今日から一日半、Munichで北欧のビジネスキックオフミーティング。 昨夜、現地入りしたボスらと合流。 朝から会議の会場へ移動して、各国毎の今年の計画などをレビュー。 同じヨーロッパでも、国によってFTTHがシングルスター/アクティブネットワークが多いところと、パッシブなところがある。 これらは、その国の制度や業界の構成に依存している。 電力系が強いところでは、旧来のサーキットスイッチ型の発想の延長にないので、最初からシングルスター/アクティブネットワークが多いようだ。 このあたりの事情は、日本でもまったく同じなのがおもろしい。
それにしても、圧倒的に違うのは、本当にIOC(Independent Operation Carrier)が沢山あることだ。 ノルウェーなんて380もあるそうで、それぞれが地域密着型で接続サービスをしている。 一方、インターネットトランジットとか、ハリウッドコンテンツとかは、全国で2社ぐらいに淘汰されていて、それに集約することで効率が良いサービスをしている。(ばらばらにハリウッドに交渉しにいっても、いい結果は出ないことは容易に想像できる。) 業務の分担と協業というのが、綺麗に出来てるんだなと思う。
それから、ドイツテレコム、テレコムイタリア、テレフォニカなどが、ヨーロッパだけでなく、南米などでも沢山ビジネスをしているのが面白い。 日本の通信事業者も海外にサービスはしているが、スケールは相当違う。
国際競争力などというが、やはり島国と陸続きでは、もともと国外とのやり取りに対する感覚が違うのかもしれないし、植民地や移民などの歴史的背景もあるんだろうなと思う。
一日目のミーティングの後は、全員でディナーなんだが、その前にちょっとしたアトラクション。 なんと、ゴーカート場でゴーカートレース、同僚の”きついからやめといたほうが良いよ”の言葉に、”いや若いから大丈夫”と言って参加。
これが、またかなり本格的で、まずはつなぎに着替えて、事前にコース説明と、フラッグの説明がある。 その後、ヘルメットとグローブをして、いざコースへ。
事前に事故て何かあっても、責任を問いませんという書類にサインしており、これをもとに、電光掲示板に名前と乗車するカートの番号が表示されている。 まずは、8周のウォームアップ、次に8周のタイムアタックがある。 ここで、一旦下車すると、電光掲示板にラップタイムと順位が表示されている。 ここで、しばし休憩した後に、タイム順にスタートポジションが決められて、第一ステージ15周を行う。 また、ちょっと休憩した後に、こんどは第一ステージの1位と最下位、2位と15位(全部で16人で参加)というように、車を入れ替えて、第二ステージ15周を行う。 第一ステージと第二ステージの合計タイムで、最終順位が決まるといわけだ。
とにかく、体がキツイ、腕が筋肉痛でもう最後のほうは、カーブを回れない....しかもめがねがずれるし、体がボロボロ。 しかし、こっちの連中は若いだけじゃなくて、みんな上手い、どうも毎回これはやってる行事らしい。
最後は、ちゃんとべトスラップ、ワーストラップ、1から3位とかにそれぞれにトロフィーを出して表彰し、なんとシャンパンシャワーまである。 というわけで、ぼくもトロフィーもらいました(なんのトロフィーかはつっこまないように)
その後、このカート場のレストランで皆で食事をしてホテルにもどるが、うーん体中が痛い。
ホテルのサウナに入ったあとに、しばしボスの部屋で打ち合わせして、就寝。 明日の朝が怖い....