朝、仙台のホテルでテレカンをしたあと、東京に移動。 某通信キャリアで打合せ。 このキャリアでオリジナルなルーターを作っている責任者の友人と、これまたかつて64+64=128なルーターを世にデビューさせたNの責任者の知人という組み合わせ。 僕もルートでスペクトラム拡散の高速データー無線機は使ったけど...はたしてどこにマーケットが?と悩んでいた時に、インターネット系のコミュニティと知り合って、IPを飛ばすことにし、その基本はルーティングだと教わり、結果として無線ルーターという製品を商用化するに至った。 その後、IEEE802.11bが標準化されて、無線部分がコモディティになり、様々な上位層の機能を入れるために、NetBSD搭載となった。 通信キャリアの友人は、この頃に、同じNetBSDでルーターを作ってるということで、互いに行き来するようになったし、Nの責任者である知人は、ルートの無線ルーターというコンセプトに共感して、いろいろと指導や応援をしていただき、いまも続いている。 たまたま、この2人の初対面を今日はセッティングしたのだけど、やはり互いに名前は知っていて、暫し昔話で盛り上がった。
それにしても、いまや家庭用ブロードパンドルーターと呼ばれる製品は、信じられないくらい廉価で、NATやUPnPなどの機能も豊富だ。 ところが、これらは実はルーティングはほとんどしてなくて、PPoE+NAT箱な部分がメインだ。 どうも、The Internetには、End to End principleで参入した僕には、いろいろな意味でちょっと抵抗があるけれど、これから益々ルーティングは、キャリアからコアなほうだけの技術になっていくのだろか?