日経新聞によれば中国第3世代携帯で独自規格を採用だそうだ。 中国かSCDMAの技術がそこそこになったので、この技術を使う事業者にまず免許を割り当てるようだ。 日本も、WCDMAで独自路線に走ったわけだが、国内ではうまくいったげと、世界規模では残念ながら蚊帳の外になった。 日本を携帯大国だというけれど、端末メーカーについていえば、日本のメーカーは、世界のベスト3に入っていない(詳しい直近の数字をみていないがへたするとベスト5にもいない)。 なにしろ、世界のほとんどの国で使えるGSMが残念ながら日本では使えないのだから、こうなるのもしかたない。 かつて、日本に参入してきたVodafoneの人に、いまから日本に新規参入するならばGSMをやるべきだと半分冗談で話したことがあるが、あれは結構まじめにそう思っていた。 だって、僕のiModeつきの携帯は、海外では目覚まし時計にしかならないし、彼らのもってるGSMだって日本では目覚まし時計にしかならないんだもの。 最近はは、N901iなるドコモのデュアルモード機をつかっているが、これはGSMとFomaのデュアルなので相当に便利だ。 しかも、GPRSの使えるエリアなら、日本と同様にUSBでPCにつないで、Moperaサービスで、インターネットアクセスできる。 先月もベトナムでハノイの空港から町に行くタクシーのなかでこれを使ったし、先週も北京で使った。 さてさて、中国のSTDCDMAだが、一時日本ではイーアクセスがSTDCDMAをやるといっていたがどうなるのだろうか? 今後のなり行きに注目したい。
今日は、昼にPalmSpringsを出発して、デンバー、フランクフルト経由で、ミラノに移動。 デンバー発フランクフルト行きのルフトハンザには、コネクトボーイングがついてるので、早速これでインターネットアクセスをしてみる。
機内は、Wi-Fiで、飛行機から衛星経由でインターネットにつながる。 Web認証で、クレジットカードによる申し込みで利用が可能となる。時間従量制とフライトの間固定の料金体系がある。
固定料金
$14.95(3時間未満のフライト)
$19.95(3〜6時間のフライト)
$29.95(6時間以上のフライト)
時間従量制1 25セント/分と初期料金
$7.95(3時間未満のフライトでの初期料金)
$9.95(3時間以上のフライトでの初期料金)
時間重量制2 連続時間使用
$9.95 1時間アクセス
$16.95 2時間アクセス
$29.95 24時間アクセス
まあ、これを高いと思うかどうかは利用者しだいだが、こういうものが使えるのは本当に便利だ。
我が家までのRTTをみてみたら、ショートパケット(32bytes)のRTTが800mSec程度で、1450bytesのパケットでも安定している。 経路も28hopくらいで、ファイル転送してみると1.5Mbpsくらいは出ている。(もっとも、インターネットの計測というのは、死ぬほど難しいので、測定値の意味はあまり無い。)
当然ながら知り合いをSkypeとかメッセンジャーで呼び出してみたけど、特に問題はない。 ただしSkypeの音声はちょっと回りに気兼ねして使っていない。(笑)
いまから、6年くらいまえに、こういうサービスが始まるというジョークを某MLに書いたが、ほんとうにあっという間にそういう時代がやってきた。 当時書いたジョークでは、ファーストクラスは、グローバルアドレス固定/28とかで、ビジネスクラスは、グローバルアドレスDHCPで割り当て、エコノミーはDHCPでプライベートアドレスとか書いたが、このサービスはクラスに関わらずNATの内側のプライベートの割り当てだ。