Atlanta で開催中のIETF85に参加。 IEEE802 と比べると参加者が1000人越える活況は羨ましい。 しかも、IETF の場合には、民間のスポンサーが多いので、ストラップやTシャツはもとより、コーヒープレイクなどもスポンサーのロゴがあっちこっちに踊っている。
今日は会場に来たなり、某先生とあって2015年横浜開催の支援の話となったので、まずは2014年IEEE802の神戸開催の支援をと切り返してしまった。(ww)
ところで、日本では大学の設置認可を大臣が覆して騒ぎになり、新しい審査基準で再審査するらしい。 当然ながら、再審査となると新しい委員会を設置し、その委員も変るんだろうけど、その人選の透明さがどうなるか気になる。
とにかく、国の委員会とかは、その委員の人選、任命が結局は、官僚の裁量なのが、僕は諸々の問題の根幹にあると思っている。 マクロ的に、どういう属性の人をどのくらいというルールを明確にし、そのルールに沿って人選をするように変ればと思う。
これは、企業の人材登用でも全く同じで、男女の管理職の比率とかでも、それを裁量で自由にやっている組織は、結局組織内の裁量者のオフセットがかかる。 例えば、メーカーでの製品企画会議の構成とかも、単にマーケティングサイドだけではなく、製造側はもちろん財務やサポートというバランスも必要なのだ。
そういう意味でも、IEEEやIETFの運営などは、参考になる点が多々有るんだけど、官僚もこういう現場をみる機会を増やせばいいのになぁ。