普段、東京にいる時は、どうしても帰宅が深夜になるので、シャワーが多く、湯船にゆっくり浸かるのは、週末の山梨になる。 僕は、お風呂、温泉が好きなので、出張とかでホテルに泊まる時は、逆にバスタブにお湯を張って、ゆっくり楽しむことが多い。 だから、ヨーロッパとかで、そこそこのクラスのホテルでも、シャワーしかないと、かなりガックリする。
特に長期の出張の時は、バスジェルを持参して、これを入れてゆっくりと浸かるようにしている。 風邪気味の時なんかは、これは駄目という人もいるけど、寝る直前に熱い風呂に入って発汗すると治る気がしてる。 そんななので、バスタブが小さかったり、給湯システムがうまく働かないと、もう二度とそのホテルには泊まりたくないとまで思ってしまう。
今回もちよっと風邪気味なので、お気に入りのバスフォームを入れて、寝る前にゆっくり風呂に入っていて、なにげなく目の前の給湯口をみていたら、ふとした事にようやく気づいた。
なにかというと、アメリカ式の給湯口の仕組みの合理性だ。 アメリカのホテルでは、回転式の給湯口が多くて、これはレバーを回転させると水/お湯がでる。 この仕組みの場合、基本的にレバーの位置で変るのは、出てくるお湯の温度だけで、流量は変らない。 日本とかであるお湯と水の流量を別々に調整するタイプや、別々じゃないにしても流量と温度を両方調整するタイプの場合、結構な割合で適切な温度にするのに苦労することがある。
これに対して、このアメリカ式のやつは、流量は変らないわけで、二つの機能がない。 流量固定というのは、一件不便そうだけど、バスタプにお湯を張るという使い方を考えれば、流量を変える事の必要性は感じない。 シャワーにした時に、流量が変らないのはちょっと不便という人もいるかもしれないけど、こちらも所詮壁に付いてるタイプならあまり流量を変える必要性はない。
恐らく、最初にそんな深慮があったのではなくて、簡単な方法を選んだだけかもしれないけど、これはこれで用途に合わせて機能を絞るという、とてもシステマティックな設計に思えて来た。 これで、流量とオーバーフローで上部のドレインからの流出量のバランスが取れるように設計してあると最高なんだが、さすがにそこは考慮されていないみたいだ。
もっとも、いくらシンプルで良いシステムでも、バスタブの栓がちゃんと閉まらないとか、お湯の温度が上がらないというトラブルが少なくないのが、アメリカの悲しいとこではある。
今夜のIETFソーシャルは、ジョージアドームの貸し切りで、カジノからピンポン、ビリヤード、アーケードゲームと盛りだくさん。 グランドの一部では、サッカーBOFで、ミニゲームまでしてる。
随分昔に、パリでオルセー美術館を貸し切ってのソーシャルも印象的だった。 基本的に、IETFはお金持ちだなぁ....IEEE802は、ホテルのボールルームで、ドリンクも1人2杯まで無料とかなので、とても差を感じる。