参加しているTridentcom2012が無事終了。 この3日間で、食傷気味なくらいテストベッド関係の状況が理解できた。 しかし、テストベッド系って、なんかこんなふうに使えます、使い方こうですが多くて、技術的な革新性はあまり感じないというのが正直なところだった。 本来は、新世代ネッワークとかの研究の一環で動いてるはずのプロジェクトだと思うのが、結局新世代とかの話はどこかにいってしまって、テストベッドの運用的なところに話がいくのはどうなんだろう?
会議で発表で多かったキーワードの一つが、Federationで、いわゆる連携研究とか、テストベッド連携とかなんだけど、これも結局バズワードなんじゃないって感じ。 日本でも連携研究とかをいろいろ言ってるのは、このあたりの影響があるのだろうか? もっとも、Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineeringがアフリエーションな僕が、それを言うなと言われればそれまでだけど。
今回は、たまたま論文が採録された日本人が、僕ともう一組(2人)だけで、日本からの参加者も、この3人だけだった。 幸いにも、このうちの1人の研究者とは以前から面識があったので、なんだかんだ三日間いろいろと話をさせてもらって、研究者のお仕事について教わった事は、本来の目的に加えて大きな収穫だった。
というわけで、最終日の今日は外に行かずに、ホテルのレストランで彼と一献。 目の前の海に沈む夕日を見ながら、ギリシャワインを楽しんだ。