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2009-12-01 地域とコンプライアンス

_ [仕事] 地域とコンプライアンス

  地方で仕事をしていると、コンプライアンスと言う言葉が、とてもむなしく感じる時がある。 地域の理論、慣習が、コンプライアンスなんていうものを遥かに凌駕している時があるからだ。 これは、地域に限らず、中小企業とかオーナー企業とかでも、感じる時がある。 結局は、ちいさなお山の大将さんには、世間を向こうに張った戦いは出来ないということなのかもしれない。 逆にいえば、グローバルスタンダートが本当にスタンダートになるには、こういうレベルの人達を如何に啓蒙するかが鍵ということかもしれない。 また、違法行為は、一人の遵法精神の欠如した人間の大きな声や力で簡単にはじまってしまう。 これに対して、その他多くの人が、その違法性を認識して、自らを律するのは司法が判断をした後であり、事前の予防はなかなか難しい。 今日のNHKで、かつての食肉加工業者の違法行為を内部告発した人の話をしていたけど、まさにこれなんかその典型だろう。


2009-12-02 携帯受難

_ [MISC] 携帯受難

  昨夜、北上に移動する新幹線の中の男子トイレで、iPhoneが.....ポチャンしてしまった。 水深がないのと、ジャケットを着せてあったので、即座に救出して、清掃したらなんとか無事だった。 最初は、ちょっと変なエラーがでたのだけど、コネクタを抜き差ししたらこれも解消。

 しかし、夕方東京にもどり、いくつか打合せをして、会食をしたあとに、帰宅の時に乗ったタクシーに、Docomoの携帯を忘れてしまった。 

どうも、昨日から今日にかけて,携帯受難な日だったようだ。 


2009-12-03 寿司屋で再会

_ [MISC] 寿司屋で再会

  香港からきている知人と、たまに行く新橋の寿司屋で一献。 カウンタの隣の席に来ていた別のお客さんの中に外国人の女性がいて、その彼女も香港にしばらく住んだことがあるというので、しばし席をならべて歓談していた。 しかし、そちらのグループの日本人の男性は、どこかで見た事あるよーなと思っていたら、会話の途中で先方から、真野さんですよね.....って。 なんと、世界一の半導体会社の日本法人の社長さんで、以前に総務省の委員会で一緒に委員をしたり、彼の会社主催のシンポジウムでパネルディスカッションしたりした旧知の方でした。 ちょうど、五人並んだカウンタの真ん中で、僕が端だったので,横顔しかみれなくてなかなか気がつかなかったので、失礼してしまった。 いやいや、本当にに世界は狭い。


2009-12-04 霞ヶ関がマメになった

_ [仕事] 霞ヶ関がマメになった

  民主党政権の事業仕訳などの影響なのか、国からの受託業務や助成事業等について、いつになく中間フォローの要請が来る。 今年の場合には、そもそも政権交代で、プロジェクトのスタートが遅れているのに、さらに中間報告等が増えるのは、正直実務に影響を与える。 とはいえ、考えてみればこれは当たり前の話なので、目くじら建てて文句を言う気もない。 むしろ、こういう民間的に考えて普通のフローが出て来たということは、やはり良い事なのかしらんと思う。 それでも、年度末に向けて,成果取りまとめをしないといけない案件が重ねって、これからの日々が怖い。


2009-12-05 ユビキタス特区

_ [仕事] ユビキタス特区

  上野原市でCATV/ネット接続事業を行なっている、 UBCは、今年度総務省の行なうユビキタス特区事業に採択され、地域密着コンシェルジェサービス(地域を活性化するサービス・プラットホーム)に関わる開発・実証事業を受託した。 これは、パソコンやマウス等を使わずに、高齢者や幼年層などの情報弱者でもブロードバンドサービスが利用出来るようにしたり、 地域の商店や企業が、地域密着型のブロードバンド利用サービスを展開できるような仕組みを用意したりするのが目的となっている。 

