今日からちょっと出張続き、今日は夕方に博多にはいり学術関係者と一献、博多港の市場会館にある料理屋で夕食となった。 福岡には年に何回かくるが、やはり魚は楽しみでしょうがない。 きょうは、あらの刺身を食したがこれはかなりいける。 しかし、この市場会館というのは、どうみても飲食店が入ってるビルにはみえない、港の事務ビルなのに、そのなかにある店舗はいきなり街の居酒屋風というのがなんともいえない。
今日の日経によれば、政府は基幹網をIPv6に移行するそうだ。 たしかに、いまのIPv4は、そのアドレス空間に限界があり、IPv6への移行はアドレス問題に対する明確な解と思う。 しかし、それ以外にIPv6でなくては困ること、IPv6が解決することはというと、なかなか答えに困る。 それにもかかわらず、報道などでは、IPv6の導入理由としてセキュリティが強固のような書き方までしている。 これは、あきらかに技術に対する間違った、あるいは誇張した評価であり、IPv6に期待する(あるいは、それを唯一の研究の拠り所にしている)技術者が扇動しているとしたらかなり悲しい。 IPv6 は、IPv4より技術的にいろいろと良い点があることは間違いないだろうけど、それがマストであったり、それが全ての課題を克服すると妄信したり、妄信させたりするのは、明らかに技術のない人間のとる行為でしかない。 よい技術とは、非技術者にとって明確な幸せを示せるものであるべきだろう。