分なので、特に問題ないだろう。
干してあった大根は、去年使った市販の沢庵の素があまっていたので、とりあえず沢庵漬けに。 切り干しは、留守中に雨にやられて、カビでしまったので、廃棄。 まぁ、寒さ的にはこれから仕込み時だし、自分の畑の大根はこれから収穫なので、そちらでハリハリ漬けなどは作る予定。
しかし、先々週にいろいろと干し物をしたあとに、長雨がつづいて、気温もあがったせいで、干し柿も一部はカビてしまったのもあった。 こちらも、先週アルコール消毒して、酷いのを取り除いたら、被害は広がらなかったので、一安心。
結局、一次産業は、長期出張なんてしてたらやってられないということだ。
某通信ベンチャーを起業した知人と一献。 彼らは、そこそこに資金調達をし、事業展開をすすめているのだけど、まだまだブレイクには遠い。 たまたま、彼らのやっているモデルが、昔僕が起こした通信事業に近いこともあって、たまに相談事に来たりする。 今日は、たまには一献ということだったのだけど、いきなりでてきたのが、某省系の助成金の話。 とあるテーマで、申請して、これが採択されたんですが、どんなもんでしょうか?というご相談。 これは、助成金だから、ちゃんと申請したとおり事業を行なって、費用も全部自己調達して、支払いなどもした後に、実績金額に対して規定の割合の助成金が交付される。 そこで、かれらの申請をみると、壮大な計画と、それなりに大きな事業費で申請していて、しかもほとんど外部からの購入や委託費用なので、実際に相当にキャッシュフローが必要になる。 自社の開発要員の労務費とか、設備費とかはないので、まるまる資金投下だ。 いくら資金調達したばかりで、資本増強したとはいえ、これは大変だなぁと正直に言ったら......うーんとなってしまった。 申請する前に、ちゃんと理解してなかったの? 申請する方もする方だけど、この内容で採択する方も、一体どんな審査してるんだうろ。 まったく、お寒い。 こういうのは、民主党さんの事業仕訳できちんと精査すべきだろうな。
それにしても、今年度は こんな話がふたつばかり舞込んできた。 こういう、公募事業とかの申請や実施、管理に関するコンサルでもやろうかしらん。
唐津で開催されているITRCの研究会に参加。 朝の羽田-福岡便で来たのだが、今朝は福岡空港が霧で視界不良になり、朝の一便とかは熊本に振替られたりしたらしいが、幸い僕は順調に予定どおりだった。 今回の研究会は、インターネットアーキテクチャ研究会と共催なので、初日は学生さんの発表がメイン。 昨今とても感じるけど、研究テーマそのものに、結構無理があるのが多いなぁと感じる。
夜の分科会の時に、ちようど東京大学で、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明と科学技術予算をめぐる緊急討論会が開催されていて、その様子がUstreamで中継されていたので、みんなでこれを見ていた。 この討論会の中継が、僕にはなかなか新鮮だった。 というのは、ノーベル賞・フィールズ賞受賞者という、大先生が演壇で話しているのを配信しながら、同じ画面でのチャットウィンドウの中では、視聴者のコメントがリアルタイムで流れていた。 しかし、そのチャットの書き込みは、もうほとんどxちゃんねる的で、言葉も世代も登壇者と大きく違う。 こういう、組み合わせがみれるというのは、なんかとても科学の力だなぁと変なところで感心してしまった。
今日は、参加中の研究会も、この中継も、世代混合でなかなか楽しかった。
昼で研究会が終了。 同僚、研究仲間らと車で加部島に行き、烏賊の活き造りを堪能。 活き造りとゲソの天ぷら、ご飯とみそ汁などをつけて、3000円弱と、それなりのお値段。 しかし、ほんとうに新鮮な旨味と、食感で満足。
その後、今度は唐津と福岡の間の糸島半島の根本の福吉に、牡蠣焼きを食べに寄る。 漁港の横にビニールハウスを使ったテントがいくつもあり、その前にある牡蠣を剥いてる小屋で、牡蠣とサザエなどを購入し、テントの中で炭焼きで食べる。 軍手とトング、殻を開けるナイフなどが支給され、次から次へと焼いては食べる。 8人で行ったのだけど、腹一杯の牡蠣とさざえを食べて、なんと一人700円! 以前から噂に聞いていて,一度来てみたかったのだけど、これはちょっと嬉しすぎる。 福岡市内から地下鉄でも一時間かからないので、これから冬の福岡出張が増える予感。
今年は、白菜を大めに作付けし、順調に育つているので、定期的に漬け物が出来る。 今朝も二株ほど収穫して、天日に干していたら、同じ区の知り合いが白菜いらない? って、 沢山持ってきた。 あちゃーって感じだけど、お断りするもの悪いので、分配分をいただく。 たぶん、七株くらいはある。 しかし、白菜は漬け物にしちゃうと、その後の日保ちが悪いので、とりあえず冷暗なところに保管し、暫時消費することにした。 誰かに、送ってあげてもよいのだけど、送料のほうが高く着くので馬鹿らしい。 漬け物にしてしまえば、東京に持ち帰って知り合いにお裾分けもできるんだけど、これまた持ち歩きは匂うしな.....ということで、消費方法を思案中。
1975年の卒業以来初めて開催された中学校の同窓会に参加する。 先だって、学校見学がアレンジされていたので、まずはそちらの集合場所である校舎正門へ。 ところが、もう完全にに昔の建物もなく、都心の学校のため、社会福祉系な行政機関と統合されたビルになっていて、そのなかに教室がある。 僕らが在校していた時には、元病院の建物で、当時としてはかなり古い分類だったので、その差に唖然。 さすがに、35年ぶりだと、待ち合わせ場所に集まった面々とは、名前を言い合わないと、誰が誰だかまったく分からない。 その後,近くのレストランに場所を移動し、かつての恩師も交えてのパーティ。 こちらでは、幹事が用意してくれた名札を胸につけていたので、互いに一瞬名札を見合ってから.....えっーーーxxxさん? と言って会話が始る。 しかし、皆それぞれの歳の重ね方をして、人生の折り返しを迎えているんだろうけど、とにかく元気。 ほとんどの参加者が、そのまま2次会に、さらに3次会へと続いて旧交を暖めた。 開催に尽力してくれた幹事さんに感謝しながら帰宅。
昨日の同窓会に絡んで、いくつかのSNSなどで出身校の登録者などを探ってみたんだけど、圧倒的にその比率は少なかった。 それでも、何人かは、これがきっかけでSNSでの連絡が取れたりしている。 面白いことにというか、笑ったのは、実はSNSには登録してあるんだけど、同窓会の開催に関する記事にレスすると、実年齢がばれちゃうからレスしなかったという人が、結構いたりしたことだ。 あとは、やはり匿名性に対する不安というのは合って、本当に誰だか分からない連中にレスしたりコンタクトするのは、気が引けるというものだ。 まぁ、そういう潜在的ユーザーを足しても、基本的に僕の世代だと、世代全体でのネット利用や情報リテラシーは、それほど高くない事を感じた。 普段、ネットワーク業界や関連の学術研究者らとのおつきあいが多いので、ついそれを基準にしてしまっていたけど、やはり世代による格差は確実にあるんだなと思った。 最近は、シンポジウムとか会議とかでは、Twitterの利用が盛んだけど、とてもとても、そういうとろこにタッチしている人は、僕の世代全体ではマイナーなわけです。
もっとも、僕もFaceBookにしても、Twitterにしても、アカウントはあるけど、ほとんど使っていない。 だれか、ヒウィヒッヒーでも遊んでください。