飛行機のなかで、ロッキー・ザ・ファイナルを観る。 お金だして映画館で観る気にはならないけど、飛行機のなかで観るには、なんとなくお約束のストーリーなので安心。 一作目が公開されたのは30年前で、当時まったく無名のスタローンが、脚本から主演まで行って、大ヒットしたので、映画のストーリーもそうたけど、それ自体にアメリカンドリームを感じたものだ。 そのあとの、シリーズも一通り観たけど、やはり一作目のイメージが一番残っていて、フィラデルフィアに行った時も、あの音楽と石段を駆け上がるシーンなんかをすぐに思い出したものだ。(今回の作品でも、エンディングロールは、このシーンを素人が真似しているところを使っている) でっ、この最終作は、ふんだんに一作目のシーンが取り入れられているので、そういうシーンを思い出させるのも、なかなか観どころだったりする。 この前、TVで、評論家のおすぎが初回作を彷彿させるので泣けると言って、珍しくベタボメしていたけど、そのまんまにはまってしまった。