今は、それなりの規模の会社には、必ず情報システム部門があって、 社内LANの構築から、インターネットアクセス、グループウェアの運用管理など、さまざまなITサービスをしている。
僕の周りは、IT系の技術者、研究者が多いのだが、悲しいことに自社の情報システム部門に対する満足度というのは、総じて低い傾向にあるみたいだ。そんなわけで、やれうちの会社の情シス.....的な愚痴は、よく話題に上がる。
そんななか、データ流通推進協議会みたいに、複数の会社が参加するコンソーシアムでも、単なるファィル共有から、共同編集、カレンダーの共用などのサービスが必要となる。ところが、各社のポリシーが異なるので、なかなか共通のベスト解というのが難しい。
いま、データ流通推進協議会は、100近くの組織が参加していて、三つの委員会がアクティブに活動しているので、各委員会に IT担当を決めてもらい事務局との間で、これらのサービスのあり方なども調整している。
今日は、そんな情報システム担当の皆様と事務局の顔合わせ的会合をさせていただいた。基本的に、ボランティアベースの活動なので、相互に負荷のかからない効率的なゴールを目指す必要があって、これはなかなかにハードルが高い。
将来的には、グループウェアなどの導入も必要だけど、まずは情シスさんの大変さを再認識した。