今日の午後は、電子情報通信学会のPN(フォトニックネットワーク)研究会で、招待講演。この研究会では、過去にも講演を引き受けたことがあるけど、いつもメインのフォトニックネットワークとは、離れたお話。 一応、去年まで参加していた共同研究のネタは、この研究会の範疇だし、共著の発表もここでしてるんだけど、今回は幹事団の皆様のリクエストに応じて、データ流通なお話しをさせていただいた。
実は、今回の依頼は旧知の研究仲間の先生からだったが、その依頼のやりとりの時に、こんなことがあった。
僕「日程的には、いまのところ空いてますが、場所は何処ですか?」
依頼元「東工大の田町キャンパスってつまらない場所です。」
僕「あのー.....そこ僕の母校だった場所なんだけど....」
なんて、会話がありました。
というわけで、なんと40年前に卒業した高校の敷地の一部が親の大学の施設になっていて、そこの建物が会場だった。しかも、その新しい建物の場所は、間違いなく僕らの教室があったあたりだ。まぁ、細かくいうと、僕らのクラスは、もう少し北の道路よりではあったけど。
しかし、会場の窓から見える反対側には、僕らが高校生の時にもあった鉄筋4階建の校舎が、多少耐震補強された形で、まだ現役に使われていた。この校舎の屋上にプールを作って、地上においた発電機と導水管で繋いで揚水発電のデモをするのが、電気科の伝統だったなんてことを思い出した。
当時、通学しながら学内の大学生協でバイトをしていたんだけど、その生協のあった古ーい建物は、もう跡形もない。
しかし、FaceBookでわかったのは、結構業界にはOBがいるんだよね。もっとも、僕の同級生の有名人は、脚本家だったり芸能プロダクションだったりで、電気な人はいないけど....
というわけで、つまらない場所というのは、僕には想い出のつまった場所でした。