今回の出張の目的であるTridentcom2012が今日から始まった。 初日の今日は、Turorialに参加して、Giniとかのテストベッドへの実際のアクセスなどを体験した。 しかし、正直言って技術的な革新性とか発明的なインパクトは、まったく感じれなかった。
無線のテストベッドも、既存のWi-FiやWiMAXを使って、そのパラメータをいじるだけで、どこにもFutureを感じない。 それでも、欧米の研究機関は、その普及のためにTutorialを開いて、参加者のアンケートもとったりと、しっかりと成果展開を目的に動いている。
今回は、日本のテストベッドの話などはなくて、こういう点でも日本はあまり海外に評価されにくいのかなと感じる。 また、Futureというからには、今までの固定概念を捨てて、高所太所からシステムを研究すればいいのに、どうも日本のの研究って、まず欧米ありきで、それを目標にしがちに見える。 しかし、その欧米の研究でさえ、Future Internetとか言う割には、今ひとつなのだ。 だからこそ、こういうところでも日本のシステムの紹介やコラボが対等にあってくれれば、十分にリードすることが可能なのに残念だ。