ニュースではTPPの協議の進展、合意の有無に関するニュースが沢山ながれているけど、今日は二つの会議で、十分すぎる徒労感を味わってしまった。
いづれも、所謂社内会議という奴で、標準化会議みたいに複数の組織にまたがる協議ではない。こういう会議の痛い所は、日本的な「では、其の点を考慮して進めるという事でお願いします。」みたいな、まとめに走る事だ。
To Doを明確にして、日限と担当を決めることは勿論なんだけど、そのアウトプットに対する具体的なイメージが合意出来てないと、いつまで立っても仕事は進まないし、終わらない。
そして、明確なアウトプットの形が合意できたなら、必ずそのフォローと確認を行うべきなのだが、そういう持続的協議がないがしろになり、その場その場での起案と対処だけになるのも痛い。
こういう、悲しい打ち合わせを減らし、前に進むためには、やはり会議の進め方というのは、とても大事だということを、今日は再認識した日だった。
ちょうど、今は新人研修の時期だけど、果たして会議の進め方等を研修で教えてる企業はあるのだろうか?あるいは、集団における意思決定や、プロジェクトを進めるためのリーダーシップやマネージメントというのは、就労する以前の学生時代から教えるベキ事なのかも知れない。