 結局のところ、今日のICTは、パソコンなどの利用スキルが求められて、まだまだ優しくて簡単な利用とは言えない。 また、ネットショッピングのイコマースも、全国単位のものばかりで、地方での地産地消に利用するのには、ハードルが高すぎるので、こういう部分を解決することが、地域活性には必要だろうと言う視点のテーマだ。

  しかし、今回はこの上野原市という、いままでICTの分野で特に目立った地域でもなく、学術研究などの拠点があるわけでもない地域が、こういう特区として認められて、事業を行なうという点は、とても興味深い。 これは、この地域が、中山間地域(一部僻地指定もある)まで含めて、光ファイバーによる情報基盤整備を行なっているからこそ、その上の利活用の実証ができるという訳だ。

 今年は、北上市でやっている研究とこれが、地域情報化関係なのだが、もうこの地域情報化は、半分僕のライフワークになりつつある。 今日は、雨だったので、このテーマの今後について、ちょっと場所は違うけど、同じ山梨県内の中山間地域で、いろいろと検討していた。


2009-12-06 坂の上の雲

_ [MISC] 坂の上の雲

  NHKが司馬遼太郎の坂の上の雲をドラマ化して放映している。 今夜の2回目くらいまでは、正岡子規と秋山真之の青春ドラマ的だけど、これから日露戦争へと進むにつれて、いわゆる司馬史観をどう描くのかが、なかなか興味深い。 きっと、この類いの論争が好きな人達には、格好の材料なので、Blogとかでも盛り上がるんだろうな。 既に、このドラマの製作発表後に、検索キーワードや本の売上も連動しているので、マーケット的には、ヒットだろう。 なんだか、このドラマの影響なのか、巷では天地人が今年の大河ドラマだった事が、既に忘れられつつあるような気がする。


2009-12-07 中央線高架化(三鷹-国分寺)

_ [MISC] 中央線高架化(三鷹-国分寺)

  週末の上り線の工事で、中央線の三鷹-国分寺間が上下ともに高架化が終了した。 これで、朝の踏切渋滞もかなり緩和されるだろうし、なにより駅が使いやすくなったのが嬉しい。 まだ、駅舎の工事等は続くのだけど、とりあえず前進と言う感じ。 


2009-12-08 健康診断

_ [MISC] 健康診断

  今日は、朝から健康診断。 毎年のことなのだけど、今年は胃のレントゲン撮影の前にするプスコバンの注射を受ける。 僕は、WPW症候(Wolff-Parkinson-White syndrome)なので、いままではこの注射をしなかったのだけど、今年の看護士さんは継続してWPWな人は、特に問題ないとのことで、注射されちゃいました。 あとは、検診途中で発覚するような大物はとくになく、問診もなにもなく、2時間もかからずに終了してしまった。 これで結果が来ると、要観察とかがでてくるんだろうな...orz


2009-12-09 思い込みVsマーケティング

_ [MISC][仕事] 思い込みVsマーケティング

  某団体の方と懇談。 地域WiMAXの活性化のめにVoIP over WiMAXをができれば、ブレイクするという発想を聞かされる。 これは、相当に痛い。 携帯とかPDAとかでも音声をVoIPにという流れはあるので、WiMAXという技術だけがこれを出来るわけじゃない。 そもそも、地域WiMAXが死蔵しているのは、キラーアプリが無いとかいうレベル以前の問題だろう。 飛ばない、届かない無線局を、離散的にポツンポツンと置いても、エリアーがまったく作れないということを理解していない人達がいけない。 地図に円書いて、非見通しでも通信できるなんていう、メーカーの売り言葉を信じてしまった事が悲劇なんだよね。 ちゃんと、総務省の作業班のレポートにだって、都市部で1.4kmくらいのセルで、しかも、これはセルエッジでは、速度が落ちる事が明確書かれているのに、宣伝文句のいいところだけを鵜呑みにしたわけだ。 

 エリアも作れない状況で、データ通信では顧客がニッチだから音声サービスをすればなんていうのは、最悪のデッドロックに陥るだろう。

データ通信は、まだホットスポット的なノマディック利用が許容されるけど、音声通信は待ち受けがあるいじょう、場所を意識しないで使えないといけないのに、エリアがつくれないという根本的な問題を解決しなきゃ話にならない。

マーケットを無視した技術指向の思い込みは、悲惨なビジネスを加速するんじゃないだろうか?


