今日は、伊豆パノラマイドの日本馬術連盟(JEF)公認競技の60kmにPooと出走。エンデュランス大会への出走は、病気の治療とか落馬とかもあって、昨年の12月に同じコースで開催された60kmのトレーニングライド以来、実に10ヶ月ぶり。
60kmは、昨年の山梨エンデニュランスのトレイニングライドを完走していたのだけど、十二月の時はJEFへのライセンス移行をしていなかったので、トレイニングライドだったから、公認競技への出走は今回が初めてとなる。
トレイニングライドの場合、早着時間の制限もあり、順位は付けないで、その名前のとおり馬とライダーのトレーニングが第一。これに対して、競技の場合には、早着の制限はなく、順位づけも行われるので、どうしても競い合って馬に負担をかけてしまうことなることもあるのだが、今回出走したJEF 60km競技は、全部で5人・馬が出走で、そのうち、アラビアン系は、僕をいれて3人・馬のいづれも山梨を拠点としている顔見知りの馬たちだったので、楽しく走れた。
60kmは、30kmのコースを二回(2レグ)走り、1レグ終了後に獣医検査と強制休止時間が入る。結果は、合計で5時間33分53秒、平均時速10.8km で、無事に完走&3着入賞だった。
今回は、FEI(国際馬術連盟)の公認競技80km/120kmも行われるので、審判、獣医師などもFEI資格を有する方々で、アメリカなどからも参加されている。また、順位とは別に表彰されるBestCondition賞の審査もあって、こちらは今までまったく経験のない歩様検査で、残念ながら60kmは該当なしだったけど、とても勉強になった。
とはいえ、1レグ目は、自分としてもまぁ納得できたのだが、2レグ目は、やはり馬との折り合いやバランスなど、反省することが多い騎乗ではあった。もっとも、初めての公認競技&10ヶ月ぶりの復活戦なので、完走が第一目標だったので、まずは目標達成でもある。
今日も、Sunny Fieldの仲間が、わざわざクルーに泊まりがけで参加してくれて、リカバリーのクールダウン体制もバッチリだった。そして、相方Pooは、唯一の20世紀生まれという高齢にも関わらず、本当に頑張ってくれた。
天気も、昼間はかなり暑くなったけど、80kmのゴールまでは好天だった。ただ、夕方から激しい雷雨になり、120kmの最終レグの出発は、暫時延期となっていたのだが、結果的にどうなったのかは、僕は電車で帰ってきてしまったので、結果がきになる。
毎度のことながら、エンデュランス競技は、ライダーと馬はもちろんだけど、チームのクルー、運営するスタッフの関係者、一緒に競技にでる人・馬の全てが調和して成り立つことを感じる二日間だった。改めて、関係者のみなさんに感謝・感謝だ。