東京の家を出て、22時間ほどで、ようやく今回のWi-Fi Allianceのヨーロッバメンバーズ会合の会場であるカンヌのホテルに到着。ニースとカンヌの距離感がいまひとつわからずに、ちと混乱していたのだが、フランクフルトで知り合いに会って聞いたらスッキリ。とりあえず、ニースの空港からカンヌのホテルまでは、同じ会議への参加者が三人いたので、割り勘のタクシーで移動。
まずは、会議へのレジストレーションをして、昼ごはんを食べに街中へ。適当に見つけてイタリアンで、パスタでランチを済ませ、部屋に戻って一風呂あびて、少しだけ仮眠。宿泊してるホテルのアメニティのバスジェルの泡立ちがとても良くて、きめ細かい泡立ちに、いささか感動してしまった。
メール処理などをしたあと、夕飯は再び街中に行って、仲間が見つけてくれたシーフードで、シーフードサンプラとヴィヤベース。考えたら昼はボンゴレを食べてしまったので、ひたすら魚介類な1日になってしまった。
それにしても、カンヌというかプロヴァンスには、初めて来たのだが、いまひとつ落ち着か無い。ホノルルもそうだけど、どうして海沿いの巨大リゾート地というのは、こうも品のないというか猥雑な観光地臭が強いのだろう。特に、目抜き通りを埋め尽くすファッションブランドのブティックには、決してショッピング嫌いでないけど、まったく購買欲がそそられない。まぁ、若いうちはいいのだろうけど、歳をとった身には、いささかエネルギーが強すぎるのかもしれない。
数年前にアテネから行った地中海の島々のこじんまりとした景色だったら、一夏をのんびりという魅力を感じるけど、この猥雑な景色には、いくら海が綺麗でもとても3日以上いれないかもしれない。