2009-12-10 生真面目さ

_ [仕事] 生真面目さ

  とある買収案件で、中国の事業家が投資元として、興味を示して来た。 直接の知り合いではないのだが、旧知の友人の紹介なので、とりあえずその企業の概要などを教えてほしいとお願いをした。 中国では、まだまだ中小企業や零細企業は、HPなどが充実していないので、ペーパーペースで資料提供をしてもらう事は多々有る。 今回、仲介している知人が来日するので,彼が資料を持って来てくれたのだが、これがなかなか面白い。 本業の会社の経営資源などの資料の他に、社長個人の経歴や個人資産などについても、整理されていて、全体に余計な修飾が無く、とても生真面目さを感じる資料となっていた。

 会社でも人でも、初対面の頃に会社案内や自己紹介をするわけだが、たまにどうみても誇張し過ぎでしょというのがある。 中国の新興企業とかだと、政府や共産党との関係などをやたら協調する人とかも結構多かったりする。 しかし、今回の彼の資料は、ほんとうに質素で、これだけでも信用に値する感じだ。

 成長著しい中国でも、比較的若い起業家などが、人脈だよりじゃないビジネスを展開しつつあるわけで、これからグローバルなベンチャーが沢山出てくる予感がする。


2009-12-11 絵解き

_ [仕事] 絵解き

  ユビキタス特区系のプロジェクトの打合せに参加。 システムとしては、DBを構築するのだが、その基本設計に関する打合せを行なう。 基本的に、RDBの設計でも、他の機器設計でもそうだけど、思考を整理するには、絵を書く事がとても有効で、僕はいつも罫線いりのA4のメモパッドと、鉛筆を持っていて、そこに絵をなぶり書きしながら、いろいろと議論を進める。 しかし、最近の若い人というか技術屋さんは、絵を書かない。 今日も、けっきょく僕以外には、そういうスタイルの人はいなかった。 多くの場合、ぼくは書いた絵をその場でまるめて捨てるのだけど、その走り書きの、どうみても後で解読出来そうにも無い絵を、「ください」っていう人がいて、今日もそうだった。 しかし、そんなものもらうんじゃなくて、自分で書きなさいよって、いつも思うんだけど、どうも書かない。 書かないということは、思考していないってことなのだろうか....不思議だ。


2009-12-12

_ [MISC] 猪

  仕事仲間やマイミクさんらと、忘年会。 午後に、皆がそろって飲持ち寄った漬け物などで、取りあえず乾杯。 第二人が到着して、また乾杯...

メインは、知り合いが猟でしとめた猪での鍋なんだけど、そのメインに行く前に相当食べてしまった。 猪肉は、予想よりもかなり柔らかくて食べやすく、マイミクさんが、固まりをローストとバター焼きにしてくれたのだけど、これも臭みもなくて、とても食べやすかった。 ワインやら焼酎やらでいつものごとく,夜が更けた。


