滞在しているのは言わずと知れた映画の聖地のカンヌだ。ホテルの廊下には、名画の写真が飾られているし、近くのホテルの前庭には、Palme d'Orにちなんで、黄金のシュロの葉を掲げる像のオブジェがあったりする。
今朝は、ホテル近くのヨットハーバーから沖合に停泊するクルーザーなんぞが浮かぶ景色を見ながらの散歩。太陽の降り注ぐ中、地中海に浮かぶヨットなんてみると、僕らの世代は、アランドロンが主演した"太陽がいっぱい"のあの旋律が頭のなかに流れる。
しかし、この景色のなかで、是枝監督の"万引き家族"がついこの前Palme d'Orに輝いたのだけど、映画と外の景色のギャップ感って、どうだったんだろうって思ってしまった。