山梨の家の近くに、明治時代の病院の建物で、蕎麦屋をやっている店があって、とても判り難いところにあるのだけど、なかなかの人気店だった。 ここの蕎麦と一緒に出てくるボリュームたっぷりの野菜の素揚げも気に入っていて、来客があるとよく利用していた。 ただ、店主のご夫妻は、賑やか過ぎるのが嫌いなようで、マイペースを大事にしていて、連休とかの時はお客様が長蛇の列で待っているのが、基本的に苦手だった。 「時間がかかって申し訳ないので、あまり待たずにどうぞ次の機会に」なんて紙を書いたりしていたくらい。 でっ、知り合いとたまたま話していたら、ついに蕎麦をやめて、カフェにしたというので、三時のお茶の時間にいってみた。
予想どおり、カフェになっちゃったら、お客さんもいなくて、ガラガラ。 でも、その分ゆったりと過ごせます。 会計しながら少し話してたら、やはり蕎麦だと昼のピークと混雑を裁くのに、相当疲れてしまったようで、今のマターリ感がいいそうです。
スローライフならぬ、スロービジネスだけど、これで食って行けるなら、それはそれで素晴らしいかな。