早朝にアテネをでて、イスタンプール経由での帰国の途につく。あまり、確認してなかったのだけど、ターキッシュはトランジット向けに素晴らしい市内ツアーを無料で提供してくれているという話しを聞いた。
それは、いいなぁと思って、乗り継ぎ時間を調べたら、ばっちり8時間もある。ヨッシャーということで、イスタンプールでは、トランジットゲートに行かずに、イミグレを通って手荷物だけで入国。ちょっと迷ったけど、インフォメーションデスクで教えてもらい、到着ターミナルの端にあるターキッシュのサービカウンターへ。市内観光したいんだけどと言ったら、このサービスは、イスタンプールへの到着と出発の両方がターキッシュじゃないと駄目とのこと。チケットは、ターキッシュで購入したけど、アテネ〜インスタンブールはエーゲ航空だから駄目とのこと。
あとで、ふと思ったけどコードシェアだから交渉すれば何とかなったかもしれないけど、あっさり諦めて手荷物は一時預かりに入れて、地下鉄とトリムで市内に移動することにした。予定をしていなかったので、机の中に眠っているトルコリラをもってきていないので、少しだけ両替をして、市内へ。
お目当てのグランドバザールに行ったら、なにか様子がおかしい、みんなお店が閉まっていて、想像してた人混みが無い。そこで、漸く今日が日曜日な事に気がついた...orz...
仕方が無いので、人の居ないグランドバザール周辺を散策しながら、エジプシャンバザールまで歩いたら、こちらはもの凄い人混み。今回の目的は、トルコ独特の蝋づけしたカラスミ。中程にある日本語の通じる店で、試食をしながら地中海産と黒海産を購入。キャピアも試食したら欲しくなったので少しだけ購入。
その後、ガラッタ橋でお約束のサバサンドを食べて、歩いてアジア側に渡り、露天でザクロジュースをのんで、鯖臭い口をスッキリ。帰りは,トリムで橋を渡って、そのまま空港に戻った。時間的には、かなり余裕があったので、地下宮殿にも寄ろうと思ったけど長蛇の列なので諦めた。
空港にもどって、評判のターキッシュエアーのラウンジに入ったら、確かに大きくでビックリ。二階建てで、レーシングモデルカーやゴルフシミュレータ、ミニシアターまである。
それにしても、昨日のアテネの中央市場も今日のバザールも、歩いていると頭の中に久保田早紀の異邦人が流れ出す。
特に、2番の♪祈りの声 ひずめの音 歌うようなうざわめき♫の下りは、未だ見ぬこの地のイメージを,僕の深層心理に植え付けていたらしい。
同じ時代では、庄野真代が好きだったけど、飛んでイスタンブールは、まったくイスタンブールにそぐわない都会の歌だった。まぁ、どうでも良い事ですが...
イスンタブールの市内に入ったのは、二回目で前回は2000年のWRC (World Radiocommunication Conference)だったから、実に14年振りだったけど、あの時も同じ歌を口ずさんでたから、進歩がないか。