某通信ベンチャーを起業した知人と一献。 彼らは、そこそこに資金調達をし、事業展開をすすめているのだけど、まだまだブレイクには遠い。 たまたま、彼らのやっているモデルが、昔僕が起こした通信事業に近いこともあって、たまに相談事に来たりする。 今日は、たまには一献ということだったのだけど、いきなりでてきたのが、某省系の助成金の話。 とあるテーマで、申請して、これが採択されたんですが、どんなもんでしょうか?というご相談。 これは、助成金だから、ちゃんと申請したとおり事業を行なって、費用も全部自己調達して、支払いなどもした後に、実績金額に対して規定の割合の助成金が交付される。 そこで、かれらの申請をみると、壮大な計画と、それなりに大きな事業費で申請していて、しかもほとんど外部からの購入や委託費用なので、実際に相当にキャッシュフローが必要になる。 自社の開発要員の労務費とか、設備費とかはないので、まるまる資金投下だ。 いくら資金調達したばかりで、資本増強したとはいえ、これは大変だなぁと正直に言ったら......うーんとなってしまった。 申請する前に、ちゃんと理解してなかったの? 申請する方もする方だけど、この内容で採択する方も、一体どんな審査してるんだうろ。 まったく、お寒い。 こういうのは、民主党さんの事業仕訳できちんと精査すべきだろうな。
それにしても、今年度は こんな話がふたつばかり舞込んできた。 こういう、公募事業とかの申請や実施、管理に関するコンサルでもやろうかしらん。