朝事務所に一旦荷物をとりにいって、午前中は定例の打ち合わせ。午後は、事務所に戻って、来客とテレカン、社内打ち合わせ等。
夜は、EverySenseのパートナー各社のトップと会食。会食をしながら、たまたま残業とかの話しになったんだけど、昔は労働争議とか組合関係が強かったけど、今のような残業規制の強さはなく、どこの会社も残業が多かったよねという話しになった。
残業が良いか悪いかは色々と意見があるだろうけど、仕事が乗ってきて、気がついたら深夜とかいうのは、開発系じゃなくても、ままあるだろう。自分のやりたい事や楽しい事が仕事の中にあって、ついついそれに没頭することは悪い事じゃないだろうに、なんか最近は一律的な管理、規制が強すぎるのかもしれない。
もっとも、何かをやりたく職を選択するのではなく、雇用があったからその仕事についたという人には、こういう輩の張り切りが迷惑になったりするのかもしれない。
なんだかんだ、ぼくは社会人人生の多くを、雇用する側で過ごしてきてしまったので、こういう事を簡単に言ってはいけないのかもしれないど、好きな仕事を夢中にすることは、誰にも止められない。
というわけで、今日も会食のあと、結局事務所にもどって、事務仕事の片付けをして、スッキリした。
朝、築地市場に出掛けてアンチョビ用の片口を探したけど、残念ながら大きな真鰯ばかり。時期的には、シンコや鮎が場内では今が盛り。折角来たのに手ぶらも悔しいので、比較的小さめの真鰯を2kgほど購入。
そのあと、知人の会社に、お待ちかねのKWM-1のピックアップにいく。相変わらず大量のコレクションが並んでいるけど、そんな中でもやはりKWM-1はかっこいい。
中央高速の下りの渋滞が酷いので、都内で友達と昼食をとって、二時過ぎに渋滞が解消したタイミングで山梨にもどったら、とても快適に二時間弱で無事に帰宅。
とりあえず、鰯は夕飯に塩焼きで食べる分をとって、あとはひたすらフィレにして塩漬け。肉厚なので、これはこれで美味しいアンチョビに化けるかもと期待。
生ものを片付けた後、いよいよKWM-1を開く。本体は、かなりクリーニングされていて、特に緩みもない。普段75S-1につなげている312B-3スピーカーとループアンテナを接続して、柏手を打ってから電源を入れてみた。
メーターとVFOが独特の暖かみのある橙色に光って、AF Gainを上げるとノイズが聞こえてきた。
一番下のバンドを少し探っていたら、ちょうどラジオ日経第一が聞こえた。しかし、このバンドで聞こえるのは、多分IMだろうけど、最低限の受信機能が働いてるらしい事が確認できて一安心。
KWM-1は、トランシーバーだから送信もできるんだけど、今更アマチュア無線をやる気もないので、とりあえず床の間の飾り物だけど、見てるだけど和むのが嬉しい。
うーん、しかし並べてみると、やはりスピーカーコンソールは、312B-2が欲しくなるな。しかし、今ではもう手に入らないだろうし、入るとしたらとても高いんだろうな...
朝、畑に行ったら昨日の夕方には何ともなかったのに、モロッコいんげんやトマトが食い散らかされていた。支柱等は倒れていないし食べ方的にも、推定犯行時間からも、犯人は鹿だろう。とりあえず、鹿は白いモノがあると近づかないらしいので、虫除けネットをトマトなどの支柱を囲う形で張ってみたけど、果たしてどうなることやら。
朝食のあと、明野のSunnyで二鞍騎乗。乗馬のレッスンを受けるようになって、一年ちょっとになるけど、まだまだ判らない事ばかり。というわけで、ふとSmart Horse(スマホ)が欲しくなったぞ。馬に乗りながら、スマホでサクッとコントロールなんていのうが出来たら.... って、それは楽しくも何ともないか....
仕事上、新しい事に取り組もうとしている人と話しをする事が多いのだが、こんなことをしようと思っていると聞かされて、まったく目から鱗が落ちる斬新な話しというのは、滅多にお目にかからない。
大抵の場合、よっぽど疎遠な分野じゃない限り、話しの筋やキーワードからある程度の世の中の状況を探ることは、インターネットによって、昔とは比較にならないほど容易になった。
もともと、僕の元に寄せられる相談というか話しは、僕が関係している分野のことなので、大抵の場合は具体的な事例も含めて、状況説明や判断ができる材料がある。
ところが、面白いくらいに技術シードから新規企画的な話しを持ち込む人は、周りや業界の事を知らない。知らないというか調べていない。中には、対象となる業界で使われる用語一つとっても、知らなかったりすることも多々ある。
これは、もう完全に頭の中にバイアスがかかっていて、調べる事を無意識に避けていたり、自分の価値観と異なる情報に対して、ネガティブな見方しかしなかったりするのかと思う。
そこで、企画の立案とかには、最低限の調査項目を決めて、そのCriteriaをパスしたら相手にするというようなマネージメントをする事が大切なんじゃないかと思うのだが、以外と大企業でもその辺りが甘いのかなと、痛切に感じる今日この頃だったりする。
まぁ、ひらたく言えば「ggrks!」というのを、もっとマネージメントは発して良いんじゃねーのというわけだ。
朝広島からのぞみ号で名古屋に移動。N700系だけど、新大阪以西はWi-Fiサービスが無いので、テザリングでネットに接続。驚いた事に、以前はほとんどの区間で使えなかったのに、今はLTEがかなりの範囲で使える。
昼前に名古屋について、旧知の大先輩と昼食。かれこれ四半世紀以上の付き合いになる方で、今は名古屋でベンチャーのインキュベーション関係の仕事をされている。ここ数年、なかなかお会いする機会がなかったのだけど、本当に久しぶりに再会。昔と変わらずに元気な様子で、なによりだった。
