今週の月曜日から広島でIETF(Internet Engineering Task Force)76が開催されている。 日本での開催は、2002年の横浜でのIETF54以来の二回目になる。 今回は国内のIT系なニュースサイトでさえも、あまりニュースとして取り上げられていないし、一般紙では、まったく話題になっていないように感じる。 2002年の時は、日本で初めての開催ということもあったが、なによりもネットバブルの頃で、またまだ盛り上がっていた。 Networld + Interopも年々寂しくなっていて、完全にインターネット技術がコモディティ化したということだろう。 End to End 、Stupid Networkなインターネットの素顔は、もうみんな忘れてしまった感があり、いまやその上ではPPPやコミュニケーションサイト配下での囲い込みなどが全盛というのも、不思議なものだ。 結局は,End to Endは、Userに一定のリテラシーを求めるので、大衆化して行く段階では、薄れて行くものなんだろう。