仕事で関与している山梨県上野原市では、情報通信事業以外に市民病院の建設が大きな政策の課題となっている。 この両方の事業とも、議会が特別委員会を設置したが、ねじれ現象となっている市長は、これとは別に専門委員を招聘して、その委員会会合を行なっている。 ところが、この委員会の内容や発言に、地元の医師会などから大きな反発が出たためか、急遽市長は、前言を完全に翻して、前市長の事業の継承に近い方針を打ち出した。 こうなると、この専門委員というのは、なんのために招聘されたのか、まったく分からない。 要するに、地元の利害関係者の綱引きでしかなく、その内輪揉めにつき合わされた有識者などは、いい迷惑だうろう。
沖縄の基地問題等で発言が揺れている鳩山政権もそうだけど、結局は過去の浅慮が混乱を招いたということだ。