午後からは本山で論文の指導をいただいている先生と面談し、合わせてEverySenseの説明などもさせていただいた。今日は、若い准教授の先生も参加してくれて、有益なご意見をいただけた。
夕方、栄のホテルにチエックインして、大阪から移動してきた同僚と合流。名古屋に宿泊するような出張って、実に何年ぶりかだし、もともとあまり地の利が無い。
ということで、FaceBookで今夜の食事に適当なところを推奨してと投稿したら、あっという間に4件ほどの提案をもらった。同僚と協議の結果、千草にある日本酒と和食のお店に。若いご夫婦が切り盛りされていて、カウンタとテーブルが数席のこじんまりしたお店。
お酒と料理をペアリングして出してくれるので、5種類の日本酒と料理を堪能できた。生原酒からはじまって、常温の通年もの、最後は燗酒まで、とても美味しくいただいた。深夜にテレカンがあるので、あまり沢山飲めないので、異なる種類を少しずつ味わえるのは、ちょうど良かった。
ご主人と奥様や常連さんとも、ひとしきりお酒やら食べ物屋談義に花が咲いて、本当に良いお店を紹介してもらえたと感謝。
ホテルに戻って、風呂ですっきりして、深夜のテレカンに参加。テレカンは、予想通りにベテランの知り合いのツッコミが炸裂していた。www
午前中は名古屋大学で打ち合わせをして、新幹線で東京へ移動。流石に、夏休みで同僚との並び席どころか、通路側も窓側も満席。とりあえず、時間がないので、駅弁を買って、3人並びの真ん中席にてもぞもぞと食べる。
午後は、駒場で某先生と打ちあわせ。この研究室には某省のOBの知人もいるし、同行したパートナーもこの研究室と共同研究があったりと、相変わらず狭い世界だ。
一昨日からなんだかんだ4人の学術研究者と情報交換をし、いよいよ具体的な動きに転換するタイミングになってきた。
あとは、どう組成して、目的とToDoを共有化できるかだけど、この辺りのソーシャライズは、いままでも何度かしてきて、緩いエコシステムが一番良いんだろうなと感じる。
朝から都内で,移動して打ち合わせの連続。流石に、この暑さだと疲労感がどっときた。うーん、歳なのかな...
そんな疲れは、夜の旧知の方との会食ですっかり癒された。彼は、 先般37年勤めた商社を、満期定年により退職され、今は途上国支援のNGOに勤めているということ。定年の時に連絡をいただき、落ち着いたら一献をとのことで、久しぶりに再会した。
1992年頃に、シリコンバレーの軍需系の通信機器会社が、技術の民間転用を進めるためにASCI部門を独立させた。僕は、その会社のもつディジタルマッチドフィルタ、直交複素掛算器、ビタビ、NCO(DDS)などのLSIに惹かれて、Root,Inc.を立ち上げる前にコンタクトをした。
ちょうど、1chipのスベクトラム拡散のLSIを開発中で、起業準備中であった僕個人に対してαサイト契約をしてくれた。この時、この会社の半導体の輸入販売権を持っていた商社で担当していたのが彼だった。
まだ、スベクトラム拡散とかCDMAなんていうのが、良く認知されていなかった頃で、彼らのαチップを日本で入手できたのは、僕と某レーダー系の会社の二社だけだった。僕らは、このチップの評価基板の開発などからスタートして、最終的にスペクトラム拡散通信の無線モデムを開発したのだが、彼はこの頃に我々の開発したボードの再販などでも、大変な協力をしてくれた。
また、彼自身もアマチュア無線家で、都内でキュビカルクワッドでHFでアクティブだったということで、僕らが開発した受信機やバンドスコープ等の話しも、よく理解してくれた。
また、当時のこのLSIの会社の営業マンの米国人などは、いまもシリコンバレーに在住なのたが、香港の商社を紹介してもらったりと、Root,Incの事業の黎明期にいろいろとな協力をしてもらったものだ。
そんな彼が、無事に定年を迎えて、2nd LifeとしてNGOで国際貢献をするというので、今日は二人で再会と彼の再出発を祝しての会食だった。
つくづく思うのは、何かの仕事を一緒に成し遂げた人と、後々こうして一献できる関係というのは、本当にありがたいし嬉しいものだ。会社とか立場で、頻繁にあったり疎遠になることはあっても、一段落した時にこうやって再会できる関係というのは、なんとも心地よい。
EverySense,Inc.の日本での活動拠点として、 エブリセンスジャパン株式会社を先月末に設置して登記した。ようやく、登記簿が出来たので、銀行口座を開くために、会計担当に銀行に行ってもらったのだが、代表者でないと駄目ということで、来客の合間に銀行に出向いて手続き完了。
これで、やっと口座が出来ると思ったら大間違いで、あくまで口座開設の申し込みが受領されただけで、これから審査なので開設されるのには一週間くらい必要とのこと。開設の時も、原則として代表者が出向く必要があるのだが、僕が出張中なので委任状等の必要書類を別途用意して対処する事になる。
それにしても、日本ではいろいろな方面で、起業を推進してるようだけど、こういう社会的な会社設置などに係る時間のスピードアップというのも、重要な起業家支援の一環じゃないのかなと、つくづく思う。
米国での法人設置は、全ての作業が一週間もかからずに完了したけど、日本では資本金の払い込み、登記、銀行口座開設で一月近く必要になってしまう。
昔Root,Inc.を設置した時は、銀行で別段預金を設置してもらうのが最初で、そこにも時間がかかったから、あの頃よりは大分よくなってはいるのだろう。それと、昔と違って当座預金や小切手なども、ほとんど使わなくなって、ネットバンキングが開設できるようになったのは大きい。
しかし、僕の場合には、先に母体があっての設置だったけど、もしスクラッチから設置となると、事務所を借りたり、コピーを借りたり等も、銀行口座と印鑑証明が先だから、日本だと起業するのに最短でもかなりの時間がかかってしまうのではないだろうか?
