とある上場企業に転職した元同僚と一献。 老舗の部品製造業で、特定の部品分野では、世界シェアNo1を誇る企業だ。 ところが、その知人の談によると、社内の情報システムは、かなり前時代的だそうだ。 社内の電話帳などは、事業所や部署ベースのエクセルデータが配布されるだけとか、社内システムへのアクスパスワードの設定とかは、誕生日や電話番号が主流とか、製品の電算コード化が未だできてないとか.......とても、信じられない話だった。 逆にいえば、これはIT系コンサル会社やシステム屋さんには、まだこんな大きな潜在ターゲットがいたのかという感じで、トップセールスする会社だったら、かなり美味しいのじゃないだろうか? 最近、歴史の長い中小や零細企業のこのケースは良く耳にしていたのだけど、まさかこんな大手でも歴史的慣習が支配的だとは知らなかった。 しかし、ホームページだけみると、とてもそうは見えないくらい、それなりだし、IRなんかも評価されるているのだけど、これはきっとそこだけ外部に丸投げなんだろう。 まだまだ、IT系コンサルさん、システム屋さんの開拓市場はあるんだな。