先々週、IEEE802.11WGで承認されたFast Initial Authentication SGについて、日経さんが「Wi-Fiをもっとモバイルに」という記事で紹介してくれた。 この記者さんは、実際にOrlandの会合に来られいて、動議提案可決まで現場にらいしたので、それなり空気を掴んだ記事に成なっている。 これとは別に、この提案の件で、いつくかのメディアから取材を受けていて、思ったよりも国内での反応があることには、驚いていたりする。
というわけで、若干この記事に補足の説明をしておくと、モバイルといっても、Wi-Fiなので、サービスエリアが完全にシームレスになるわけではない。 まぁ、かつてそういう事をしようとした事は有るけど、とても一つの事業者が、携帯のようなサービスエリアをWi-Fiで用意することは、実現されていない。 ところが、歯抜けというか飛び飛びのサービスエリアだとしても、その前で一々立ち止まって、WEB開いて、認証してとやらなくも、通過している間にメイルや、twitterとかが拾えたら、それはそれで結構嬉しいじゃないかというのが、提案するシステムなわけです。
つまり
1.完全にどこでもつながる とうぜん立ち止まらない Mobile
2.所々つながる 立ち止らない 今回の提案
3.所々で、立ち止まって使う Nomadic
というわけです。
さて、そこでこういう状態を、なんと表現したらいいのだろうか?
アドホックモバイル、スキップモバイル、ホッピングモバイルとか、いっその事造語で、Momadicなんていうのでもいいのだけど、適当なネーミングが欲しいところだ。