もっとも、こういうプロセスをちゃんとこなして、その意味を知るところは会社経営には必要なことなので、スタートアッブの良い試金石だと思えば良いのかもしれない。
先週、鹿対策になるかは判らなかいけど、畑に太陽電池で動作するガーデンライトを二つ置いて、トマトなどは防虫ネットで囲っておいた。
というわけで、今朝畑に確認にいったら、どうも効果があったような気がしなくもない。といっても、被害にあったモロッコいんげんも、キュウリも先週食い尽くされているので、新しい収穫は無いに等しい。トマトはというと、一つ食いかけの実が落ちてたのだが、これは先週もあったやつか定かではない。それ以外には、食い散らかしたあとが無いので、効果はあったという事にしておこう。
茄子は、一旦全部食われてしまったのだが、その後のに結実した実がそこそこにある。ただ、どうも夏枯れなのか成長が遅い。秋になる前に、一旦剪定して追肥をするのが良いのだけど、微妙なタイミング。 脇芽についてしまった実が、小さくても綺麗なので摘んでおいた。
昨日からの台風のお陰で、畑やら馬やらの誘惑にも駆られず、ひたすら机仕事で、晴耕雨読ならぬ晴耕雨筆という感じ。
まずは、自分の発表資料の仕上げをしたあと、頼まれていた論文の査読。ポリシー的に、今までは査読のお仕事は、自分がするべきではないと思いお断りしてきたのだが、ここ数年いろいろな方面で、私の稚拙な文章に査読や指導の労をとっていただいた学会関係者の皆様に対する感謝の気持ちもあり、今回は引き受けてみた。某論文誌の編集委員のお言葉のように「石を拾う事があっても、玉を捨てるなかれ」という言葉を,自分に聞かせながら対象となる論文と格闘。既に、何回か読んでいたので、論旨というか疑問点をホワイトボードに整理してみて、ようやくコメントをまとめてみた。
夕食の前に、中途半端に時間が出来たので、先週電源を入れてみたKWM-1を、少し触ってみた。といっても、相変わらず送信は出来ないから受信だけ。この前は、ラジオ日経の再放送がちょうどIMで受信できたけど、そもそも基本波がちゃんと受信できるのかが確認できていない。大きな受信アンテナも無いし、どうしようかなと思って考えたら、GDM(Grid Dip Meter)があるということに気づいた。といっても、こちらも米軍ジャンクで、FETじゃなくて、正真正銘の真空管のGrid Dip。CWとOSCモードがあるし、コイルもちゃん揃っている。ただ、もう何年も動かしていないので、そもそもこっちが動くのかよという感じ。
とりあえず、あまり時間がないので14MHzのコイル(現物はMcとサイクル表記)を付けて、発信させてみたら、ちゃんと受信できてた。まぁ、発信側も受信側も、年代物だし、球だし、アナログだしだから、何らかの性能の評価まで出来たわけじゃないけど、なんか動いてるぞという確認までは出来た。他のバンドも、今度ゆっくりこの方法で確認してみよう。
食事のあとは、前期の授業の試験の採点と成績のまとめで、なんだかんだ夜中までかかってしまった。
台風の影響が心配だったので、朝一番で畑にいったけど、キュウリのネットの支柱が傾いたくらいで、大きなダメージは無くて、一安心。
昼前にインターンシップ希望の学生二人と面談して、少し若い人の感覚をもらう。
午後は、元情報処理学会副会長のM先生が来校されての特別講義。先生の経歴と情報通信の流れがリンクしていて、途中からの歴史はかなりリアルタイムで僕の経歴とも重なっていて、とても面白かった。
特別の講義のあとは、M先生も審査員として参加いただいて、僕のD論の公聴会。課程に入ってから国際会議やジャーナルに投稿した論文、あるいは議論は基本的に同じ分野の方々を対象とした世界だった。
これに対して、D論というのは分野に関わらず、広くこの研究で本論文で得られた知見が既存技術や社会課題に、どのようなインパクトをもち、今後どのように波及していくかという事を訴求する必要がある。
今日の公聴会では、他の専門分野の先生方もいて、異分野の方からの指摘や議論は、この辺りの緩さが指摘され、とても勉強になった。
一方で各論では、「非平衡開放型」とかいう用語でのシステム論が飛び出したり、「スケーラビリティがある」と「スケールする」という用語の解釈に差異があったりと、異分野間ならではの質疑があった。
僕は、実装主義者で、モノを開発するということは、その動機や背景には、何らかの課題を解決するためであることは自明だと思い込んできたし、それは閉じた分野ではある程度許容されるだろう。一方、学術的には、波及性のある結果を導出することが重要であり、この事はプロブレムステートメントを、普遍的な命題として定義できるかなんだろう。となると、テーマの選定フェーズがとても重要なわけで、この期に及んで強くそれを認識するに至ったりした。
というわけで、幾つかの宿題と多くのエディトリアルな修正を含めて、最終提出までに、こぴっと頑張って仕上げることで、気を引き締めることとなった。
夜は、遠路はるばる甲府にお越し頂いたM先生を囲んで、指導教官の先生や審査員の先生と、甲府駅の近くで一献して、甲府の駅前のホテルに投宿。
小年易老學難成というけど、小年は老い易いといえども、充分に時間はあるけど、僕の場合は中年易老學難成なのだ.....
