ITProの記事で、「SSIDが増えるほどWi-Fi通信は遅くなっていく」の真偽を確かめたというのを読んだ。こういうことが、記事になるようになったのは、それだけ無線LANのニーズが高いことの表れだろう。
まぁ、この記事の内容に疑義はないけど、せっかくならもう少し事前調査をすれば、ビーコンだけでなくプロープレスポンスの問題にも辿り着けたのにねって感じだ。さらに、それなりにサーベイすれば、新宿駅のデータやスタジアムのデータなどを含めて、iEEE802.11aiな文章もあるのに..と、自分の発信能力の無さにいささか反省させられる。
何はともあれ、何度も書いてるけど、日本のWi-Fi環境がプアだとかいう錦の御旗のもと、やたら乱立設置れている無線LANについては、それなりに曲がり角に来ている気がする。
Wi-Fi機器のライフサイクルを考えると、そろそろ更新となるものも多いので、乱立問題について根本的な見直しを政策面からもしてほしいものだ。