2009-12-13 スーパーコンビュータ問題

_ [仕事][MISC] スーバーコンピュータ問題

  事業仕訳で話題になったスパコンは、結局世界一は目指さないで、予算を縮小して継続するという報道があった。 この問題は、いろいろな意見が有るけれど、僕としてはスパコン云々よりも、「世界二位じゃいけないのか?」という質問とそれに対する受け答えの方が、大きい気がする。 ノーベル賞受賞者や国立大学学長らの危機感を募らせたのは、スパコンそのものではなく、この発言じゃないだろうか?  スパコンは、単なるコンビュータの開発競争ではなくて、科学技術分野での象徴的なテーマであり、その波及性が高いというのであれば、さきの質問に対して毅然とした態度で、「世界一を目指さなくては意味がありません。 もし、世界二で良いのならば、このような予算は不要で、他社が開発するのを待ち、それを購入すれば良いのです。」ということを明言すべきではなかったろうか?  結局のところ、今回世界二番でもいいから予算くださいという対応になったということは、この研究開発の波及性みたいなものは、予算要求側も認識していなかったということだろう。 もし、そうだとしたら、学術界のお歴々が大げさに抗議したことじたいが、あまりに滑稽だ。


2009-12-14 IEEE802.11af

_ [電波] IEEE802.11af

  先週、IEEE802.11WGで、TV ホワイトスペースに関するStudy Groupが提案したPARと5Cが承認されTask Group af として標準化作業がスタートする旨の連絡があった。

これで、アメリカではTV ホワイトスペースについて、いくつかの標準がこぞってその周波数の利用を目指すことになる。 日本は、この部分についてどのような方向に進むのだろうか? とりあえず、PAR と 5Cの中では、FCCとOFCOMの政策に言及していて、他の国も追従するだろうって書かれいたけど、追従するなんて動きはいまのところ見えてこない。


2009-12-15 官僚の力量と適正化努力

_ [MISC] 官僚の力量

  仕事柄、霞ヶ関の官僚の方々と会う事が多い。 今日も、某省の複数の課長や課長補佐らと面談した。 いつも、感じることだけど、基本的にキャリアの人達は、論理思考ができるので、話が早い。 しかし、それと同じくらい、非論理というか多分にマインド的な行動原理がある。 これは、まさにバランス感覚ということなのだろが、突出した事を好まない。 行政という立場は、まさにこれが重要で、粛々と法やルールに乗っ取り、一つ一つの課題を解決し、必要であれば法改正も行ったりする。 2年サイクルくらいで、異動があるのは、このような業務が属人的にならないようにするという効能もあるのかもしれない。 このような特質は、地方行政も同じなわけで、行政者はルールの執行者として、論理思考(合理性)と遵法精神が大事なことに変わりはない。

  しかし、いま仕事で関与している地方自治体などは、首長の遵法精神が甚だ欠如しているように感じる。 ちょうど、いま行なわれているのこの地方自治体の議会で、首長の設置した委員会が違法状態にあると指摘されている。 これは、もともと違法状態となりうることを承知の上で、強権的に独断で委員招聘を行なったことにより、違法状態が作られたわけだ。 これに対して、違法状態を解消する手法として、後追いで予算や条例を改めるのは、まったくもって本末転倒な話だ。 以前に書いたTV放送の再送信同意などについても、違法と成る事を認識しながら実力行使をし、その実績をもって後にこれを合法と判断せよというのは、暴力以外のなにものでもない。 こういう、低次元のことは、霞ヶ関ではおこらない。


2009-12-16 企業の情報リテラシー

_ [インターネット] 企業の情報リテラシー

  とある上場企業に転職した元同僚と一献。 老舗の部品製造業で、特定の部品分野では、世界シェアNo1を誇る企業だ。 ところが、その知人の談によると、社内の情報システムは、かなり前時代的だそうだ。 社内の電話帳などは、事業所や部署ベースのエクセルデータが配布されるだけとか、社内システムへのアクスパスワードの設定とかは、誕生日や電話番号が主流とか、製品の電算コード化が未だできてないとか.......とても、信じられない話だった。 逆にいえば、これはIT系コンサル会社やシステム屋さんには、まだこんな大きな潜在ターゲットがいたのかという感じで、トップセールスする会社だったら、かなり美味しいのじゃないだろうか?   最近、歴史の長い中小や零細企業のこのケースは良く耳にしていたのだけど、まさかこんな大手でも歴史的慣習が支配的だとは知らなかった。 しかし、ホームページだけみると、とてもそうは見えないくらい、それなりだし、IRなんかも評価されるているのだけど、これはきっとそこだけ外部に丸投げなんだろう。 まだまだ、IT系コンサルさん、システム屋さんの開拓市場はあるんだな。