朝、甲府から東京の家に戻り、速攻で出張パッキングし、そのまま都内の某大学で打ち合わせ。さらに、もう一つ都内で打ち合わせをして、会社に一瞬顔を出して、成田に移動。
成田でのチェックイン時にESTA の期限が切れていることが判明。その場で、WEBから再申し込みをして、無事にチェックイン。当初の予定より15分くらい遅れたけど、なんとかラウンジからテレカンに参加して、搭乗案内ギリギリまでテレカン。
今回は、シアトル乗り換えでサンフランまで移動なのだけど、シアトルだとフライト時間が短いこと、短い事。シアトルのイミグレは、空いていて、乗り継ぎも簡単で、まずまず。どこかの経由地経由のほうがチケットが安いことが多々あるけど、シアトル経由は結構便利かもしれない。
サンフランへの国内便も順調に定時運行で、そのままレンタカーをピックアップして、サンノゼへ移動。今日は、本当に移動がスムーズで、101もいつもの渋滞がはじまっていた割には、それほど深刻ではなく、無事にホテル近くの協業先の事務所での打ち合わせに余裕を持って間に合った。
とりあえず、ホテルの前のいつもの和食屋で、夕飯をかき込んで、ホテルにチェックイン。最後は、ホテルの部屋から東京に集まっている新しい研究プロジェクトの打ち合わせにテレカンで参加。ホテルのWi-Fiが激遅で落ちるので、LTEのモバイルルータにしたら快適になった。orz...
現地時間の深夜にテレカンは終わったけど、時差ぼけで目が冴えてしまい、そのまま大学の講義の成績やら、某査読報告やらをネット経由で処理して就寝。ちょうど良い時差調整になったかもしれない。
日本は今週から夏休みの会社が多いので、その間を勤務シフトして、こちらで諸々の案件対応をすることにしたのは、気候的にも正解だったかもしれない。
午前中は、シリコンバレー在住の著名なVCの方と面談。お会いするのは二度目。さすがに、もの凄く洞察がするどくて、僕の説明したモデルプランについて、すかさずにゲーム理論的な視点でもポイントをクリアしてくれた。
ベンチャービジネス論では、ロジカルシンキングを推奨して、ゲーム理論にも多少触れているのだけど、確かにここはそれ使わないと...と反省しきり。
帰り際に、シリコンバレーにいる人の話題になったら、数人の共通の知り合いの名前が出てきた。中には四半世紀前からの知り合いの人もいるし、比較的最近知り合った人もいて、まったく世の中狭い。
午後は、某半導体メーカーで、IoTとAutomobileのマネージャー二人と打ち合わせ。二人ともインド人なのは、いまのシリコンバレーらしい。コード開発を含めての協力体制を確認できたのが収穫。
一旦、ホテルに戻ったあと、サンディエゴから戻ってきたパートナーと打ち合わせを兼ねて会食。先週、テキサスに出張に行ってた彼が、現地で一緒に仕事をしていたのが、なんと僕の大学の二期後輩だった件で盛上がる。
しかも、パートナーと会社で同期だった別な人もこの彼と同じで、二期後輩。まぁ、大学の後輩というだけなら、小さな大学でもさもありなんだけど、二人ともアマチュア無線部に在席して、合宿などもした間柄。残念ながら、彼らは途中で退部したのだけど、名前も顔も覚えている。
まったく、世の中は本当に狭いなぁといつもながらに驚く事しきりだった。
今日は、当地の弁護士と諸々の事務手続きについて、確認と打ち合わせ。日米の用語の違いなどもあり、日本語での会話でもどうしても理解して飲み込むのにワンテンポ遅れる。それでも,ホワイトポードに論点を書きながら協議していくと、不思議と諸々のToDoなども落ち着くところに落ち着くし、良いアイデアも出るのだから面白い。
弁護士との打ち合わせのあとは、某電子部品商社の駐在事務所を訪問。こちらの事業についての説明をして、協業の可能性を探る。会合に同席したコンサルタントの方は、元々通信系の方。というわけで、またしても共通の知人の名前が飛び出した。まぁ、業界は狭いというわけだな。夕飯は、この駐在の方とジャパンタウンで軽く和食。
外出中に昨日アップルストアで実験用に購入したnetatmoのウェザーステーションを動かしていたら、 Co2が多いよというアラームが出てた。お部屋や室外の空気環境のモニターがスマホでできますというわけだが、だから何?って感じかなと思ってた。彼らは、お肌のコンディションが気になる女性をターゲットにしたベストプラクティスなんかを前面にだしている。以前から使っているという会社のスタッフは、遠隔地にいる親の生活を、気温や騒音の変化からモニタリングできて便利だったとのこと。確かに、カメラなんかより、間接的で良いのかもしれない。
僕は、なんかもう1日で飽きちゃったなと感じたのだけど、ふと思いついたのは、これって味噌蔵の温湿度の記録にいいじゃんって事。山梨の家は、傾斜地なので、半地下な倉庫スペースが沢山合って、そのうちの一区画を味噌の貯蔵に使っている。夏でも充分に涼しくて、とても良いのだけど、他の区画は物置にしか使っていない。だけど、ちゃんと棚を入れて整理したら、ワインセラーにもなるし、諸々発酵食品系に良いかなと前から思っていた。とはいえ、温湿度くらいちゃんとログとって確認しないとと思ってロガーを探すつもりが、長い事放置だった。これで、ちょっと記録とってみようかしらん。
サンノゼのダウンタウンにあるIndustria Designのオフィスで打ち合わせ。あまりオープンにはされていないけど、超大手のイケテル製品群等のデザイン実績が数多くあるとのこと。なかなかにおしゃれなオフィスで、まぁ流石にデザイン系だな。
こちらのIndustria Designは、やはりマーケティング指向がかなり強くて、ある意味頼りになる。POCを整理して、レンダリングを出して、選択してという手順が、どうやら当たり前のように浸透しているようだ。この辺りの活用が出来るかどうかが、プロダクトアウトに力を入れすぎているレガシーなメーカーとの差かもしれない。
