今日の夜は、某監査法人主催のビジネスマッチングミーティングというのに参加。先日、知り合いのソフト会社の方から、この会合でのピッチに参加してはと紹介され、勉強のために参加してみた。
監査法人がこういうスタートアップとVCのエンゲージメントな機会をつくっていることは聞いていたけど、ここに限らずかなり盛んにいろいろなとこで開催されているのを知って、すこしびっくり。
確かに、IPOにしろM&Aにしろ、スタートアップにとっては、監査法人の力が必要だし、監査法人にしてみればディールを引き受けることは本業なので、そういうチャンスを広げる必要が有るわけだ。
この監査法人とは、Root,Inc.がまだIPOの可能性があったころに、いろいろと相談させてもらった代表社員の方がいる。たまたま、今回の事務局の方に話をしたら、近い部署で話が直ぐに通じで、今夜のイベントの時に顔をだしてくれて、久しぶりに再会。
今日は、僕も含めて5社が15分の発表+10分の質疑を順番に行った。全員の発表後、審査があってプレゼン大賞なるものを選ぶ方式で、今夜は恥ずかしながら僕が大賞に選考いただいた。
こういうイベントだと、とても若い方が多くて、僕のような年寄りが出て行くのはちょっとねと思うのだが、今日は比較的年齢層が高くて安心した。
ちょうど、今日の午後にEverySense,Inc.の会計規則について、会計士の方とすこし打ち合わせをしたのだけど、情報流通経済は、まだまだこれからなので、制度設計的にもクリアにしていないといけない部分が多い。
会計は、結局のところ時価会計をして透明性を出すには、原価算出が重要なのだが、情報という材の原価算出は、なかなかに難しい面があることだけは、なんとなく判ってきた。