2009-12-17 CATVの地域会議

_ [仕事] CATVの地域会議

  山梨県のCATV事業者の協議会会合に参加。 NTTなどとの競合上の問題等の報告や、圏内での行事などへの参加報告につづいて、元総務省の方の講演があった。 全体として、典型的な地方の業界団体の会合という感じで、日頃からの情報収集量の少なさや地域独特の内に閉じた情報交換社会を垣間見た気がする。 これは、別にそれじたいが悪い事というのではないが、中央とか全国との差は、情報系の同様な協議会でも同じだ。 ただ、僕自身が放送系じゃなかったせいもあるけど、放送業界の方が内向的な気がする。 こういうところで、WiMAXがCATVにとって、こんれからの目玉だとか重要な戦略的テーマだとか説明すれば、事業者が食いついてくるというのは、なんかとても分かる気がした。 結局は、旧型の製品ベンダーは、Win-Winな提案よりも、都合の良いお客さん集団としての刈り取り場として、こういうところで誇張宣伝をして暗躍したんじゃないだろうか。


2009-12-18 初雪

_ [インターネット][] 初雪

  始発の新幹線で北上に移動。 村内自営型FTTHの実証実験のための、ネットワーク敷設工事に参加。 既に、共同研究者らによってケーブルの引き回しはされていて、今日は主に各家庭の集線装置のつなぎ込み。 ところが、昼前から雪がちらちら舞って来て、午後にかなり本降り。 僕は、昨日甲府でのCATVの地域協議会から都内にもどり、今朝は始発の新幹線に乗るために、都内で前泊したことから、ネクタイ、ジャッケトに革のショートブーツという出で立ち。 フート付きのハーフコートは来ていたけど、足下がとても作業には不便だった。 結局、つなぎ込みは出来たけど、各家庭でのPCの立ち上げまでは、日没になったために終了。 夜の新幹線で東京に戻る。 長い一日だった.......orz


2009-12-19 油断大敵

_ [MISC] 油断大敵

  朝のあずさで、山梨に戻る。 週末の朝は、小千谷行きなど、観光用の編成が多くて、今朝のあずさも登山客で満席に近かった。 先週末に、サルが出没していたので嫌な予感はしていたのだけど、案の定中庭で干していた大根が、10本近く被害にあってしまった。 残った数本では、ちょっと沢庵にするのに半端なので、明野までいって干し大根を購入。 どう考えても、このほうが安い(WW)  手元に残っていた材料と合わせて、今年2回目の沢庵漬け。 最初の樽は、もう食べれるので、こちらは塩を多めにして春先くらいを目処に食べれるようにする。

  午後からは、干し柿を取り込んで,選別。 今年は、吊るしてすぐに雨が続いてしまい、あまりよろしくないのが多いけど、まぁこれも自然の力。 

  寒さが強も風も強くなってきたので、年末年始の休みに向けて、生ハムを仕込む事にする。 とりあえず、あまり大きくないブロックを1kgほど、塩まみれにする。 今回は、自然風乾だけにしてみるつもり。


