集落の育成会の主催で、小学生、中学生らと田植えを行うということで、長男と参加する。 田植えなんて、小学校の時に学校の体験実習で、校内に作られた数メートル四方のなんちゃって水田でやったくらいなので、本当の田植えは初体験だ。 集落の子供たちも、家が田圃を持っているとはいえ、普段手伝うこともないようで、ほとんどの子がはじめてとのことだ。 朝集合して、途中休憩をはさんで、約5畝くらい(約150坪=500㎡)の田圃一枚に手植えで、約2時間半くらいの作業だ。 さすがに、いまはどこも機械で植えるのだけど、それでも機械の植えた隙間とか田圃の端のあたりとかは、手で植えなおししたりするそうで、地元の大人衆の手さばきは堂に入っていて、素早いのに感心させられる。 それにしても、昔は全部手植えだったのだからその作業量は相当なものだろう。 手植えのころは、苗がかなり大きくなってから田植えをしたそうで、この辺りだと一ヶ月くらい田植えの時期が遅かったそうだ。 終わったあとは、婦人部の人たちが用意してくれたおにぎりをいただいて、終了。 このあとは、水の管理、田の草取などが続くわけだけど、それは大人たちがするそうだ。