今日の午後は、IEEE-SAと国内業界団体の意見交換会議。この業界団体のトップは、日本最大の無線LAN基地局を設置しているWi-Fi専門のオペレータの創業者であり前社長さん。僕は、この会社の創業と同じときに、Wi-Fiの通信事業を手がけて、この社長さんともその頃から何度かお話しをさせていいただいてはいた。
とはいえ、ベンチャースタートアップとして取り組んだ僕らとは対照的に、この会社は、インカンバントのキャリア傘下として、王道の展開をしてきたので、まったく比較にならない経過となった。私の方は、第1種通信事業としては、極めて異例の事業休止から事業の廃止となった。一方、彼らは大きな資本投下を7年近く継続し、ついには単黒化、累損解消となった。これは、まさに継続は力の証明と、インフラキャリアとしての資金力の重要さを示された感じだ。
そんな会社を、創業以来リードしてきた会長さんが、今日はWi-Fiの本質である自律分散網に対する強い拘りを熱く語ってくれて、とても感動した。いままで、ユーザー認証とかインターフェイスの考えや技術的な面では必ずしも賛成しかねる所もあり、正直言って肯定的にそのサービスや在り方を評価していなかった点は多々ある。
しかし、今日の話しを聞いて、その本質に対する拘りや思い入れの根底には、ものすごくシンパシーを感じた。もしかしたら、僕の想像を遥かに超えてラジカルだったのかも知れない。
これは、実に嬉しい発見で、今日の会議をアレンジ出来たことは、とても良かった。
夜は、この会議と同じホテルで、IEEE-SA のFourmと懇親会。Forumでは、僕の標準化との関わりをもとに、日本の参加者へ標準化のメリットを訴え、外国からの参加者には、日本の関係組織ななどの網羅的解説をさせてもらった。