2009-12-20 太陽光発電

_ [MISC] 太陽光発電

 太陽光発電の営業が盛んだ。 オール電化にしている為、電気代の節約もあるけれど、停電時のバックアップ的な対応ができるかなども興味がある。 以前に、近くの店で聞いたときには、またまだ高かったのだけど、また最近は補助金や売電まで含めた提案がよくくる。 昨日は、某郊外型大型電気店からのチラシが入っていたし、今日は市内での説明会の案内が新聞の折り込み広告にあった。 この某大型店は、モニター的な顧客を募集するという内容になっている。 とりあえず、電話してみたらモニターとはいえ、自己負担率は50〜80%くらいで、値引きとか拡販の範囲みたいな感じだ。 それでも、見積もり、売電のシミュレーション等々をやらせてくれというので、とりあえずOKをしてみた。 果たして、どの程度の結果になるのか興味津々。


2009-12-21 不思議な地方行政

_ [仕事] 不思議な地方行政

  仕事で関与している山梨県上野原市では、情報通信事業以外に市民病院の建設が大きな政策の課題となっている。 この両方の事業とも、議会が特別委員会を設置したが、ねじれ現象となっている市長は、これとは別に専門委員を招聘して、その委員会会合を行なっている。 ところが、この委員会の内容や発言に、地元の医師会などから大きな反発が出たためか、急遽市長は、前言を完全に翻して、前市長の事業の継承に近い方針を打ち出した。 こうなると、この専門委員というのは、なんのために招聘されたのか、まったく分からない。 要するに、地元の利害関係者の綱引きでしかなく、その内輪揉めにつき合わされた有識者などは、いい迷惑だうろう。

  沖縄の基地問題等で発言が揺れている鳩山政権もそうだけど、結局は過去の浅慮が混乱を招いたということだ。 


2009-12-22 横向き親知らず

_ [MISC] 横向き親知らず

 かつての部下に、知り合いの歯医者さんを紹介していたのだけど、偶然昨日歯医者で遭遇。 彼は、昨日急遽診療してもらったところ、かなりひどい親知らずがあり、別な大学病院で外科手術をすることになり、紹介状をとりに来たところだった。 ちょうど、僕は診療が終わり帰るところだったので、近くのコーヒーショップでしばし歓談。 そこで、みせてもらった彼のレントゲンは、かなり凄かった。 下の親知らずが、真横に生えていて、それも口の内側(奥歯側)に向って生えている。 ↑↑↑← って感じで、一番端にある親知らずが内側の歯を真横から押している状態。 他人の歯のレントゲンを見たのは初めてだけど、それでもこりゃ異常だろうって、素人にも判る。 外科手術も結構大変らしいので、本人もショックを受けていた。 しかし、本当に人間の体って、千差万別というか不思議だ。


2009-12-23 村内FTTH

_ [インターネット] 村内FTTH

  北上市で行なっている村内FTTHの実証実験の設置のため、朝から北上に移動。 またしても、雪にみまわれる。 実験エリアのでの対象世帯のうち、どうにか日没までに半分くらいまでは動作を確認できたけど、結局最終的な全通は、年越しになってしまった。 今回はじめて、協力いただいてる住民の方とお話をする機会があったけど、高齢な方もネットやパソコンに対する興味がある事が判った。 また、いまも地上波を共聴でみているのだけど、天候に左右されて、砂嵐になったりが不満だそうで、今回の実験でのIPによるTV配信の映像は、それなりに喜んでもらえそうだ。


2009-12-24 防災ネットワーク

_ [インターネット][電波] 避難所無線ネットワーク

  今日は、朝から山口県柳井市に移動。 こちらで、自律型避難所無線ネットワークの実証実験を行なう。 共同研究者の大学、高専、企業らの若手らとの合宿で、クリマスイブにみんなでお仕事.....orz   知り合いのM教授がケーキを沢山買って来て、Y准教授は広島から殻付きの牡蠣を大量に持参してくれた。 しかし.....同僚らは、実験機材の動作が予定どおりいかず、急遽福岡の事務所まで代替え機材を取りにいく事に。 この分だと、彼らは徹夜になってしまう。 こういうところが、フィールド試験の怖いところだ。 もう、30年近くこんな実験を世界中で繰り返しているけれど、今回は久しぶりにドツボな感じ。 やはり、事前準備が重要ということを再認識している。


