今日の午後は、新宿でワイヤレス技術セミナーの講演。 丁度、高島屋で大北海道展をやっていたので、昼は函館の鮨処木はらの寿司で腹ごしらえ。 今日の講演者は、皆IEEE802で顔をあわせるいつものメンバーなので、なんだか気が楽。
セミナーの途中で、MCPCが提携して、日本で実施しているIEEE-WECT(Wireless Communication Engineering Technologies Certification)の説明があった。 たまたま、MCPCの方も旧知だったので、控え室でガイドブックを見せてもらい、少し話しを聞いた。 この試験は、実務経験を伴うエンジニアを対象しているそうで、内容は無線通信の基礎からネッワークのことまで、かなり網羅的だ。
たとえば、熱雑音を求めたり、ドップラー周波数を求めるものから、無線LANのコンテンションウィンドウの関係、モバイルIP でのHome Agentの扱いなどまである。
最近は、無線LANを扱ってるシステムエンジニアとか言っても"dB"の意味も知らないのもいるし、ネットワークのエンジニアとかいいながら、障害切り分けで、"Ping"を打つくらいしか出来ないのがいたりする。
なので、こういう基礎からある程度の実践までを網羅する試験による資格認定というのは、なかなか意味深いと思う。 残念ながら国内での知名度も低く、企業などでその価値が認められていないようだけど、今後どう普及していくか楽しみな資格だ。