検索大手のヤフージャパンの経営陣の刷新が報道された。 ヤフージャパンの井上社長とは、ソフトバンク関係の仕事で、ミーティングで同席することも多くあり、また設立当社からの技術の責任者は、いまでも良き友人だ。
僕が、ヤフーにいつも感じていたのは、ソフトバンクとも一線を画すその企業風土で、いわば井上さんカルチャーだ。 それは何かというのを、表現するの難しいのだけど、やはり若さと自由さ、End to Endなインターネット的雰囲気や考えが、随所に感じられた。
ソフトバンクグループの中では、インベストメントやヤフーは、ある種独立した文化と統治があるとともに、素晴らしい強烈な経営者がいる。 今回、こういう中で、ヤフージャパンが、初めて経営陣の刷新をしたことで、この独立的文化が、はたしてどちらに行くのかがとても気になる。 ソフトバンクモバイルを中心とした本体事業との連携の強化ということが、キャリアインデペンデントなポータールサービスと、根本的に相反する要素をもっているので、この二つのポリシーバランスがどう変って行くのかは、とても注目したい。