午後から京都の某メーカを訪問。打ち合わせに先立ち、同社の歴史から最新技術を紹介する展示館をご案内いただいた。医療用の高精度タイマーからスタートし、自動制御や計測の分野で、部品からシステムまで展開されてきた歴史がよく分かる。中でも、自動改札機やATMなどは、ぼくも30年位前に某社で仕事上関係していたので、興味深かった。
一方で、最新の技術と、みらいに向けた取り組みの紹介は、プロジェクションマッピングをうまく使った演出で、これだけでもかなり面白い。そのうえで、いくかつ個別の制御技術については、それをとても分かり易くみせる動態展示の工夫があって、それ自体にちょっと感心させられてしまった。
製品や部品の開発だけでなく、そこに使われている技術を、前提知識の無い人にいかに伝えるかは、職業の分担化が進む現在、より重要なことだ。こういう、みせる技術というのは、大事だなぁと再認識した。
京都には、ポケストップがいっぱいあるということで、せっかくだから一回りと行きたいとこだったのだが、残念ながとんぼ帰りでそんな時間は無かった。