2009-12-25 ロジスティック

_ [仕事] ロジスティック

  柳井市での実証実験の二日目。 結局、昨夜九州に機材を調達しに行った同僚は、機材だけでなく、たまたま事務所にいた研究仲間のO君を連れて、朝方山口にもどってきた。 彼も同僚も昔から一緒に無線ルーターを使った研究をしている仲間なので、ものすごく強い助っ人だ。 おかげで、午前中には、どうにか各拠点の無線設備が準備できた。 僕は、午後の飛行機で東京に戻るので、最後まで立ち会えなかったけど、一部目的を達成できなかったが、データもそれなりに得られたようだ。

 今回は、共同研究者らが当日の運用に関する資料なども綿密に作成してくれていたのだが、機材の不具合などで大きな変更が余儀なくされたため、やはりろいろいと混乱してしまった。 参加人数も20人ちかくと多く、拠点も10カ所近くになるため、物流などの面での効率が全体のスケジュールに影響したりもした。 こういう実験をすると、後方支援というかロジスティックの重要性などを、体験をもって知る事になる。 計画段階で、どこまでイメージが含み、頭の中でシミュレーションできるかが、フィールド試験などでは重要ということだ。


2009-12-26 サル調査

_ [MISC] サル調査

 朝、裏山の道で、市の依頼をうけてサルの動向調査をしている人と出会った。 捕獲したサルに発信器をつけていて、そのビーコンを受信しながら群れの位置を記録しているそうだ。 周波数は聞かなかったけど、受信機はアマチュア用の無線機だった。 ここ数日、連日調査をしているそうで、我が家の周りは連日群れが来ていたらしい。 調査もいいけど、駆除というかなんとか来ないように出来ないのか聞いたけど、それは役割が違うらしい....  柿ももう無くなって来たので、そろそろ白菜とかが狙われる予感がしたので、収穫できそうなものは収穫しておく。  ついでに、野沢菜も、これ以上放置できないので、収穫して漬け物にする。


2009-12-27 リコール?

_ [MISC] リコール?

  先日、シャープの液晶テレビ アクオス(LC-20AX5)が故障した。 三年ほど前に購入したもので、購入後半年くらいで画面がみだれたりして、修理を依頼したら、メーカー手配の電気店が訪問修理をしてくれた。 この時は、保証期間中でもあったが、メーカーの不具合らしく、無償修理となった。 今回、再び画面が真っ黒になるという現象になり、別な機種を購入したのだが、一応修理できるか購入先の大型店経由で見積もり依頼をしていたところ、無償修理となり修理完了したと連絡があった。 今回は、インバーター基板の交換ということが伝票に記載されていた。 ネットで探ったら、この機種は結構不具合が多いようだ。 ようするに、積極的に広告してリコールはしないものの、修理依頼が来た時には無償修理するという対応になっているようだ。 おそらく、基本的な設計不良で、信頼性不具合なのだろう。


2009-12-28 納会x3

_ [MISC] 納会x3

 夕方から会社の納会に参加。 久しぶりに親会社やグループ会社の人達と顔をあわせた気がする。 今年は、不本意ながらここ数年係争していた案件が終了し、尽力してくれた弁護士も参加してくれたので、彼への挨拶ができて何よりだった。 その後、かつての上司でもある先輩と、知り合いの金融系の知人と三人で一献。 さらに、そのあと某通信事業者の知人と一献。 これだけ、納会したら明日は仕事は、絶対にないだろう......


