先週のIEEE802のPlenaryにおいて、無線LANのホワイトスペース利用の標準化をしているIEEE802.11af (TGaf)で、日本のホワイトスペースに関係する決議がされた。 それは、日本のNICTから参加している研究者を正式に日本のホワイトスペース推進研究会との連携のリエゾンとして任命したことだ。
いままで、TGafでは、日本のホワイトスペースについては、SCOPEに入れてなかったし、IEEE802.11での動きも日本のホワイトスペース推進研究会へのフィードバックも十分にされて来なかった。
また、スマートグリッドも、国内の標準と米国のスマートグリッドには、かなり距離感がある。 しかし、もし欧米で家電製品のコンシューマー製品でスマートグリッド関連標準の搭載製品が普及しはじめたら、そこから変化が生じるかもしれない。
しかし、こうやって外圧で鎖国的政策を転換させられるのなら、最初から変に独自規格に固執せずに、世界で戦える戦場に打って出て標準化をリードする方が得策だと思うのだが、なぜまず日本でというスタイルが変らないのだろう....