午後、ホテルで書き物仕事をしていたら、T-Mobileのモバイルルーターのパケット利用料のアラートが出た。今回は,ホテルのネットが遅すぎるので、ずっとモバイルルータを使っていたら、流石に一気に消費したみたい。
というわけで、WEBからプリベイドのプラン購入をしようとしたら、海外のクレジットカードは使えないらしい。仕方が無いので、T-Mobileのショップに出掛けて、5GB/60day 50$ を再び購入。
夜は、こちらでお世話になっている知人らと、韓国スタイルの炭火焼き肉で一献。その後、バーで二次会。知人の知り合いで、日本に25年いるというインド人のソフト会社のトップの方も合流。アメリカで、ホテル以外で夜更かししたのは初めてかも知れない。
昨日、今日は、打ち合わせ以外の時間をなるべくホテルの部屋に戻って書き物に集中する予定で、それなりに進捗があった。とはいえ、飲まず食わずとは行かないし、ちょうどこちらの某研究所に駐在してる知り合いと都合がついたので、サンタクララのダウンタウンでブランチに小1時間お出かけ。夕方にも、気分転換に近くのスタバで仕事をしたけど、夕食は時間が中途半端なのでパス。
今夜は、こちらでお世話になっている弁護士の先生と奥様が主催しているOpera Bravuraのオペラコンサートを鑑賞しに、ダウンタウンのMontgomeryシアターに行く。
このオペラは、オペラを知らない人を対象にオペラに親しんでもらう事を目的に企画されて、年に一度行われているそうだ。というわけで、35人編成のオーケストラと4人のオペラ歌手により、20くらいの有名なオペラの一部をオムニバスで楽しめる仕組みになっている。そして、ステージの横には、スクリーンがあって、英語でオペラのヒストリーや歌詞の概要が同事に映し出される。
シアターホールは、こじんまりとしていても、オーケストラレベルと桟敷、二階席もあり、僕は一階の前方真ん中というとても良い席が取れた。しかし、普段この類いには全く縁がない僕にとって、とにかく新鮮だったのはアコースティックな楽器と人間の声の響きと奥行きのある音場だった。
昔は、テープレコーダーとか設計してたけど、いまはあまり低い周波数にご縁がないので、改めて波を体感でききた感じが嬉しかったのは、職業病かしらん。
途中にインターミッションが入って、10時くらいに閉幕となったけど、これはかなり楽しめた。僕の周りには、クラッシックやオペラ大好きな人が沢山いるけど、確かにこれははまるんだろうな。
流石に、夕食抜きでお腹がすいたけど、一人だし、時間も時間なので、ドライブスルーでマックを買って、部屋でお一人様ご飯で,本日は終了。
今日も朝はホテルで書き物をして、昼前に当地で一番人気と評判のラーメン俺家で昼食。噂には聞いてたけど、11:30の開店時刻に到着したら、既に店の前には100人以上が待ってる状態。幸いに、お一人様だったのでカウンターにサクッと入れてもらえたので、ほとんど待たずに済んだ。周りのアジア人達は、ラーメン以外に唐揚げとたこ焼きを注文していてるので、客単価はそこそこに高そう。ざっとみたら80人くらいは入れそうで、スープがなくなるまでらしいけど、昼だけで何回転するんだろう。ラーメンだけでも、チップを入れたら12$くらいする上、フロアーは3人くらいで回してるから、これだけ盛況だと業績も良さそうと、勝手に人の財布の中身を計算をしてしまった。
一旦,ホテルに戻って着替えて、先日買った新しいブーツの試運転を兼ねて、Bay Area Ridge Riders で、二時間のトレイルライド。今日は、オーナーのMagdaさんと二人で、二時間だけなのでお気楽。久しぶりにGoProを持ってきたので、撮影してみたけど、自分の姿は映らなしい...orz..
夜は、こちらに在住の以前にいた会社の若人夫婦の会食。久しぶりにダウンタウンのOrigianl Joesに行ってみたら、相変わらず盛況だった。ここ最近、米国にきてステーキを食べていなかったので、久しぶりのガッツリ。
アメリカ出張いってるのに、ラーメンと馬の話しがないじゃんという指摘に応える1日でした。
今日は、当地のパートナーと一緒に、三つのミーティング。一つ目は、インダストリアルデザイン関係の打ち合わせ。次のステップに向けたいくつかの懸案事項を整理。
午後は、シリコンバレー在住の二人のエンジニアと打ち合わせ。1人は、以前に知り合の会社に居て、見学にいった時に合っている。ただし、その時は,挨拶くらいで会話らしい会話はしなかった。彼は、ガジェット大好きで、自分でもいろいろと手作りなどしていて、かなり近いコンセプトを持っているので、いろいろと一緒に楽しめるだろう。
二人目は、ソフトウェアエンジニアで、彼とも半年くらい前に、会食の席で合っている。彼は、携帯アプリ等を手がけていて、こちらも協業できる分野がサクッとあったりする。
とんがっているエンジニアと話しをしていて面白いのは、互いに似たような事を考えてるけど、生息領域が微妙に違うと、相互に補完する部分が沢山ある。そして、互いに技術の基礎やトレンドに対する意識は同じなので、実に話しが早い。
こういう、コモンセンス的なところって、とても大事だ。僕はもうコードを書いたり、回路図を書いたりの現役ではないけど、マイコンや組込み機器の開発は自分でそれなりに深くやってきたので、ファンダメンタルなところは体得している。互いにそこそこのエンジニア同士というのは、この部分で協調できるのが嬉しい。ブームを追いかけたり、自分でハンダ付けやコードを書いた経験もない、トレンドハンター的な似非技術の人は、表層的ななので直に底が見えるけど、今日の二人もコテコテにエンジニアで話しが早かった。
