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2012-11-25 恐るべしドーム型石窯

_ [MISC] 恐るべしドーム型石窯

  石窯を新しいドーム型にして、最初にピザを焼いたくらいで、その後は出張続きで使う暇がなかった。 今日は、久しぶりにフルに山梨にいるので、とりあえずカンパーニュと牛肉を焼いてみた。

  このドーム型は、開口部が狭いこともあり、最小に火を熾すのが、結構難しい。 以前の開放アーチ型は、比較的大きな薪を積上げて、豪快に燃やしたのだが、今度のは、かなり細く割った薪で、細かく燃やしていかないと、なかなか炎が広がらない。 基本的に、炭を使う事か良いようなのだが、その炭を熾すまでが大変。 

  しかし、逆に一度炭が熾きてしまうと、内部の温度は相当に上がるし、開口部から常時空気が入るので、連続的に使える。

  とりあえず、温度計を置いてみても、窯内部の場所により差があるのので、あまり当てにならない。 以前の窯でも、最初は随分と温度の見極めに苦労したのだが、案の定今度の窯でも、今日は全体的に温度が想定よりもかなり高かったようで、パンは表面を焦がしてしまった。

  パンのあとに、今度はトレーでローストビーフを作ってみたのだが、こちらは、まぁまぁの出来。 もっとも、僕の好みからすると、もっとレア気味が良かったのだが、肉汁は逃げずに、中はそこそこジューシーだった。 面白いのは、油を使わずにじんわり焼くので、ポテトとかブロッコリーが、カラッと焼け、グリルならではのヘルシー感があった。

  思うに、やはりこの窯は、最初の高温時にビザ等を焼いて、その後にパン、そしてロースト系というように、自然な温度低下に合わせて、いろいろと調理するのが良さそうだ。 一度、炊いてしまうと、途中で必要に応じて、薪や炭を入れれば、一日みっちり使えるのが魅力なわけだ。

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