2009-12-29 政争に泣かされる市民

_ [電波][仕事] 政争に泣かされる市民

  仕事で関係している山梨県上野原市には、市内最大の住宅造成地であるコモアしおつという住宅団地がある。 ここは、山の上を開発した1200世帯くらいの住宅地で、その街並は住宅会社のコマーシャルにでてくるような瀟洒なものだ。 ここでは、アナログ地上波放送は、共聴方式によって視聴可能となっており、これは共有財として管理組合が管理している。 この管理組合というのは、他の様々な共益部分の維持管理を行なうための組合で、住宅購入時の一時金と毎月の管理費を組合員が支払い、財源としているそうだ。 この地域においても、市の情報基盤整備事業により、各家庭にFTTHが引き込まれ、CATVに加入すれば地上デジタル放送が視聴出来るように整備されていた。 しかし、それにも関わらず管理組合は、一億円近い費用を費やして、アナログ共聴施設のデジタル改修を強行し、必要な諸手続きや再送信同意を取得しないまま地上デジタル放送の再送信(圏内、圏外ともに)を試験放送と称して違法に行なっていた。

  とろこが、今日の朝になって、急遽デジタル放送の再送信を違法であるために停止するというチラシが配布され、停止されたそうだ。 彼らは先週、山梨に系列のあるNTVとTBSの圏外波再送信を停止し、来年の1月5日には他の再送信も停止するという事を広報していた。 しかし、それは違法行為をそれまで継続することを公式に表明したものであり、そんなことがまかりとおるのかと疑問に思っていたところだった。

 結局のところ、この年末の今になって、全ての地上デジタル放送の再送信を停止したわけだが、それまでの説明で法的に問題ないなどと公言していたことを信じた市民は、年末年始のこの時期にいきなりデジタル停止という状況に陥ってしまったわけだ。

 そもそも、すでに市が整備した光があり、有料とはいえ月額1,050で合法なデジタル対応されているにもかかわらず、多額の費用を投じて、二重投資を強引に進めた背景には、極めて政治的な判断があったのではないだろうか?  管理費のように、使途が直接的に判らない共有財は、一部の人の作為により、いとも簡単に無理や無駄な利用がされてしまうというのは、実に怖い話だ。 世帯あたり10万円もあったら、これを地デジ移行のための還付金として、組合員に還付すれば、アンテナを自ら建てる人はその費用に使えたし、CATVに加入する人は、以後の月額利用料に充当しても、5年分くらいにはなるし、新しいTVに買い代える費用に充当したりできたはずだ。 さらには、アナログ停波後は、アナログ共聴施設の維持管理費が不要となり、その分管理費が軽減できる。

  結局のところ、こういう基本的な積算評価や合理的な比較考証をせずに、極めて政治的な暴走をし、最後に一般の市民が不利益を被るというのは、本当に情けないし、悲しい事だろう。


2009-12-30 船舶用衛星電話

_ [仕事][] 船舶用衛星電話

  受託研究で使うワイドスターデュオという衛星電話を山梨で使ってみる。 本当は、福岡の事務所で開発するのだけど、ビルの谷間なのでうまく設置できないということで、とりあえず冬休みの宿題で、僕が山梨で動作確認をすることになった。 一通り機器をセットして、電源を入れると、レドームで覆われた船舶用アンテナが内部で一生懸命に衛星をトラッキングしている音が聞こえ、しばらくすると受信信号強度が最大になって、利用可能な状態となる。 ところが、この状態で使えるはずなのだが、フックを上げても発信音が聞こえない。 いろいろと、マニュアルと格闘したけど、結局解決はせず、サポートはいづれも年末、年始のお休みということで、残念ながら冬休みの宿題は持ち越しになってしまった。


2009-12-31 大晦日トラフィック

_ [インターネット] 大晦日トラフィック

  今年も大晦日になってしまった。 去年まで使ってなくて、今年使ってるのがTwitter。 といっても、ほとんどフォローはしていない。 それでも、このTwitterに、あけおめトラフィックがかなり流れるんだろうなという予想は出来るので、ちょっと今夜は注目してみる予定。


この日記は、FaceBookにフィードしているので、ツッコミはそちらだけで受け付けることにしました。
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