Mother's Dayだ。 母の日は、日本ではカーネーションを送るくらいが多いけど、香港などでは、やはり皆で食事というパターンが多い。 昼から香港に来ていて、ちょっと昼食にとおもったら、どこも一杯で、1人なので結局はファーストフードで済ませる。 夜は、香港の知人と彼の息子と、三人で仕事の打ち合わせを兼ねて、六国飯店で食事。 いつもは、比較的静かなのだが、さすがに今日は、とても騒がしい、それでも家族連れが多いので、9時前には多くのテーブルが空いて、静かになった。 知人のW氏は、自分の会社の運営の多くを息子のE氏に任せていて、今回はもっぱらE氏とのすり合わせだった。 E氏は、彼が米国に留学していた学生の頃にはじめてあって、香港に戻って事業を引き継いでからは、実に久しぶりにあったのだけど、まだとても若いが、仕事についてはいつも思慮深く勤勉で、今回も質問攻めにあってしまった。(汗);; 親子二代の経営者というのは、何人か知っているけれど、そのバトンタッチを前後してお付き合いのあるのは、彼らくらいなので、なんとなくW氏と一緒にE氏を見守るみたいな感覚になる。 私企業においては、世襲というのは、必ずしも悪いものではなく、むしろ良い効果を生むケースも多いようだ。 もっとも、公開企業ではとてもいただけない。 かつて、本田宗一郎さんが、最後まで後悔したのは、社名に自らの名前を冠したことだと言っていたそうで、僕はこの話がとても好きだ。