仕事上、新しい事に取り組もうとしている人と話しをする事が多いのだが、こんなことをしようと思っていると聞かされて、まったく目から鱗が落ちる斬新な話しというのは、滅多にお目にかからない。
大抵の場合、よっぽど疎遠な分野じゃない限り、話しの筋やキーワードからある程度の世の中の状況を探ることは、インターネットによって、昔とは比較にならないほど容易になった。
もともと、僕の元に寄せられる相談というか話しは、僕が関係している分野のことなので、大抵の場合は具体的な事例も含めて、状況説明や判断ができる材料がある。
ところが、面白いくらいに技術シードから新規企画的な話しを持ち込む人は、周りや業界の事を知らない。知らないというか調べていない。中には、対象となる業界で使われる用語一つとっても、知らなかったりすることも多々ある。
これは、もう完全に頭の中にバイアスがかかっていて、調べる事を無意識に避けていたり、自分の価値観と異なる情報に対して、ネガティブな見方しかしなかったりするのかと思う。
そこで、企画の立案とかには、最低限の調査項目を決めて、そのCriteriaをパスしたら相手にするというようなマネージメントをする事が大切なんじゃないかと思うのだが、以外と大企業でもその辺りが甘いのかなと、痛切に感じる今日この頃だったりする。
まぁ、ひらたく言えば「ggrks!」というのを、もっとマネージメントは発して良いんじゃねーのというわけだ。