昼は、サンタクララのラーメンTAKA。ここは、コテコテの長浜スタイルで、麺もスープも長浜式、肉が入っていないけど、紅ショウガも替え玉もあり。
なんだかんだ、今回はいつものラーメルHALU,超人気店の俺の家、比較的新しいTAKAと昼に三回ラーメンを食べた。こちらでは、とにかく豚骨ばかりなので、僕的にはHALUが一番なじむ。
それにしても、ベイエリアというか西海岸は、ラーメンブームで、こちらも互いに微妙な生息領域の違いがある。
注:写真はいづれもヘモグロピン保護のためのカスタムオーダーで、ヘモグロピンが壊れない普通の人のには、ネギが入っています。
二日続けて、日本時間でのやり取りのために、現地時間の明け方まで、ほぼ起きている半徹夜続き。しかも、今日は、朝から二つのテレカンに参加。
その後、ホテルにサラトガに住む旧知のアメリカ人の友人が合いにきてくれて、暫しロビーで歓談。彼と知り合ったのはRoot,Inc.前だから二十五年くらいになる。もう既に、リタイアしていて、最近は奥様といろいろな所に旅行しているそうで、来年には日本に来る予定もあるとのこと。
随分昔に、彼が来日した時、東京の下町にある花柳界で一席設けたことがあって、その時の印象はいまでも強烈に残っているらしい。まあ、女の子好きなキャラだったからかな(笑)。
空港にいく途中、Trader Joe’sで買い物をして、チェックイン。いまのところ、遅延などはなさそう。
夕方、若干予定より早く成田に帰国。そのまま、上野の協力会社さんで同僚と合流して打ち合わせ。今回の出張中に、Android携帯のExperiaのタッチパネルにヒビが入って、タッチパネルが半分反応しなくってしまった。ホームポタンの部分が反応しないので、着信しても電話を取れないし、電源もオフに出来ない。これって、なんか根本的な設計上の問題な気がするけど、とにかく何とかしたい。
というわけで、会社にあった使っていない古い端末を同僚に持って来てらい、サクッととSIM入れ替えて....って思ったら、SIMのサイズが違うじゃん。幸いに秋葉原のはずれだったので、秋葉原の怪しいお店で、Micro SIMを普通のサイズにする変換アダプタなるものを購入して、会社に戻った。
作業する前に、まだDocomoショップが開いてる時間な事に気づいたので、、まずはDocomo ショップに行ってご相談。端末故障に対する保険に入っていたので、4500円也で、新品の同一製品と交換できるとのこと。さらに、それが到着するまでの2〜3日間は、代替え機を貸し出してくれるという。あと数ヶ月は、いまの機種の分割が残っているし、iPhone6が出たら乗り換えもあるだろうから、とりあえず保険による交換をお願いした。
ショップでの代替え機は、おなじ会社の少し新しいモデルで、SIMとSDカードを入れ替えて、電話帳を復元したりと、なんだかんだ1時間半くらい、ショップの店員さんが丁寧に対応してくれた。
しかし、仮に新品が来ても、お財布携帯のデータ移管などをするのには、結局のところ壊れた携帯を操作する必要があるらしい。スイカは他の端末からでも戻し入れて、他の端末に戻すのが出来るらしいけど、Edyは書面での手続きが必要になるそうだ。
ただ、マイクロUSBでマウスをつなげは、もしかしたらタッチパネルが駄目でも動くかもというので、とりあえず明日マイクロUSBとUSBのアダプタなるものを購入してみよう。
午前中は、Wi-FILS協議会の定期会合に参加。しかし、この類いの協議会って、やはりドライビングフォースとなるべき事務局側に、ある程度のリーダーシップがないと、付け刃だなというのをつくづく感じる。
昼は、M2M関係のサービスをされている会社のトップの方が来社されたのだが、なんと昔関係していた会社の社長さんで、僕の元部下も沢山彼の下で働いていた。
午後は先般シリコンバレーで久しぶりにお会いした、大分の研究員の方が来社されて、EverySenseの説明。シリコンバレーで再会した時には、レストランで軽く話しただけだったので、今日は次のステップに向けて詳細の説明をさせていただいた。
社内打ち合わせのあと、昨日の日記に書いた壊れたAndroid携帯にUSBマウスをつないでみた。まったく、想像してなかったパターンなんだけど、サクッと簡単に動いてくれて、一連の操作が出来た。
これで、安心して交換機がきたら、データの移動もできると一安心。しかし、携帯にマウスつないで操作するのって、なんだかとても不思議だ。
夜、久しぶりに実家に母の顔をみに寄って、健やかそうなので一安心。
朝は定例の勉強会があり、その後の客先訪問と関係している会社の取締役会。夕方にやっと一段落して、保険対応による携帯電話の交換のために、ドコモショップへ。
マウスのお陰で、故障した機体から必要なデーター移管手続きが全て出来た。機種はまったく同じものだったので、実質的には二日ばかり代替え機だっただけで、大きな影響がなくて何よりだった。
一旦会社にもどって事務処理をしたあと、夕飯の駅弁を買って、かいじ号で山梨に戻った。しかし、いつもデパ地下でお弁当を買うんだけど、結局おなじようなのが多い。何が食べたいかも選択理由ではあるが、夕方だと売り切りの割引が強烈なのがあったりして、ついついそれに惹かれてしまったりする。
先週、僕が不在の間に、茄子、キュウリ、トマトの収量がかなり多かったそうだ。しかも、茄子はかなり結実しているのがあるとのことで、まったく、なんで平均的に出来ないんだろうと家人から愚痴が出てた。
そんな、贅沢な愚痴をしたせいなのか、今朝畑に行ったら、茄子とトマトは、見事に鹿さんに間引きされまくっていた。まだ、花は咲いてるので、これで暫く茄子は、出荷調整期間入りという感じだ。ある意味、鹿による適量耕作化に成功したと思えばいいのだろうか..
