昨日からの台風のお陰で、畑やら馬やらの誘惑にも駆られず、ひたすら机仕事で、晴耕雨読ならぬ晴耕雨筆という感じ。
まずは、自分の発表資料の仕上げをしたあと、頼まれていた論文の査読。ポリシー的に、今までは査読のお仕事は、自分がするべきではないと思いお断りしてきたのだが、ここ数年いろいろな方面で、私の稚拙な文章に査読や指導の労をとっていただいた学会関係者の皆様に対する感謝の気持ちもあり、今回は引き受けてみた。某論文誌の編集委員のお言葉のように「石を拾う事があっても、玉を捨てるなかれ」という言葉を,自分に聞かせながら対象となる論文と格闘。既に、何回か読んでいたので、論旨というか疑問点をホワイトボードに整理してみて、ようやくコメントをまとめてみた。
夕食の前に、中途半端に時間が出来たので、先週電源を入れてみたKWM-1を、少し触ってみた。といっても、相変わらず送信は出来ないから受信だけ。この前は、ラジオ日経の再放送がちょうどIMで受信できたけど、そもそも基本波がちゃんと受信できるのかが確認できていない。大きな受信アンテナも無いし、どうしようかなと思って考えたら、GDM(Grid Dip Meter)があるということに気づいた。といっても、こちらも米軍ジャンクで、FETじゃなくて、正真正銘の真空管のGrid Dip。CWとOSCモードがあるし、コイルもちゃん揃っている。ただ、もう何年も動かしていないので、そもそもこっちが動くのかよという感じ。
とりあえず、あまり時間がないので14MHzのコイル(現物はMcとサイクル表記)を付けて、発信させてみたら、ちゃんと受信できてた。まぁ、発信側も受信側も、年代物だし、球だし、アナログだしだから、何らかの性能の評価まで出来たわけじゃないけど、なんか動いてるぞという確認までは出来た。他のバンドも、今度ゆっくりこの方法で確認してみよう。
食事のあとは、前期の授業の試験の採点と成績のまとめで、なんだかんだ夜中までかかってしまった。