某大手経済新聞の記者から、久しぶりにWi-Fi ビジネスについての取材を受けた。 結局、公衆無線アクセスは、統合サービスのなかの一つとして、コストセンター的要素で終わるのか、それ自体できちとんとしたプロフィットモデルになりうるのかというのが、未だ見えてこないとこの記者が言っていた。
もし、Wi-FiがいまのようなNomadicから、完全とは言わなくても、Mobileに近い速度で使えるようになれば、シームレスなエリアがなくても、プッシュサービスのように、エリアを通過する間に、広告やクーポンを渡すというモデルが出来る。 ガソリンスタンドの前を通過したら,その間に二日間有効な割引券が配布されていて、帰りにとおる時に利用するとか、道の駅の前を通過したら、その先の観光地で使えるクーポンが降ってくるなんてことが出来るのではと期待している。
特定のキャリアで、ローミングなどで沢山のAPを展開しても、初戦は穴あきなカバーエリアになるのだから、逆に個々のサービスエリアでの滞在時間を短くして、立ち止まらないで良いサービスが展開できることを期待している。 いよいよ、来週のIEEE802では、そんな提案を全体会合でする予定。