明日から休暇で長崎にいくので、午後に東京に戻り荷造りをして、羽田に投宿。世間は、まだ夏休みのようで、高速も、甲府の駅も、羽田もどこもそこそこに混んでいるな。
朝のフライトで羽田から長崎に移動。長崎空港から乗り合いタクシーで佐世保に。長崎に来るのは、大昔Root,Inc.の無線ルーターを海上自衛隊に艦載してもらった時以来で、実に十数年ぶり。もっとも、当時は停泊中の艦と補給基地で打ち合わせをしてトンボ帰りだったので、長崎に来たというのは実質的にはじめて。
とはいえ、今日も佐世保は佐世保港で昼食をとっただけ。しかし、たまたま入ったフェリーターミナル二階のレストランは、本格的なワインセラーがあって、それなりのコレクションも豊富でびっくり。もっとも、お昼だったので、今日はビールでランチ。ランチーもリーズナブルで、手の入った美味しいセットだった。
フェリーで1時間半で、上五島の有川港に到着、港から観光タクシーで、島内を数時間観光。この島だけでも29の教会があるとのこと。今日は、時間の都合で、頭ヵ島天主堂、青砂ヵ浦天主堂を中まで見学、その他、冷水教会、大曽教会、桐教会、若松大浦教会等を外から眺めて回った。信仰の深い人は、三日くらいかけて29の教会を巡礼するそうだ。
途中、島内にある海中石油備蓄基地や製塩所をみたりして奈良尾港に移動。ここから、ジェットフォイールで下五島の福江島に移動。福江島のホテルにチエックインしたあと、夕飯は海沿いの古民家を使った椿茶屋という囲炉裏焼きのお店。海鮮の他、五島うどんや五島豚も堪能した。
今日は、朝から観光バスで福江島観光。午前中は堂崎天主堂からスタート。ここには、五島を中心としたキリスト教の日本での歴史などが、資料館として展示されていた。日本での禁教の時代から今に至るまでの資料は、信仰というものの力を、とても感じさせる。隠れキリシタンと言われる密教的に信仰を貫いてる人々が、今も居るというのも、初めて知った。その後、鬼岳、鐙瀬海岸等島の東側をまわって、港近くの食堂で昼食。
午後は、再び同じバスで、島の最西端にある大瀬崎灯台まで移動。坂の上の雲にも出てくるけど、バルチック艦隊発見のしなの丸からの電信を受信した場所で、電信通信関係では、歴史的にも意味深い場所だ。その後、島の西側の高浜海水浴場や水之浦教会などを回って、福江港に戻って、長崎行きのジェットフォイルに乗船して長崎に移動。
長崎では、夜景を見に行くバスの時間の都合から、夕食の時間があまりなかった。というわけで、ホテルの前にある四海樓でチャンポンと東坡肉包。ここは、チャンポン発祥の店だそうで、夜景の綺麗なレストランで、料金もリーズナブルで、あまり考えずに入ったけど、正解だったみたい。
食事から戻って、ホテルの前からバスで稲佐山の展望台に夜景を見に行ったのだが、展望台駐車場に到着したら霧で何も見えない。バスガイドさんが、だめだったら中腹に戻れば夜景が見えるのでそちらに回りますが、風がうまく吹けば晴れるかもしれないので、展望台に上がってみましょうとのこと。
スロープと階段を上がって屋上に出ても霧が立ちこめてガックリしていたら、一・二分でいきなり霧が晴れて来て、綺麗な夜景が現れた。というわけど、今日も1日微妙な天気ながらも、五島、長崎の観光を堪能できた。
宿泊していたホテルの敷地は、長崎電信発祥の地、国際電信発祥の地だそうで、電信用海底ケーブルが上海との間に敷設されて、電信通信が開始された場所とのこと。日本に限らず近代化の黎明期には、やはり通信が重要なわけだ。
今日は、朝一でグラバー邸を見学。グラバー邸だけがあるのかと思ったら、敷地内にはいくつかの洋館も移築されていて、東京の小金井公園みたいだ。
そんななかで、喜波貞子さんという日本人オペラ歌手に関する特別展示があった。展示によると欧州では相当の人気があったよゔで、マダムバタフライを、きちんとした和装で演じていたそうだ。たまたま、先々週にサンノゼで鑑賞したオペラコンサートでも、この演目は着物だったということを、思いだしながら、展示をみていた。
グラバー邸の後、今日のメインコースの軍艦島ツアー。軍艦島は、先月の台風で、桟橋等が損傷して、上陸公開が一時停止されていたのだけど、ちょうど一昨日から再開したとのこと。もともと、天候と海の状態によっては、上陸出来ないことも多いそうなのだが、幸いに今日は海は少し波が高かったけど、無事に上陸して見学もできた。軍艦島ツアーは、4つくらいの船会社が営業しているのだけど、船の大きさと定員によっては、外洋側の海域に入れないのものもあって、その場合には、見学コースのある上陸側しか海から見れないらしい。
僕らが予約した会社の船は、外洋側にも回れるので、まず軍艦島の周りを一周回って、船上から見学。その後上陸して、3カ所の見学広場でガイドさんの説明を聞きながら見学。帰りの船のなかで、上陸記念証明書とお土産の石炭をもらって、予定通り一時ちょっと前に長崎に帰港。
新地近くの居酒屋ランチで、地物のきびなご等を堪能し、亀山社中記念館まで歩いて、亀山社中記念館を見学。その後、ふたたば出島まで歩いてもどって、復元された出島を見学して、長崎見学の全行程を無事に終了。
帰りの飛行機も、羽田からのバスも順調だったので、テレカンの30分くらい前に帰宅して、テレカンにも出れた。
今日は、軍艦島もそうだけど、長崎というか日本における三菱の巨大さを、まざまざと見せつけられた感じだ。そして,岩崎弥太郎と土佐藩の絡み、明治維新後の薩長閥の強さといのうは、良くも悪くも今の日本の屋台骨なんだなと感じた。
それと、神戸、横浜、函館とどこもそうだけど、いろいろな意味で港町というのは、やはり外国の文化や技術が独特に根付いていて、そこからチャンスを掴んだ人や会社が沢山あるというのは、ある意味羨ましい環境かもしれない。
会社のPCが足りないので、MacBookAir13"を新規購入。TimeMachine のお陰で、本当に何の苦労もせずに、お引っ越しができるのは、いつもながら良く出来ていると感心することしきり。
今までのと、基本的にSSDの容量が大きくなったくらいで、まぁなにもかわらんなと思っていたら、大きな罠が....MagSafeのコネクタが互換性がない。オフイスでは、Thunderbolt Displayを使っているんだけど、MagSafeのコンバーターが必要。その他に、山梨と東京の家など複数箇所にACアダプターを置いてあるんだけど、本体側にコンバーターつけて持ち歩くと無くしそうなので、このコンバーターも複数個買うかな。
しかし、なんでこんなとこだけ、ちょろっと変更するんだよ,....
仕事の関係で、会社のスタッフから外部の人に依頼メールを送ってもらう必要が出た。そこで、相手先の氏名と電子メールをリストにまとめる作業をはじめたんだけど、まぁ異動とか転職とかもあって、相手の最新の電子メールが確認出来てないケースがある。
とはいっても、こういう相手方とはSNSとかで交流しているので、SNSのメッセンジャーとかで、「すいませんが、有効なメアド教えてください」 なんていう会話をすることが数件。しかし、これって、なんとなく変だよね...まぁ電話で「正式なものは、別途郵送するので、郵送先の住所を教えてください」 というのは、昔からよくあるので、それと同じと思えば同じかな。
組織のなかで仕事を進める上では、個々人にメールアドレスを付与するのではなく、部署やらプロジェクトでの共用アドレスだけで良いのではという話しは、随分と昔から何人かの人としている。だいたい、仕事に問題を起こすのは、情報の非対称性で、それを引き起こすのは、情報の共有化をしない個々人の直なやり取りだったりする。
こうやって、個々のやりとりの手段として、SNSみたいなものが普及してきた今、ばさっと会社から個人のメールアドレスというのを廃止してしまうのは、ありかもしれない。
今日は、午後に某省で少し面談したあと、大学に用事があったので早めのかいじ号で移動。大学で、大きな宿題と参考資料をいただいたあと、須玉の家に早めに帰宅。
いつも、僕は甲府から双葉のスマートインターチェンジを使って須玉まで帰宅する。今日は、双葉のSAから本線にはいって、前にトラックが数台いたので追越し車線を走行していたら、かなり後ろからグングン迫ってくる車がいた。トラックが切れたので走行車線に戻ったら、ベンツのゲレンデワーゲンがビューンと抜いていった。
一台だけかと思ったら、一台の紺色のセダンがベンツの後ろを走っていって、僕の車を抜いたところで、赤色灯とサイレンオン。くだんのベンツさんが、スピード違反で捕捉された瞬間でした。
そのまま、しばらく走行して、覆面さんが前にでて、ベンツさんを従えて、走行車線をランデブー。覆面さんの後ろには、LEDの流れサインボードがでて、被疑者の車に続くようにの指示が出てた。はじめてみたけど、こういうの積んでるんだと感心。
中央高速の甲府盆地は、直線が多くてスピードが出やすいので、よく覆面さんがパトロールしてるけど、こういう現場には初めて遭遇した。僕は、アイサイトの設定以上の速度は出さないけど、まぁ安全運転に超した事は無いな。
早朝まで雨が降っていたけど、朝食の時間には止んで薄曇りになった。明野は雨か降ってるのか、馬場の状態がどうなのか判らないけど、須玉と明野だと明野が晴れていることが多いので、とりあえずSunnyさんに出かけた。
明野も朝まで雨だったそうだし、連日の雨続きで馬が張ってるとのことで、しばらくメンバーの方とオーナーさんらと談笑。
天気は、そこそこに落ち着いてるので、常歩限定で一鞍乗ろうかとどうしようかと話しをしていたら、オーナーさんから部班をしてみようとの提案。部班というのは、複数頭で団体運動をするそうで、僕は外乗以外では初めて。
二頭で、輪乗りをしながら手前を変えたり、二頭が各々逆の手前で輪乗りしたりの運動。
前半は、僕が先行だったけど、途中で順番が入れ替わったら、先行の馬との間合いを取るのが、とても難しいことを実感。やはり、馬って群れたがるんだね...
途中から陽射しもしっかりでてきて、なんだかんだちょうど良い汗をかいて、昼過ぎに帰宅。
昼食のあとは、草刈りとかの家事がたまっているのだけど、もっと優先度の高い書き物仕事があるので、ひたすらそちらに集中。結局、途中夕飯を挟んで、深夜までかかってしまった。
今年も恒例の味噌の天地返し。今年は、3年もの一樽と、冬に仕込んだ一年もの六樽の合計七樽。といっても、メンバーは、ベテランばかりなので、10時集合で、さくっと昼前には終わった。今年も、大きな変化はなく、順調に熟成が進んでいる感じ。
終了後は、高値にある風音というカフェで、オムライスランチをしたあと、定番となっている清里の増田珈琲で珈琲。しかし、手と体から味噌の匂いが抜けないので、本当なら高根の湯に行きたいのだが、昨夜が半徹だったので、このままいったら確実に寝落ちするので我慢。 そのかわり、家で十五分だけ仮眠したら、スッキリして、また物書き仕事。
夏休みの宿題が終わらない.....